神戸映画資料館にて、『時』木村卓司監督、弾いてまいりました。
ご来場いただいたみなさま、ありがとうございました。
60分間の即興演奏。
「少しくらいは楽譜を書こうかな。」
と思ったけど、
監督がこの映画に込めた想い、
つかもうとしても指先から次々とこぼれる雫のような『時』を表現するのに、
あらかじめ考えた曲を演奏するのはどうしても違う!と思い白紙のままで挑みました。
終演後のあいさつで監督が、
「曲が美しくて泣きそうになりました。」
と言ってくれた。
そう思ったのが監督とぼくだけだったとしても、それでよい。
終演後に握手などはしなかったけど、
お互いの作品を通じて、上映中にこの上ない握手をしたように思う。
夜中、酔っ払ったらよく1時間も2時間も弾いてた即興演奏が日の目をみる時がくるなんて、
監督への感謝は計り知れない。
ああ!今日もいい日だった。
大阪や奈良から来てくれたみなさんもありがとうございました!