I Cherish You

2007-06-26 | Music
松さんの約4年ぶりの全国ツアー。
特別にお目当てのミュージシャンがいるわけではなかったが
音楽監督が佐橋くんということで
やはりどこかで一度は見ておきたいと思っていた。
偶然の公休が東京公演の2日目に当たり、足を運ぶことが出来た。

24列。予想以上に遠い座席。開演前にTodd Rundgrenの「Hello, It's me」がフルで流れたのが印象的だった。
「きみの笑顔 きみの涙」で元気いっぱいにスタート。
ジーンズに白のロングシャツ、ボーイッシュな出で立ちの松さん。
歌はうまい。
でも音が全体的に大き過ぎる違和感。これは自分が綾香ちゃんのステージに慣れているせいだろうか。
客席の反応がうすく、静か過ぎる違和感。
松さんの挨拶やちょっとしたMCもあまりに一方的な印象が残る。
丁寧に歌っているのに心に響いてこない違和感。
知らない曲は何ひとつないというのに。
これは自分の思い入れの問題だろうか。
そう、4年前のツアーには佐橋くんがいて、kyOnさんも拓ちゃんもいた。
それでも、やはり金子飛鳥さんのバイオリンとタッグを組んだ「a piece of life」や
「水溜まりの向こう」は素晴らしかった。
松さんはCDデビューからちょうど10年が経つという。
その10年を振り返りながら「I STAND ALONE」~「ほんとの気持ち」まではメドレー形式となった。
どれも好きなナンバーだったこともあり、メドレーではもったいない感がある。
本編ラストはデビュー曲「明日、春が来たら」
アンコール。
「Cherish You」はただただせつなかった。
小田さんのコーラス音がかぶった「おやすみ」、素敵だった。
そしてあっというまに2時間のステージが終了した。

終演後、客席に森山未來くん、スキマ大橋くんの姿を認めたものの、
会いたかった人の姿はなかった。



MATSU TAKAKO concert tour 2007 "I Cherish You"
2007.6.26(TUE)@中野サンプラザホール
松たか子(Vo,Key)
柴田俊文(Key)石成正人(G)tatsu(B)河村智康(D)金子飛鳥(Vln,Cho)大滝裕子(Cho)
(1階24列39番)

01 きみの笑顔 きみの涙
02 みんなひとり
03 時の舟
04 イナーシア
05 春風スクランブル
06 惑星
07 白い坂道
08 a piece of life
09 水溜まりの向こう
10 ソレアレス・メモリー
11 未来になる
12 I STAND ALONE
13 サクラ・フワリ
14 Stay with me
15 夢のしずく
16 桜の雨、いつか
17 コイシイヒト
18 Clover
19 ほんとの気持ち
20 明日、春が来たら 97-07
Encore
21 Cherish you
22 now and then
23 明かりの灯る方へ
24 おやすみ