ピータラビットの著者ビアトリクス・ポターさんは
裕福な家庭で育ったので
学校にもいかず、家庭教師に勉強を教わったそうです。
幼少時代からたくさんの動物を飼い
動物同士の関係をじーっと観察したり
様々な動物の毛を顕微鏡で黙々と洞察して
毛の違いをスケッチしたとか。
その話を知り
あの異常に上手い動物の絵と
グロテスクだけど説得力のある動物の描写は
そこからきたのか!と思いました。
今の時代だったら、心配される子どもとして扱われるかもしれませんが(笑)
最近、時々思うのですが
子どもの時くらいこういう気に向くままに
なにかに没頭する時間があっても良いんじゃないかと。
大人になったら、毎日動物を観察して過ごすことはできないですから。(笑)
確か?タモリさんは「幼稚園にいきたくない」といいはり
小学校へ入学するまでは、毎日家の前に通路に通る道行く人を観察していたと聞いた事があります。
先日、cafeスケールで雑誌「天然生活」の中の柚木さん(染色家)の特集を読みました。
柚木さんは「模様の上に模様を考えるのではなく、模様の根源となるものを観察し模様を創る。」
「生活の中を観察し、生活に根ざした模様を産み出す」というような内容を仰っていました。
柚木さんほどの巨匠となっても、今でもイロイロな地域の暮らしをブラブラ観察し模様を考えられるそうです。
確かに見た目は同じ模様でも
なにか良い模様にちょっと添えたものを書いている続けている人には
世代を超えて感動を与える力は無いような気がします。
作家やアーチストだから無為に過ごした時が
形になっていくこともあるかと思いますが
別に普通の人の普通の生活の中でも
無為に過ごすことは、大切だと思います。
自分の話になりますが・・・・・
デザイン専門学校の授業でのお話ですが。
確か課題が「人間」。それだけ。テーマは自分で考えることから始まります。
私は人間観察をしに電車へ乗り
確か山の手線で10週近く周り
電車に乗る人をスケッチしたことがあります。
(山の手線は同じ線路を何週も回るの電車賃が一駅分でもずっと乗れます)
目を閉じると、靴の音も其々微妙に違い
足音でもその人をあらわすんだな。と思ってことがあります。
課題という名目があったから良かったのですが
名目がなかったら変人扱いですね。(笑)
でも今思うと、美術やデザインを名目に
そんな無為に過ごす時間があってよかったなと思います。
(そんな時間を過ごせたのは親のお陰ですが・・・・・)
勉強や社会のルール、家のお手伝いも大切なことですが
子ども時代は、好きなことに夢中になって
はたからみると無駄に見えても
そんな時の過ごし方も大切だと思います。
世の中いろいろな糸で繋がっており
その糸は、やはりその人にしか繋げないように思います。
子どもには目に見えない自分の糸を繋げる人になれるといいなーと思います。
裕福な家庭で育ったので
学校にもいかず、家庭教師に勉強を教わったそうです。
幼少時代からたくさんの動物を飼い
動物同士の関係をじーっと観察したり
様々な動物の毛を顕微鏡で黙々と洞察して
毛の違いをスケッチしたとか。
その話を知り
あの異常に上手い動物の絵と
グロテスクだけど説得力のある動物の描写は
そこからきたのか!と思いました。
今の時代だったら、心配される子どもとして扱われるかもしれませんが(笑)
最近、時々思うのですが
子どもの時くらいこういう気に向くままに
なにかに没頭する時間があっても良いんじゃないかと。
大人になったら、毎日動物を観察して過ごすことはできないですから。(笑)
確か?タモリさんは「幼稚園にいきたくない」といいはり
小学校へ入学するまでは、毎日家の前に通路に通る道行く人を観察していたと聞いた事があります。
先日、cafeスケールで雑誌「天然生活」の中の柚木さん(染色家)の特集を読みました。
柚木さんは「模様の上に模様を考えるのではなく、模様の根源となるものを観察し模様を創る。」
「生活の中を観察し、生活に根ざした模様を産み出す」というような内容を仰っていました。
柚木さんほどの巨匠となっても、今でもイロイロな地域の暮らしをブラブラ観察し模様を考えられるそうです。
確かに見た目は同じ模様でも
なにか良い模様にちょっと添えたものを書いている続けている人には
世代を超えて感動を与える力は無いような気がします。
作家やアーチストだから無為に過ごした時が
形になっていくこともあるかと思いますが
別に普通の人の普通の生活の中でも
無為に過ごすことは、大切だと思います。
自分の話になりますが・・・・・
デザイン専門学校の授業でのお話ですが。
確か課題が「人間」。それだけ。テーマは自分で考えることから始まります。
私は人間観察をしに電車へ乗り
確か山の手線で10週近く周り
電車に乗る人をスケッチしたことがあります。
(山の手線は同じ線路を何週も回るの電車賃が一駅分でもずっと乗れます)
目を閉じると、靴の音も其々微妙に違い
足音でもその人をあらわすんだな。と思ってことがあります。
課題という名目があったから良かったのですが
名目がなかったら変人扱いですね。(笑)
でも今思うと、美術やデザインを名目に
そんな無為に過ごす時間があってよかったなと思います。
(そんな時間を過ごせたのは親のお陰ですが・・・・・)
勉強や社会のルール、家のお手伝いも大切なことですが
子ども時代は、好きなことに夢中になって
はたからみると無駄に見えても
そんな時の過ごし方も大切だと思います。
世の中いろいろな糸で繋がっており
その糸は、やはりその人にしか繋げないように思います。
子どもには目に見えない自分の糸を繋げる人になれるといいなーと思います。