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日々、暮らしの中で考える。・・・・・・木もちeー暮らし

普通の暮らしの中で気がついたこと、考えたこと。またこのような生活の視点を通し、仕事で出合った方々のお話を綴っています。

「大変」は大きく変わるとき。

2011年10月21日 16時24分09秒 | 暮らし
尾鷲の木許先生のヨガ&気功教室を通いはじめたのがキカッケで

木許先生の師匠にあたる気功師 中健次郎先生の気功入門のDVD書籍をアマゾンで購入し

DVDをみながら自宅でちょっとした時間に気功をするようになって1週間。

(なかなか教室には毎回通えないので)

丁度、娘が咳で保育園を休んでおり、いつもの事ながら

薬を飲んでもなかなか咳が治らないので、一緒に気功をやったところ

娘の方が「お母ちゃん、ヨガやろうよ(ヨガも気功も娘には同じ)」と毎日のように言ってきます。

毎日ちょっとした合間に親子でチョコチョコ気功体操をするようになりました。

わかりやすいDVDなので入門編としてはオススメ。

気がつくと、肩こりと腰痛が無い!

ついでに娘の咳もよくなればなーと思っています。

気功についての基礎知識などは読んでいないのですが

なんだか、とても素晴らしい予感です。とりあえず3日坊主にはなっていません。

最近、介護施設に行く機会が多いせいか

老後の健康も気になり、なんかしないとと思った矢先に出会ったDVD書籍。

これなら私でも続くかも・・・・・。

主人も気功かヨガしないかな~と密かに期待しています。




話が変わりますが

来年に出す、山SUN通信も

今回はスタッフでテーマによって記事を分担するといった始めての試み。

今までにない山SUN通信が出来そうで楽しみです。



昨年の10月にベテランスタッフの長期休暇によりスタッフT君が入社し早一年。

今では小川社になくてはならない人になっています。

また4月より、発送担当のKちゃんもパートで入社となり

Kちゃんのお陰で発送室が常に整理整頓された状態で使いやすい。

ありがたいことにベテランスタッフも復帰し

スタッフUさんはデザインも覚えてくれています。

人が増えた分、経営者としても責任も大きくなるけど

人が増えたことにより、今まで行き届かなかったところまで、出来るようになりました。

不思議なことに其々の人が其々の役割がスポッと収まっています。

会社も人によって支えられていることよーくわかりました。

スタッフに感謝感謝です。



「幸せは、ときには不幸な顔をしてやってくる。」


といっていた誰だったかな?とても偉い方が話していました。

もしベテランスタッフが長期休暇をとらなかったら

小川社も男性社員を入れる決断までは出来なかったし

「「大変」は大きく変わるとき」って本当だなと思います。





世の中大変な状況ですが、

「「大変」は大きく変わるとき」と口づさみ

悲観的にならず、希望を捨てないようにしたいものです。

なんだか小川耕太郎∞百合子社の流れが変わりそうな予感がします。



台風

2011年09月06日 23時56分11秒 | 暮らし
結婚して15年経ち

尾鷲の殴るような雨に、多少は馴れてきたものも

今回の台風は、本当に怖かったです。丁度、土曜日にロシアの島で震度7弱の地震もあり、津波の影響はなかったのですが・・・・更に緊張しました。



なぜか?いつも主人の出張中に台風が上陸することが多いのです。



確か・・・・・。

娘が産まれ5ヶ月の頃のお話ですが、

大雨洪水注意報が発令され、その時点で、オムツと水その他

色々をバックにつめ避難所に持っていきました。

当然、避難所はまだ鍵が閉まっていたので、

いざとなったら娘だけをおぶって逃げれるように

一晩荷物を避難所の前において、自宅待機をしたこともあります。

そのことを皆に話すと「避難所の鍵も開いてないのに」と大笑いされました。

出張中の主人は笑うというより呆れていました。

確かにやりすぎですが、自然災害を体験したことの無い私には

自然災害の時にどんな対応をしたら良いのか正直わからないところがあります。






今回も怖がっていたのは、私だけなのか?

主人はいたっていつも通り平然としてました。

風土に慣れているというのか?私には考えられないところがあります。

台風が上陸する土地で育つと小さい頃から災害の怖さを聞き、災害慣れしているのだろうか?

主人は、今回被害が大きかった那智勝浦や新宮地区を心配していたようです。

この地区は小川耕太郎∞百合子社をはじめた当初からお付き合いのある業者様が多く

「なんらかの形で手伝いにいかないと」と考えていたようです。

でも私の場合は、主人が留守なことが多く、

果たして?私はいざという時に、慌てず敏速に対応できるか自信がないので

とりあえず、台風が上陸する前に、避難できる体制だけは早くとろうと思いました。





災害のたびに思うのですが

こういう状況の中

地元の消防団や

避難所で待機する市の職員さん達が

道路にしても電話回線、電気など復旧に携わる人 ほか

影で支えてお仕事をして下さる方々に頭が下がる想いです。







台風といえば・・・・・・・

結婚した当初にもすごい台風が上陸し

尾鷲市内のミカン畑の木がかなり倒れました。

台風が去った後、

何年もかけて育ててきた木が倒れている風景をみて、

湧き上がる感情よりもあるかと思いますが、

そんなことを微塵とみせず、淡々と倒れた木を片づけていました。

ありのままの現実を受け入れ行動に起こす態度に

多くのことを教わったような気がしました。

今改めて、その凄さを感じます。






























世界の子ども部屋から構想を練る、我家の子ども部屋。

2011年09月01日 23時20分38秒 | 暮らし
築80年の家をリフォームした際に、まだ5歳の娘には早いですが、子ども部屋をつくりました。

最初は喜んでいましたが、保育園から帰って、親と過ごす時間が少ないせいか?

この部屋はお友達が来たときしか使いません。

結局・・・・・娘の着替え置き場以外には、機能していない部屋になっています。




娘「小学生になったらリビングで勉強をする!机はいらなーい。」

というので、我家は勉強机は買わず、リビングの座卓を子ども用テーブルにも変えられる足に換えました。

この足は状況によって、座卓に変わるので来客の多い我家では、人が多いときは座卓に変えられるので、便利です。

しかし足の高さがちょっと低かったので、図書館の子どもコーナーくらいの高さに変える予定です。

椅子は図書館においてあるようなスチール製の椅子を置けば、

入らないときは椅子を重ねらて収納できればと思っています。

または折りたたみ椅子を探しています。候補としては・・・・・

▲デンマークの学校で使われている椅子。椅子が重ねられるので便利。我家のリビングテーブルには足が長いかも。
山口県にあるショップ トローブ


▲無印良品の自分でつくる紙筒椅子。子どもが自分で落書きできるのが魅力。高さも調節してつくれるそうです。
 子どもが高学年になり、自分の部屋で勉強するようになれば、燃えるゴミとして廃棄できます。

我家にはバランスチェアーが一脚あるので
結果的にはリビングではなく・・・・食卓で勉強しそうな気配があります。
この家に引っ越すまえから、我家ではこのでかい食卓テーブルでなにもかもするので
常にテーブルの上が散らかります。


そこで!

教科書などを納める収納は、キャスター付きの収納本棚をつくり、

普段はダイニングの収納に入れ、勉強するときに出し入れできればと考えています。


▲子ども用の椅子を買う前に、ここの収納を機能的に整理しなくては・・・・・。


リビングコーナーには娘のピアノが占領しています。

我家の夕食後は、主人が和室でごろ寝しながらテレビをみて、お酒を飲んでいる横で

リビングで娘がピアノの練習をしています。

ピアノのレッスンしていると、

父親が「今の曲ふんわりして、上手に弾けたね。」と声をかけられるので

娘にとっては嬉しいようです。

しかし・・・・・リビングにオーディオとソファーとテレビを置きたかった主人の夢は、遠くなりつつあります。

まぁ反抗期に入ったら、子ども部屋にいくとは思いますが。












主人「もうすぐ小学生になるから、勉強はリビングでしても・・・・子ども部屋にカーテンくらいつけよっか」

という話になり、世界の子ども部屋の本を探しました。

主人の嗜好はシンプルなカーテンをつけるか もしくは蜜ロウワックス仕上げの木製ブラインドを取り付けたいのですが・・・・・・

世界中の子ども部屋をみると、子ども部屋ってとてもカラフルで

集中して勉強する空間ではなく、子どもの世界を広げる空間なのかな?と思いました。

一応、木製ブラインドも色のバリエーションがありますが

わざわざ、柾目でつくった木製ブラインドに色をつけるのもなーということになり

カーテンかロールスクリーンにする予定です。

  

  



インテリア雑誌なので安っぽい色あわせの玩具が置いてないのでごちゃごちゃみえない・・・・・

海外の家は大きいため、子ども部屋も大きく、ベッドも机も余裕で置けますが

このイメージを4畳半の子ども部屋にもっていくと、うるさく感じる気がします。

最近、AKB48に熱狂している娘に部屋のコーディネートをまかせると

きっと恐ろしいほどミーハー空間になるでしょう



▲押入れの上をロフトに!


私的には、小学生になったら押入れの上に登れる階段をつくり、ロフト空間を与えたらどうかと思っているのですが。

小学生用の机も買わないことになったので、代わりにハシゴとロフトから転落しないように柵をつくれば、空間広く使えます。

考えてみれば、絵本にでてくるような子どもの世界にどっぷりはまって遊べるのも、ほんのちょっとの時期です。

ロフトでだらーんと本を読んだり、秘密基地にしても楽しいのでは?

また、大きくなれば寝室にも出来るし(夏は暑くて寝れないと思いますが)

4畳半の子ども部屋には、良い案だと思いますが・・・・・娘はいまひとつピンとこないようです。





今はやたらでかいダンボールハウスが占領している子ども部屋ですが、

少しは子ども部屋に手を入れてみようかな~
 
▲従妹の家にあるダンボールハウスに憧れ、我家にもやたらでかいダンボールハウスをつくりました。


結局、独立した部屋があまり無い我家では、

娘の小学入学をキッカケに」、部屋全体の収納から考え直すことになりました。

自分の部屋で寝て、お勉強すればここまで大掛かりにならないんでけどな~


寝たきり率の低い、北欧のリハビリ事情。

2011年08月22日 01時45分13秒 | 暮らし
今日は、静岡からステキな女性が[実験台の家(我家)]へ尋ねてくれました。



小川社が立ち上げる前からお世話になっているH様が、リハビリ病院の役員をされているSさんをつれてきていただきました。

医療関係者のS様は、最近は頻繁にノルウェーやスェーデンなどに視察にいかれるそうです。

北欧の機器はもとよりリハビリや介護の考え方やマネージメント、プランニングなどを学んでいるそうです。






S様のお話によると、北欧は寝たきり率が世界の中でとても低いそうです。

その理由のひとつとしてリハビリや介護の考え方が

日本とは全く異なるようです

リハビリに一番大切なことは「自分自身で意識して自分の中にある力を引き出すこと」らしいです。

このお話はとても奥が深いので

詳しくはS様が役員をされている医療施設 駿府の杜をご覧下さい。

目から鱗!こ今までの概念が根本から変わる、リハビリ病院です。





ところでなんでこんな話になったかというと・・・・・・・・・・



なんと我家のハンモックチェアーをみて・・・・・・


「この家ならRed cordが使えるかも」と思われたそうです。




Sさんは、友人のアウトドアエッセイスト山村れいこさんに

モンブランの競技に向けて、Red coedをプレゼント
されたそうです。



Red cordとは

ノルウェー産のリハビリやトレーニング機器で有名だそうです。

最近はヨガにも使われているそうです。


▲Red cord


アウトドアエッセイストやライダーの山村れいこさんは

自宅のログハウスの梁にRed cordを取り付けトレーニングされているそうです。

北欧ではリビングにRed cordをとりつけ 

90歳の方がまるでテレビをみるような感覚で

気軽にトレーニングをしてる光景をよくみるそうです。







そのお話を聞き

私「我家にもRed cordをつけてみようかな?実はこの家はお風呂までバリアフリー設備をいれ、リフォームしたんです」


S様「それは良いですね。北欧の家もこんな感じの木の家でリハビリやトレーニングをされていますよ。ハンモックチェアーがかけられる家だったら取り付けられますよ。」


私「そうですよね。梁がむき出しになっている家じゃないとできないし。我家の家をみて、少しでも日本の木を使ってみたいなーと思ってもらえるために

 自宅 兼 モデルルームをしているのですが、最近生活しているからこそでてくる具体的なモデルルームにしていきたいなぁーと思っていたんです。

 Redcordだったらお年寄りだけじゃなく、子どもも楽しめそうですよね。
 
 そんな住いって理想だなー。お年寄りの方にもこの家を訪ねていただきたいし、リビングでできるリハビリって開放的で良いですよね。」







H様とS様の元気なエネルギーを受けたのか、[実験台の家]の可能性が広がりそうで、とてもワクワクしてきました。

お二人とも自分の仕事に誇りをもたれ、本当にステキな女性でした。

ご多忙の中、遠い三木里町までいらしていただきありがとうございました。





娘にも一言。

今日は朝から掃除で忙しく、
自ら朝食に塩おにぎりを握ってくれてありがとう。


















敬老の日になにを贈ろうか?

2011年08月20日 13時32分09秒 | 暮らし
暑い日が続いていますが

もうすぐ9月ですね。

敬老の日は何を贈ろうかしら?

主人の祖父や祖母は他界し、一方私は父方の祖母が健在です。

91歳になる祖母は

「もう私は整理して生きているんだから、何もいらんよ」といいます。

洋服の趣味もかなりこだわりのある人ですが、今はほとんど人にあげるか処分したらしい。

「私が他界した時に、自分の荷物が整理されていなかったら、残された人が大変じゃろ」

祖母は20歳~65歳まで現役で働いており

シャキシャキの人だったので、祖母らしい気遣いだなぁと思いました。

しかしそんな祖母にプレゼントするのは・・・・・うーん本当に難しい。

ココ何年かは、消耗品なら良いだろうと思い、
少量の高級フルーツや、花ふきんなどをプレゼントしていました。

珍しいものだったせいか、結構喜んでくれました。

▲花ふきん2枚セット (税込み,化粧箱入1.680円)


▲山梨に嫁いだ親友の親戚がつくっている高級フルーツ





話が変わりますが、小川社の生活雑貨は、ベテランのスタッフKさんとUがセレクトしています。

今回はUさんが「敬老の日」にも使える雑貨を揃えています。そんなセレクトを横目でみて

コレなら祖母も喜ぶかもしれないなと思いました。

どの小物も日本の伝統技術を用いて、商品化されています。




和紋裂のルーペ(税込2.940円)
年を重ねると、書類などを見るときに、まずルーペを探すことってありますよね。
このルーペは紐が調節できるので、鞄につけたり、身につけたりできるのでかなり便利かと思います。
こういう気遣いがある商品って実用的ですよね。


 
大和印伝のめがね紐(税込1.470円)
これはさりげないお洒落でいいなーと思いました。ニットにも合いそうな眼鏡紐です。


 
大和印伝の2段式カードホルダー(税込2.100円) カードが40枚入りますので、診察券などもカンタンに取り出せます。

今年4月に入社したスタッフKさんは、小川社に来る前は
介護の仕事をしており「年をとると、手先が動かなくなるから、こういうのって取り出しやすいですよね。見開きだと見やすいし」といっていました。
Kさんのコメントになるほどなぁ~と感心しました。


 
和紋裂(わもんぎれ)らせん玉小銭入れ・菱鹿(ひしじか)(税込み 2.625円)
マチがたっぷりあるので、小銭が見やすく取り出しやすい。
生地の組み合わせもステキです!和紋裂の生地とスエードがあわされています。





小川社のスタッフは皆アラフォー世代なので、選ぶポイントが実用的です。(笑)

こういった暮らしの視点って大切ですよね。

生活雑貨のネットショップ入力もUさんがはじめています。

そんなUさんの視点が、惹き出されるネットショップになれば、面白い展開がでれくるだろうと期待しています。





またまた話が変わりますが、私は長勝鋸のH.P制作をする中で、今回一番大変だったのが「わかりやすさ」でした。

長勝鋸の切れる理論をWEB紙芝居にしたり、苦手な文字組みを挑戦し、ぱっとみて読みやすい行間や字詰めを心がけました。

まだまだ目指すことと技術が追いついていませんが

これも暮らしの視点なのかもしれません。

それにしても、いくつになっても勉強することって多いものです。





長年、仲居を勤めていた祖母は、小学生の頃の私に

「お客様の話を聞き終え、その話題について勉強する気持ちをもたないと、会話は成立しないよ。

いくつになってもどんな環境でも勉強したいという気持ちをもつことは、大切じゃよ。

学校で学ぶわけじゃないから、好奇心旺盛じゃないと、生活にを追われて勉強って続かないからね。」

と話してくれたことを思い出します。

この年になって、祖母の言いたかったことがシミジミ伝わっています。