日々、暮らしの中で考える。・・・・・・木もちeー暮らし

普通の暮らしの中で気がついたこと、考えたこと。またこのような生活の視点を通し、仕事で出合った方々のお話を綴っています。

空手

2010年04月25日 23時57分43秒 | 子育て
3月で娘が4歳になり、念願の空手を習い始めました。


週に2日もあるので
親が大変!と思い、先延ばしにしていました。
しかし娘は、保育園の先生に「空手を習う!」と半年近く
ずっと言っていたらしく、とうとう習わせました。



昨日、初めての稽古にいきました。
意外やこの稽古、みるだけでも結構面白ろい。
稽古にきていた3名は、三重県の大会で優勝したそうです。
動きに切れがよく、かっこよかった。



私も昔、剣道をやっていたせいか?久々にみる武道。
「蹲踞」という言葉自体とても懐かしかったです。
武道特有の気が気持ちよかったです。



娘は、見よう見まねで
ピョンピョン跳ねて、とても楽しそうでした。
人見知りの激しい娘が、別人のようでした。
きっと、先生の指導が上手なんだろう。



家に帰り
斎藤孝さんの「身体感覚を取り戻す」という本を読み返し
改めて武道の面白さにはまりそうです。



料理本の表現方法が多彩になったなぁ。

2010年04月24日 23時44分02秒 | お仕事
1週間前から、10月に出す予定の山SUN通信の製作を開始したので
ほとんど家で作業しています。
この期間に入ると、ずっと徹夜状態で昼ごはんも食べず・・・・・というペースに入り
今までは、それでなんとかやってこれたのですが
その間は、家庭も滅茶苦茶です
このペースじゃもう限界。と思った矢先に
家を譲り受けるお話をいただき
自宅でも仕事ができるようになりました。
ありがたいことです。



当たり前の話ですが、仕事場に行けば
自分だけの仕事をするわけにはいきません。
どうしても電話やFAXなどの対応に時間が割かれます。
私のつくるものは小川社の冊子なので
本当はそういった環境の方が
お客様の流れを肌で感じBESTなのですが・・・
小川社をはじめ12年経ち
生活環境も変わりましたので、
仕事のスタイルも変えさせていただきました。





さて、今回の山SUN。まずは資料収集から・・・・・・
木材業界や建材業界の資料をみても
素人の私からみると、どこも同じように感じるので
今回は「料理本」を収集してみました。




ここ15年で料理本は、かなり大きく変化しています。






▲私が尊敬する辰巳さん。現実はこの方のような料理はとてもできませんが
 やはり家庭料理のベースはこうでありたい。
 辰巳さんの料理には「希望」「時間軸」「愛」が詰まっているように思います。
 本の表紙も実直。辰巳さんの姿だけで物語っています。



▲確かに豆はコトコトふっくらじっくり炊くと、火をかける時間まで幸せを感じます。
 タイトルだけで辰巳さんという感じがしました。
 私の憧れではありますが、現実の私は圧力釜炊きです。
 







▲レイアウトやレタリングがとても工夫されているので
「分とく」さんの料理のコツが、視覚によって頭に入りやすい。
 カラダに染み付いて料理を覚えるというより、忘れにくい。
 それでも参考書みたいな記号的な表現にならず、料理学問と哲学がすーっと入ってくる。



▲これは読みたい。タコの煮付けは圧力釜では難しいといわれていますが、
 それがドンっと表紙を飾っています。
 料理人が使いこなす、圧力釜のコツっていったい何だろう?と思わせる表紙






▲東京の表参道の一歩裏にかまえていた「月心居」棚橋さんの本。
 図々しくも主人は、東京に営業にいくとお昼にここによりまかないを
 食べさせていただいてました。

「禅」を国際的な観点から見つめ直し、外国まで禅の思想が普及されましたが
同じようなものを感じます。「精進料理とは?」とにかく奥が深い。
表紙の写真もシンプル。
よくこの瞬間を撮れたなぁ。と思います。
沸々と気泡に芋のとろみを感じ、汁の色に昆布の存在を感じる。
シンプルな力強さを感じる。




昔だったら専門書という分野の料理本が
今では一般書のような感覚になってきているような気がしました。
早々、ここが大事。
小川社が蜜ロウワックスを始めた時は
施主様が塗料を指定するなんてなかった時代でした。



思い込みの強さが良かったのか?
この塗料は、いつか食品売り場に陳列されても
手にとってもらえる商品に育てるぞ!という気持ちでラベルやカタログを製作してました。



今度は「木材」「国産材」もプロの分野ですが
なんとかわかりやすく一般の方に楽しんでいただける
山SUN通信を考えています。

積み木の世界が面白い

2010年04月20日 21時44分41秒 | 子育て_絵本+玩具

娘が生まれてから
積み木の世界に興味をもちました。
積み木って無限の可能性があり
大人でも気分展開にお勧めです。



▲まずは、我が家ではまっているバランス積み木?「忍者」の紹介
http://www.muku-studio.com/無垢工房さん



数年前、蜜ロウワックスについて問い合わせを頂き、
主人がお会いしました方です。
無垢工房の「忍者」






TOYクリエイター野出正和氏がデザインし、
世界的にも認められた大ヒットおもちゃ「NINJYA」




遊べば遊ぶほど、深く計算されたシンプルな形状に感動。
アンバランスの中のバランス感をつかむと
驚くほど無限な形が組め
かなり高度な積み木ができます。



アンバランスの中のバランス感をつかむまでは
かなりの集中力と柔軟な頭が必要。
きっと大人もはまります。



はじめは、娘と一緒に遊んでいますが・・・
いつの間にか親の方が夢中になる積み木?玩具です。
今日も娘と一緒に「忍者」をしていたら
我が家には12パーツしかないので、最後は取り合いになりました。
今度、自分のお小遣いで買い足そうかな




アトリエ倭http://a-yamato.main.jp/の積み木
ここの工房は「日本の伝統」を玩具に組み入れている商品が多い。


▲「千切り」積み木
千切りとは、木の割れを止めたり、木と木を接合させる際、
補強のために入れる木製パーツ。
日本の伝統技法である『ちぎり』を積木に組み込んでいます。
これも面白い!


▲「千切り」は、収納した時も美しい。








▲同じく、アトリエ倭さんの積み木「組手」
障子の桟を組み込むとき使う技法のこと。
乙女心をくすぐるような繊細なデザインが素敵です。


▲収納したときの「組手」




自邸をリフォームした際に
建具屋さんのお仕事を拝見。
「この技術を、この町に残したいよな。」
と何かアクションを興したいと考え始めています。
今の時代、無垢材の建具?
という人も多いかもしれませんが
建具ひとつで驚くほど空間が変わります。



まずは、何かポイントとして職人さんに一枚建具をつくってもらう
という感覚ではじめると
尾鷲の家も面白くなると思います。
なんせ、ハウスメーカーには出来ないことですから
若い世代の人が発注する建具もみてみたいし・・・・・・




そこで、主人のブログ蜜ロウワックス日記でもちょっと力をいれて、
連載で建具について書きました。
ひとつのブログを夫婦で書くのは初めて。




まずは私が全体の構成を練り、画像を加工。
主人が文章をチェックし、文を加えました。
さすが元製材屋。木の表現に幅があります。





何か、きっと、これらの積み木と職人の技術に繋がりがでてくる。
まだ漠然とした思いですが、
10月に発刊する山SUN通信の構想と結びつけています。




話がかなり飛びました。




余談ですが、久々に無垢工房さんのH.Pをみましたら
なんと!「これからは、折り紙をつくる時代」というステキなコピー。
そしてこの道具。


▲包装紙、雑誌なんでも折り紙をつくれます。


ここ1年、娘はお手紙を書くことにはまっており
以前は、自分で封筒も折り紙をあわせつくっていました。
最近、私がその封筒作りにつきあわず
100円ショップで便箋を購入。
そのとたん、封筒を自分で作らなくなりました。



これは便利!自分でもつくれそうですが
無垢工房さんの商品は、よく計算され使いやすいので
思わず欲しくなりました。




この発想力素晴らしいですよね。
「遊びから生まれる想像力」
これって仕事でも、子育てでも重要じゃないですか?




積み木の世界に目が離せません。
なにか面白い積み木がありましたら
是非!教えてください。

カメラマン結。エッシャーの世界にはまる。

2010年04月19日 00時02分59秒 | 子育て_科学工作

▲画家エッシャーが描く 映りこみの世界
子どもの頃、誰もが一度は
こういう世界に惹かれたかと思います。
球体に移りこむ世界、ガラス、車のミラー などなど




娘がまさにソレです。
昨日、デジカメのデータを整理していたら
なんと!ほとんどが娘が撮った画像ばかり・・・・・・





私のPCにカメラマン結というフォルダーをつくりました(笑)




▲多分CDを撮ったと思う



▲ガラス越し?親を撮っていました。



▲私のエプロン




▲1歳の頃、大好きだったレイコ先生のお絵かき教室



デジカメは、昔のカメラに比べ、使いやすいのか?
ほとんど落書きのように使っています。
「データには、なぜ?なんで?いっぱいあるんやでぇ。消さんといて」
と忠告されました。




娘の撮った写真をみると
学生時代、8mmカメラで映像をとっていた頃を思い出しました。



創作習字「山」

2010年04月16日 23時06分04秒 | 子育て_絵本+玩具
2月に知り合い子ども達が集まり、お絵かきクラブをしました。
今回は、創作習字「山」。


お昼頃我が家に集合。
子ども達がみんなでカレーをつくり、お昼ご飯。

雲行きが怪しかったのですが
山の方面に向かい、近所を散歩へいきました。
自分の好きな花や気になるものを拾い
それぞれがビニール袋に入れ、収集。



収集したものをイメージソースにして
半紙に好きな色つくりのせてもらいました。
色をのせた半紙を手でちぎり
ちぎり絵のような感じで
「山」という字を書きました。




▲小学2年生の女の子が書いた「山」 山桜をイメージしたそうです。

桜の香りと花びらがここまで飛んできそうな書でした。
お母さんがフラワーアレンジメントをされているそうです。
この娘は散歩の段階から、色々なものが目に飛び込むようです。
この段階から、かなりイメージが膨らんでいたように思います。
物語性を大事にする娘で、絵にストーリー性を描くことがとても上手でした。


▲5歳女の子が書いた「山」
前回も和菓子のような繊細な色使いをしていました。
今回も優しい、包み込むような色彩が特徴でした。



▲上の書を書いた、弟の作品(3歳)
前回もおおらかで大胆な構成を描く男の子でした。
散歩の段階から、収集するものも個性的でした。
のびのびと堂々とした「山」ですね。



▲4歳の女の子「山」
以前、娘と靴下人形をつくったことあり、そのときも黄色の色使いが
とても綺麗に描ける娘でした。
なんとなく「みかんの山」のようにもみえました。
ちょうど、夏みかんが木に成っています。
何をイメージしたのだろう?
黄色と緑の併せ方もナチュラルで、ステキです。



▲上の書の従姉妹。同じく4歳の女の子
本人にとっては、まだ未完成のようです。
前回も思いましたが、ピンクや紫などの色使いがとても上手な娘です。

以前、娘とプチケーキをつくったことがありました。
そのときも、デコレーションを華やかにつくり器用にこなしていました。




▲娘の結の作品「山」
1歳~2歳まで、お絵かき教室を通っていました。先生から
「絵の終わり方が上手」といわれたことがありました。
親バカですが、確かに絵を飾ってみるとそうなんです。
レイコ先生の影響か?工作が大好きです。



どうでしたか
それぞれの「山」から息吹を感じませんでしたか?
子どもの自由な感性に触れると、豊かな気持ちになりますよ。
100人くらいの児童が書いた創作習字「山」を並べたら
きっとすごい空間が生まれるような気がします。