五月満月祭

●五月満月祭（ウエサク祭）

・・・五月の満月には天界と地上の間に通路が開け、ひときわ強いエネルギーがふりそそがれるという。
五月の満月の宵に、山内の僧侶がつどい、満月に灯を捧げ清水を供えて、宇宙の大霊より大いなるお力をいただき、自己の魂のめざめを祈る儀式が鞍馬寺で古くからひそやかに続けられて来た。


　　　　　　　　　　　　－パンフレットより抜粋





午後１１時前。



鞍馬寺に到着。



ちょうど二部の真っ只中。



燦然と輝く月の光の下、


僧侶たちの読経が場の空気を震わせながら響き渡る。







・・・密教や・・・！！！チベット密教やわ！！！







写真撮影は禁止されていました。



まるで映画を見てるような、


夢の中の出来事のような気分。




だけど不思議と魂とか、こ難しい気分ではなく、




「ああ！やっぱりぼくは月がだいすきなんだ！」




とすごく素直でうれしい気分に満たされてた。






今回、何度か参加している友達に誘っていただいて行けることになりました。




出発前、一部から参加してた友達からメールが届く。




「熱いわ。Tシャツやわ。」




準備していたダウンをカバンから出して仕事後、急いで向かう。



なんとか出町柳に到着。




友から二度目のメール。




「寒いわ。無理やわ。」




・・・・・・・！！！





小雨で塗れた砂利の上、



寝袋にくるまれて満月の一晩を眠りました。






貴重な祭に誘っていただきありがとう。





来年こそは惑わされず万全の準備で参加するわ！







月の光を体に浴び眠る。





ぼくの魂がよろこんだひとつの夜の出来事。