雨に詠えば

2007-06-18 | Music
仕事を終えて渋谷へ。約2年ぶりのWasted Time。
雨男、野辺さんのライブだから、てっきり雨が降るものだと思っていたが
奇跡的に(?)くもり。
扉を開けた時には、すでにひろみちゃんのステージの真っ最中だった。
友人がキープしていてくれた、カウンターそばの後方席に座る。
彼女のピアノ「弾き語り」は初めて観た。
エレガントな印象を受けた。
1年前のHobo King Sessionで披露されたオリジナル曲「JOY」を再び聴くことが出来て、懐かしかった。

休憩をはさみ、野辺さんのステージ。
前半は新井くんと2人きりのセッション。
久しぶりに間近で観る新井くんは、何だか貫禄と余裕さえ感じさせる面持ちで、頼もしい存在になっていた。
野辺さんは、そんな新井くんを従え、観客の出方を見ながらMCも含めて手探りしているような進行だったが
残りの2人を迎え入れた後半には、しっかりと聴衆の心を捕えていた。
やはりこのバンドの結束力は強力だ。
「私たちが望むものは」、すごかった!素晴らしかった!
この曲以降、本当に立ち上がって踊りたいくらいだった。
野辺さんは「素足のままで」では、なんと不安定な椅子の上に乗って立ち上がり、サビの部分をリードしていった。
この突然のアクションには、バンドメンバーもビックリ(笑)

セッションタイムには大好きな「It's Too Late」
途中から観に来ていたシンタくん、藤本くんまでもが加わって、狭いステージが総勢9名に!
何気に昨年の高松以来の「意地弦」を見た(笑)。
この一見切ない楽曲でこんなに奥深いセッションが出来るなんて驚きだった。
そしてラストナンバーは「恋は桃色」
なんて楽しい光景だったことだろう。
生の音楽に触れることが、こんなにも心を豊かにしてくれるのだということを
改めて感じた一夜だった。



「雨に詠えば」
2007.6.18(SUN)@渋谷 Wasted Time
竹内宏美(Vo,Key)
野辺剛正(Vo,G)
新井健(G)横倉和夫(B)橋谷田真(Per)
Guest:大塚利恵(Key)木村K児(Harp)藤本一樹(G)常田真太郎(Key)

01 Blossom
02 Somebody
03 大切な日はいつも雨降り
04 希望の唄
05 Brand New Day
06 彼女
07 Everyday
08 tick-tack
09 私たちが望むものは
10 サイドシートの君は
11 素足のままで
Pause
12 It's Too Late
13 恋は桃色


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