日々、暮らしの中で考える。・・・・・・木もちeー暮らし

普通の暮らしの中で気がついたこと、考えたこと。またこのような生活の視点を通し、仕事で出合った方々のお話を綴っています。

窓から変えよう。自然光を優しく包む、自然素材のカーテンとブラインド。

2011年08月30日 10時09分04秒 | 仕事_ブラインド
先日、インテリアとして「こかげ(蜜ロウワックス仕上げの木製ブラインド)を販売したい!」とのお問い合わせを受けました。

どんな木製ブラインドを選択するかによって印象が変わります。
なんといったらよいのでしょうか。
ブラインドの選択によって
窓辺全体がちょっとした間接照明のようなになり、
空間が全体が落ち着いた印象になります。




この前、我家に見学に入らしたお客様から聞いたお話ですが・・・・・・
熊野にある「山の仕立て屋さん」にカーテンをつくってもらったそうです。
どんなカーテンかというと、
元々家にあった蚊帳を
柿渋に染め直し+カーテンの縫製を依頼したそうです。
レースカーテンの代わりに蚊帳でつくったカーテンを吊るしたそうです。
窓辺が柔らかく変わり、心地良い空間に変わったそうです。


柿渋染めのカーテンではありませんが
麻のカーテンの場合、こんな感じになります。


真冬の1月。朝10:00頃の日差し
キラキラした繊細な冬の光がキレイです。<カーテン素材:麻>
我家では、冬になると厚めの綿100%のカーテンをかさね
2重カーテンにします。
先日、子どもが絵の具でこのカーテンを汚してしまいましたが・・・・・
一部漂白して洗濯機をかければ、ほぼ元に戻りました。
カーテンをクリーニングにだすと、結構費用がかかるので
家で洗濯できる素材にすると、メンテナンス代などの負担がかかりません。







<木製ブラインド素材>国産杉の柾目  

かなり西日がきつい時間帯に撮影しました。
真夏の3:00頃の日差しが、木製ブラインドにより柔らかく変えてくれます。


紫外線による反りなどの劣化を最小限に防ぐために、
使用する木は柾目を選らびました。
写真は真夏の3:00頃の日差しです。



<木製ブラインド素材>国産杉の柾目
真夏の2:00頃の日差し。この部屋では一番日がさす時間帯です。
木製ブラインドにより、木陰のような、柔らかな静寂な光に変えてくれます。




[国産杉+柾目+蜜ロウワックス]仕上げの木製ブラインドの詳細は、コチラをご覧ください。





▲縦型ブラインド:青山オーヴ様(東京都青山) 設計:セキデザインスタジオ様


▲ブラインドのはねを調節することにより、自然光を調光できます。
 ブラインドは、窓枠より高くとりつけているので、ブラインドスペースが壁面照明のようなな役割をします。




柾目は、木目の美しいさだけでなく、紫外線による反りを防ぎます。
また一本の丸太から少量しか取れません。
優れた耐久性をもつことから、昔から桶は柾目の板を用いてつくられます。



ブラインドの細部をご覧ください。
金具は優れた耐久性をもつドイツ製のものを使用しています。
小細工しなくても、木目のもつ美しさをそのままシンプルにデザインされています。
一般のブラインドの羽と比べ、厚みがありますので
省エネ、断熱効果も高くなります。




▲[国産杉+柾目+蜜ロウワックス]仕上げの木製ブラインド


小川耕太郎∞百合子社の総合カタログにも掲載されています。
カタログ希望の方はコチラをクリックしてください。


詳細
ブラインドの掃除方法はコチラをご覧下さい。
小川耕太郎∞百合子社のプチリフォーム~国産木製ブラインド こかげ~
蜜ロウワックス仕上げ木製ブラインドで、心地よい涼を空間をつくり、節電。
蜜ロウワックス仕上げの木製ブラインド’こかげ’~寸法を測る~

クッキングトイから始まった、進化系クレープケーキ。

2011年08月29日 21時44分06秒 | 子育て
お爺ちゃんの誕生日。

誕生日ケーキを買う予定でしたが

娘は「ジージにケーキつくる」

と一点張りです。スィーツ系の料理が不得意な私ですが、

娘の熱意に負けて、スタッフUさんから教えていただいたクレープケーキを創りました。


▲クレープを12枚程度焼き、クレープを層したケーキ。層の間に挟むホイップは2パターンの味にしています。

一つ目の層は、シンプルな生クリーム+バナナクリーム

二つ目の層は、胡桃+生チョコクリーム。

ロウソクは、ダイソーで購入したハッピーバースデーと英字で書かれたロウソクです。






▲近所のHお姉ちゃんから譲り受けた、子供向けの料理玩具 レンジでクレープ を使い何枚かつくりました。


最近、子どもの玩具として注目を浴びるクッキングトイ。

個人的にはそんなもの無くても、料理はできると思っていたのですが

使ってみると、玩具メーカーだけあって、子どもが好きなポイントをよく研究されています。

レンジで焼けるクレープなので、ほとんど失敗なしな上、火の元にも注意しなくてもOK。

ディコレーションクレープのレシピは防水下敷きに書かれています。

私としては、フライパンで焼いた方が片付けも楽で良いのですが

デコレーション用の小道具がたくさんあると、おままごと気分で子どもとしては盛り上がるようです。


▲娘が大好きなアニメ番組「クッキングマイン」の歌を鼻歌で歌いながらクレープを焼き上機嫌でした。






▲次はデコ巻き寿司をつくりたいそうです。

不器用な私にとっては、普通の巻き寿司でさえ不恰好なのに、こんなに出来るのだろうか?

「お母さん、太巻きマッキーがあればカンタンだってよ」


▲次に欲しい玩具はコレだそうです。昨年のクリスマスにバーバーにおねだりしていた玩具でしたが
 激安ショップ ナカミチで動物柄のホットカーペットをプレゼントしてもらい断念しました。


料理がキャラ化して玩具化するほど、物が増えそう・・・・。

ちなみにkキッズ太巻きコンテストがあるそうです。

娘の頭の中は、空想巻き寿司でいっぱいのようです。



小川耕太郎∞百合子社 東日本大震災復興支援活動~チーム日光の取り組み~

2011年08月28日 10時06分58秒 | 環境
 

小川耕太郎∞百合子社が支援させていただく、東日本大震災復興活動。

様々な復興活動があります。其々の取り組みに頭が下がる想いです。

弊社では 復興に向け長期的なボランティア活動をされる

チーム日光様に小川社が掲げる 社会コスト活動の一部を支援させていただいています。

その様子を ブログ_蜜ロウワックス日記_東日本大震災復興支援にてご覧いただけます。

主人は出張で飛び回っており、あまりこのことについて更新していませんが、活動をお伝えすることも大切な使命ですので

やんわりと尻を叩いて書いてもらうようにしますね。(笑)





チーム日光の活動は、仕事で出会ったドア作家の幾何楽堂様も参加されている活動です。

幾何楽堂さんとは初めて会った時から、主人と風貌もそっくりですぐに意気投合したそうです。

彼のブログとチーム日光の活動報告から一部抜粋してご紹介いたします。

皆様、其々の仕事をもちながら、ボランティアをされています。

ここが踏ん張りどころ・・・第11回南三陸歌津伊里前 災害支援

第11回「チーム日光」南三陸ボランティア活動報告
  


チーム日光のメンバー、登山家 片柳紀雄さんら栃木県の岳人5名が、インドのマリ峰の山頂に旗を立てる
(以下 asahi.comより)
日光市の登山家、片柳紀雄さん(62)ら栃木県の岳人5人が7月、インドの未踏峰、マリ峰(標高6587メートル)に挑む。
片柳さんは登山とともに、大震災被災地でボランティアチームの一員として活動してきた。
今回、仲間からチームの名を書き込んだ日の丸を託された。「仲間の絆に後押しされて、山頂にぜひ旗を立てる」と話している。


第12回「チーム日光」南三陸ボランティア活動報告 気仙沼線歌津駅裏手の山斜面の漂流物・瓦礫の撤去作業

 


詳細はチーム日光の奇跡をご覧下さい。

この夏は猛暑や酷暑で普通の日常生活でさえ、大変でしたが

このような活動をされているボランティアの皆様に心より感謝申し上げます。

チーム日光の活動及び支援に興味がある方は是非!ご協力くださいませ。





小さな活動ですが、小川耕太郎∞百合子社は、継続的に

山林活動以外にも継続的に社会活動されている団体に支援していきたいと思います。

今後共宜しくお願いします。

小川社の蜜ロウワックスが誕生するまでの経緯

2011年08月27日 00時05分45秒 | 仕事_蜜ロウワックス


「小川耕太郎∞百合子社といえば「蜜ロウワックス」でしょ。」といわれることが多いのですが、

ありがたいことに、ここ数年は国産材商品(木もちeーデッキ+外壁)の売り上げが蜜ロウワックスを抜きました。





元々、主人は家業が製材屋だったので「消費者に国産材を売っていくためにはどうしたら良いのか」と考えたようです。

確か、十数年前に、K市に地域材を使った学校があると聞き

日本環境地方議員の会の方々と一緒に見学にいったのですが

せっかく木材をつかっているにも関わらず、

校内へ入ると化学塗装の匂いで気分が悪くなる見学者が続々とでてきました。

それをみて主人は

「せっかく50年近く木を育て、製材しているのに、なんでこんなものを使うのだろう」と憤慨したそうです。

しかし自分に胸をあてて見ると、製材した木材がどのように使われていくのかまで考えて製材したことが無かったそうです。

そんな経緯があり、次に尾鷲市で内装材加工協同組合が立ち上がるときに

「尾鷲の内装材も自然塗装対応もしよう!」という話になり、色々自然塗料を調べていくうちに

自然塗料と呼ばれていても乾燥剤や有機溶剤などが使われていることを知ったそうです。

「これらを使わずに自然塗料ができないのでろうか?」と考え、「えぃ自分で創ってやれ!」と決断して作ったのが蜜ロウワックスです。

当時、主人は「ワックスを売るのではなく、日本の山を売っていくつもりで商いをしています」とよく話していました。

そんな経緯をそのまま連載広告をつくったことがあります。


▲1999年~2000年の連載広告
 当時は夫婦2人で早朝~夜中まで働いて、2人で月8万円の収入。そんな時にこんな広告をつくっていたのですから(笑)





事業をはじめ12年経ち、ようやく国産材商品で小川耕太郎∞百合子社の柱となる売り上げを

つくることができ嬉しい限りです。




よろしかったら小川耕太郎∞百合子社の会社理念をご覧下さい。






上手くいえませんが、何かはじめるときは、まるで何かあらかじめ用意されているのではないだろうか?と思うことがあります。

もし主人が製材屋の家に生まれていなかったら、蜜ロウワックスは生まれていなかっただろうし、

「自然塗料を売ってやろう」と思ってはじめていたら

今日の展開にはなっていなかったと思います。







なかなか良い出来事と悪い出来事は、同一上には考えられませんが

どちらも偶然ではなく必然だったように思います。



すごく受身に思われるかもしれませんが

心は、目の前にあることを、楽しむように考えることも出来るし

否定することも出来るので、いくらでも変化できるものではないかと思います。

世界的に大変な時代になってくるとは思いますが

環境をどう捉えるかは心なので

心はどんな社会情勢でも受け入れられるよう、ポカンと空けていることも大切なように思えます。