Lovin' You

2007-06-25 | Music
ほぼ定時に職場を抜け出し目黒へ。
約2年ぶりのBAJ、カウンターでチケットを受け取り、案内されたテーブル席はなんと
立てかけてあるギターの目の前。
先に到着していた友人達にはそれが私のリクエストだと思われていたが(苦笑)
偶然の幸運だった。
そんな偶然と、予想に反する場内の空き具合に驚きつつ、
緊張が高まるままにライブがスタートした。

NAOHちゃんは三宅伸治バンドでも活躍しているSaxプレイヤーとのこと。
初めて観るが、細い身体とは裏腹にファンキーでパワフルなそのプレイにまずは驚いた。
茶髪のソバージュはカツラらしい(笑)。可愛らしい顔から飛び出す関西弁も新鮮。
ドラムスのマーティーさんもかなりのグルーヴ、
最近、個人的には遠ざかっていたような音楽に、歌ものではなくともかなり心惹かれる。
オルガン&Keyは、フィリップさん。クールに弾きながらもヒートアップしていく魅力がある。
最近はトミーさんとのレコーディングセッションをしているらしい。
数曲も終わらないうちにゲストギタリストが呼び込まれた。
黒のTシャツにジーンズ姿の佐橋くん。
こんなに近くで観れるのは100年ぶり!
譜面台を覗き込む瞳や、ギターピックがたゆむのさえも見えてしまう。
RAWGUNSで活動中はもうこんな時は来ないと思っていたから、まるで夢のようだ。
使用ギターは、ゴールドのストラト、黒の入ったレスポール、ガットギターの3本。
NAOHちゃんと2人きりでスタートした「Lovin' You」
ガットギターのあまりに美しい音色と「もう二度とこんなに近くで見ることはないだろう」という想いで
涙が出そうになった。

終演後、昨年秋からずっと渡すことが出来ずに、何度か書き直した手紙を手渡すことが叶った。
こんな素晴らしいセッションを見るチャンスをくれたNAOHちゃんと佐橋くんに感謝。
夢だったのだろうか。
もう何も思い残すことはない。



NAOH funky session
2007.6.25(MON)@Blues Alley Japan
NAOH(Sax)
Phillip Woo(Key&Org)福田尚生(B)Marty Bracey(D)
内潟敏(G)
Special Guest:佐橋佳幸(G)