日々、暮らしの中で考える。・・・・・・木もちeー暮らし

普通の暮らしの中で気がついたこと、考えたこと。またこのような生活の視点を通し、仕事で出合った方々のお話を綴っています。

お婆ちゃんのお誕生日~手前味噌をプレゼント~

2011年01月31日 22時35分52秒 | 暮らし

1月30日。お婆ちゃんの誕生会をしました。
苺のケーキの飾りつけは、バーバ大好きの娘がしました。
朝から娘はジージとバーバーがくるのが楽しみでそわそわ。
ジージーとバーバーに
ピアノを聴いてもらいたいようです。
ピアノのレッスンもしていました。


パーティーの料理は
ちょっと奮発してひれ肉のステーキと
主人が丸2日かけてつくったスペアリブのカレー
かぼちゃのサラダ
苺のケーキ




おなじみのハッピーバスデーの歌を合唱。


ピアノの教室で弾いているレッスン曲「かっこう」「みつばちマーチ」を披露。
そして最近NHK番組「おかあさんといっしょ」で歌われている曲の楽譜も買い
練習している曲「魔法のピンク」も披露。




娘の表情が嬉しそう。バーちゃんのお祝いを何より楽しみにしていました。



そしてプレゼントは娘がつくった手前味噌

▲この樽から小分けして渡しました。


「結ちゃん、あのときは空手習ったばかりでへなへなしていて力が無かったけど
こんど味噌作るときは力があるから、もっと上手になるよ。(味噌玉を投げることを話したかったんだと思います)」

娘の話をうんうん聞いてくれるお婆ちゃん。
今度はお婆ちゃんがお手製の酢味噌と甘味噌を作る予定です。
1歳の頃からお婆ちゃんのつくる甘味噌をご飯と食べるのが大好きな娘。
今年は娘とお婆ちゃんで酢味噌と甘味噌つくりを体験できそうです。






Hさんの味噌講座のお陰で
味噌づくりから色々会話が発展しました。
Hさんお忙しい中教えてくれて本当にありがとうございました。



お婆ちゃんお手製の酢味噌と甘味噌を楽しみにしている娘でした。
今年は娘とお婆ちゃんで酢味噌と甘味噌つくりを体験できそうです。」

話の発展は人其々~手作り味噌編~

2011年01月30日 22時35分36秒 | 暮らし
自宅から車で約40分くらい走ると
三重県紀伊長島町に味噌工房があります。



尾鷲へきて初めてスーパーでここの麦味噌を購入し、
食べて感動しました。安くてしかも美味しい。

そしてこの金山時味噌。


冬になると販売される甘酒も美味しい。


昨年、友人のHさんから「ゆきのぶこうじ屋の麹を使って味噌つくるけど参加しませんか」
と誘っていただき、手前味噌づくりベテランHさんの指導の元、
初めて自分で手前味噌を作りました。
一緒に参加した娘もとても面白かったようで
今でも味噌球を投げる話をしています。
そしていつの間にか「結ちゃんがつくった味噌」に話が変わっています




約10ヶ月後。
塩にまるみがでてきたので
我が家でもこの味噌をつかって
味噌汁以外に何か料理をしよう!
ということになり飲茶にでてくる小龍包をつくることにしました。
早速、図書館で「家庭でもできる小龍包」を借りTRY!



やってみると思ってよりカンタン

▲小龍包の皮を伸ばします。


▲不恰好ですが、まあ形になりました。



具は、一般的な肉まん(豚バラ、筍、キャベツ、ねぎ、しいたけ)と鳥味噌まん(鳥モモ、にら、ねぎ)
チーズマン(肉まんにチーズを混ぜるだけ)カレーマン(カレーの残り)
と4種類



▲鳥肉を味噌につけます。



家族からも「美味しい!美味しいの連発」



そういえばもう10年前になるだろうか?お舅さんが
「地名に牟婁とつく地域は、たいてい藍の染色や酢、味噌なんぞ発酵するものをつくっていることが多い。
発酵に適しており、水も豊かなんだ。賀田町(小川社ある町)の隣、曽根町は昔は水車の力をかりて
杉の50年生の葉から線香をつくとった。あと藍染めも何件かあったそうじゃ。尾鷲と合併する前は
この地区も牟婁郡だったからな」

「へーそうなんですか。でもなんで杉の50年生なんですか?」

「よーわからんけど樹齢50年たった杉の葉で線香をつくると虫がいやがるそうじゃ」

「すごい知恵ですね。そういえば紀伊長島方面と和歌山県那智方面は牟婁がつきますね。
確かに酢や醤油の醸造元が多いですよね。」

「昔は、風土の特徴を生かして産業が発展したからな」

「なるほど。そういえば私達の販売しているウッドロングエコは輸入元が和歌山にありますが
そこの社長Iさんは、イギリスのどこだか忘れてけど、エネルギーを自給している国があり(風力、水力、太陽などからエネルギーをつくる)
そこの関係者に過去の熊野の気象資料(雨量情報も含む)を渡したところ、熊野は水力だけでも充分にエネルギー自給ができる!といわれたそうです。
そこでIさんは、熊野に日本の環境学者とイギリスのどこの国かわからないけどエネルギー自給の関係者を招待し、熊野でセミナーを開催したと話していました」

「そうか。今の時代は水はエネルギーか。」

「私の父も日本環境議員の会の発足メンバーだったので、石垣島?だったかな。
水力ハンマー発電の方へ視察にいったことがあります。
父はフク(犬)の散歩をする度に、この地域の水力資源はすごいと話してみました」



味噌風味の小龍包むを食べながら
当時の会話をふっと思い出しました。
この地域にずっと住むのだから
もっと科学的見解を学ぶと面白いだろうな。
と空想にふけていると



主人「上手い。スーパーの安売りの肉でこんなに旨いんだから
   肉まんっていっぱい売れば、儲かるんだろうな。きっとかなり粗利があるんだろう。」

まさか小龍包からこんな話になるとは
さすが、商売の家庭で育った人です。
舅さんは主人が子供の時に
「中国人はすごい。昨日まで大金持ちだった人が一文無しになっても次の日から屋台を引いている。」
とよく話していたそうです。確かにどの国にもたいてい中華屋さんはあるよなぁ。

主人「あと一回作ってみて、3回目は小龍包パーティーしよう!これなら子どもでもできる。好きなものいれて
蒸すだけだし。楽しいぞ。来年のお袋の誕生会はコレにしよう!」
主人は人を招いて楽しませることが大好きな主人らしい発言。


私「楽しいそうだねやろやろ!」


2日後、小龍包の画像を調べていたら
皆なぜか皮を絞るときはらせん状。

そういえば朝顔やスィートピーなどのツボミを良く観察すると
花びらがらせん状を凝縮したような形になっています。
そういえば、美術学校時代に「自然の形状は基本的にらせん状の形を描くものが多い(蔓などもそう)」と教わったことがありました。
子ども達を集めて、小龍包をつくったあとに
このような形になるつぼみを観察したら面白いかも。と
私はお絵かき教室に空想が発展。





さて、お料理アイドルマインちゃんに憧れ、最近毎日のように料理のお手伝いをする娘は
果たして小龍包から一体何に発展するのでしょう。

荒井良二さんに触発され、すごろくづくり

2011年01月27日 23時20分47秒 | 子育て_絵本+玩具
昨日から娘が熱をだし、保育園をお休みしています。
2人でインターネットで「荒井良二さん」を「画像」で検索したら
PC画面が一揆に空想の国からきた画面に変わり、ビックリ。


▲NHK教育テレビプチプチアニメ「スキマの国のプルタ」
でおなじみの荒井良二さん


▲娘と私が好きなの荒井良二さんの描いた絵本「バスにのって」


結構盛り上がり、娘は興奮して
一個一個の画像をクリックして笑っていました。
中には10個近いコーヒーカップがお喋りしている絵があり、その絵を見ながらカップに名前をつけて遊んだり。


荒井良二さんといえば、確か私が学生時代によく読んでいた「イラストレーション」で受賞されたような記憶があります。
もう20年も前の雑誌の一頁をうる覚えしているくらいだから
よほど印象的な絵だったのでしょう。




すっかり楽しく盛り上がったところで
改めて娘の落書きをみてみると・・・・




こっちまで笑いがでるくらい楽しい造形。
そこで落書きのワンカットを真似て
→このようにフェルトでつくりました。
これをすごろくの一こまにして
色々な落書きを真似てすごろくをつくったら
こんな感じになりました






コマをUPするとこんな感じ





子ども独自のタッチは、娘と一緒にフェルトをさいて

▲こんな感じでふぁふぁにしました。



子どもが描く落書きって増える一方だけど、こんな感じで
すごろくをつくったら、新しい発見があり盛り上がりました。
今しかかけない線ってあるから、思い出に残すと楽しいかもしれません。
フェルトじゃなくても落書きを切り抜きすごろくにしても面白いですよ!



何人か子どもが集まってつくったらきっと盛り上がると思います。
もしやりたいなーと思ったら方がいらっしゃいましたら、是非声をかけてください。
きっと大人も刺激になりますよ。
やっていくうちにほんとうに楽しい気持ちになります。



ちょっと仕事の話になりますが
ウッドロングエコのカタログの頁編集の件で
一度決定した絵コンテに自分自身疑問を持ってきたので
再度、自由な気持ちになって組み替えてみようと思いました。
「自由な気持ち」って気持ちを軽くしてくれます。
子どもの力ってすごいなーと改めて思いました。




鳥の凧と鳥カルタ

2011年01月25日 21時52分10秒 | 子育て_絵本+玩具

▲未だ、凧揚げをされていない鳥の凧

昨年の12月の話

娘「凧上げげ教えて!結ちゃん凧、全然あがらないの。」
主人「よーし今年の正月休みは、凧揚げをしよう」
ということになり、主人は凧を2つ買いました。
我が家は海岸まで徒歩3分。
凧上げには最高の環境です。
1/2日。
主人と娘は海岸にいきましたが、風が全然なく
自称凧上げが上手だった主人は
「この凧バランスが悪すぎる。」
結局、凧上げはなし。
三が日は飛び出すカード製作をしていました。



自分も凧があがらなかったという記憶があり、凧上げを楽しいという記憶ありません。


考えてみれば、家のすぐそばに海があるのに
なんで今まで気がつかなかったのだろう。
スポーツカイトのサイトをみたら
気持ちよさそうに空高くあがっており
また凧のデザインも非常に面白い!




先週の土曜日は少し風があったので、
もう1つの凧をあげました。
これが結構面白い。
凧上げをしていると風がふく方向もを意識し、
「それ今だ!」と風に敏感になります。
この凧は、一般に使用されている竹ひごのようなものが無く
ビニールが2枚辺でつながっているだけ。
2枚のビニールに空気が入り、空へあがります。
この凧なら何回かやれば高くあがりそうです。






しかし未だあげていないのが鳥の凧。
押入れに締まっておくのは
もったいないので玄関に飾りました。





もうひとつ「鳥」のお話。
昨年の娘の誕生日にプレゼントした鳥の絵合わせカルタ


やってみると鳥の漢字を知らないことがわかりました。


花札風、トランプ風 色々な遊び方ができますが
我が家では神経衰弱風で遊びます。




娘は絵で覚えており、いつも勝りますのでかなり得意気です。
カルタの絵は版画家の人が描いています。カルタといえどもとても生命力を感じます。








話が変わります。
我が家から車で30分くらいに熊野古道センターがあります。そこでは色々なワークショップが開催されています。
定期的にバードウォッチングもしているようです。
昨年、娘に
「春になったらバードウォッチングをやってみようか」
と話しました。主人は多分やらないだろうな。主人も参加すると楽しいけど
我が家は、犬の散歩コースに最高な「野鳥も小道」という山も近いし
身近な趣味になるように思う、きっと。

自分が18歳のころ、学校の課題で
「鳥の生態」というテーマで、一ヶ月かけて課題に取り組む授業がありました。
当時、私は毎朝自転車にのり、花見川サイクリングロードを走り、スケッチをしていました。
私も確か一日で50点近く2週間でクロッキー帳で10冊(1000枚)スケッチした記憶があります。
多分どこかで「飛ぶ姿」に心惹かれるのかなと思います。



自分がもっとも尊敬しているレオナルド・ダ・ビンチは、飛行について数々のスケッチを残しています

▲画:レオナルド・ダ・ビンチ
ダビンチは鳥の飛行について様々な研究を行い、
いくつかの飛行用装置を試作したと言われています。
ほとんどが失敗作だったようですが・・・・・・。
主人はテレビ番組の「鳥人間?」だったかな。
工学部系の高校生や大学生が飛べる装置をつくり
何メートル飛行できるか競う番組が大好きだそうです。




凧といい鳥といい「人は飛行」に抱く憧れってありますよね。



忙しい方でも続けられる!植栽計画(参考例)。

2011年01月24日 22時26分01秒 | 仕事_木もちeーデッキ、外壁
今、木材防護保持剤ウッドロングエコのカタログを改定するにあたり
資料収集しています。



この塗料、一番使われているのが「ウッド・デッキ」です。
ウッドデッキには憧れるけど
日本の湿度を考えると、かなり工夫を重ね調湿環境を考慮しないと
長持ちは難しいかもしれません。
でもウッドデッキは楽しみたいし、庭も楽しみたいですよね。



そこで、今日は施工の面ではなく植栽計画の部分でお話します。
私自身は草木をいじるのは好きですが
ガーデニングをするほど、こマメではありません。
でも植栽の無い家は嫌だという我がままタイプ。
植栽は家の通風を考えて植えないと
かえって湿気がたまり
デッキだけでなく家にとっては良くないこともあります。
こまめに枝を払うといいのですが・・・・なかなか



ガーデナーの方に怒られそうですが
これならお忙しい方でも植栽を楽しめる!施主様の参考例をご紹介します。





▲玄関までのアプローチに低木の木が置いています。じつはコレ、花壇になっており鉢ごととおいています。
 常緑樹なので葉が落ちにくいのでデッキのお手入れも楽です
 家にかかる大きな木は多分、落葉樹なのでデッキに落ちた落ち葉はこまめに掃除しないいけませんが
 デッキに腰をかけゆったり樹木を楽しめそうです。



▲D.I.Yでつくられた木製ポスト兼アプローチ
 
 ここの家は小さな植木鉢を置いて楽しまれています。長い濡れ縁を歩いた先に4畳ほどのウッドデッキがあります。
 デッキもD.I,Yでつくったとか。後々修繕しやすそうなデッキです。
 また、砂利を引いたスペースが駐車場になっているのですが
 ところどころに砂利ではなくレンガを植え込んでいます。土色に近いためか?
 ナチュラルな印象を与えてくれます。駐車場に車が入ってないときは
 駐車場スペースがちょっとした庭に感じてしまいす。これも施主様のアイディアです。



▲学生時代の友人の家  忙しい中でも緑を楽しむ
夫婦共稼ぎのお家。かなりお忙しいご夫妻。
よくみると駐車場までは大きなタイルとタイルの隙間は砂利をつめ
玄関に向かうところは隙間は芝生に。
玄関と奥に高木の樹木が植えられています。初夏には緑が楽しめるようになっています。





▲デッキにプランターが入るようにデッキに穴をあけています。
ポットのままプランターにいれて即席寄植えが楽しめます。時々プランターごと移動し、通風をとります。
(土ごとプランターにいれると、重くなりので移動しにくい上、湿度もたまりやすい)



▲建築事務所。木もちeーデッキと外壁使用。
玄関先は湿度がたまりにくいように、鉢で植栽を楽しまれています。
メインの樹木はライトアップできます。




▲思い切って陽があたらないところに低木専用の花壇をつくる。

 ガーデニングはしたいけど、陽の当たるスペースは洗濯物と布団も干せるウッドデッキにしたい!
 ならば日陰に植栽を。低木なら、枝払いも楽です。日陰でも育ちやすい和花を中心に植えました。
 ほとんどが以前借家で植えていた庭木を引っこ抜き移植した植物です。
 草刈と枝うち以外はほとんど手入れがいりません。
 日陰を好む植栽って結構強いですよね。肥料もほとんどあげてませんよ。
 




ざっと並べてみました。全く手入れがいらないわけではありませんが
植栽のお手入れが軽減でき、ウッドデッキとも共存できそうな植栽計画を並べてみました。
庭に植栽があると、枝払いをした際に
生け花やフラワーアレンジメントも楽しめます。



そんな時はインドア・グリーンをお薦め。
我が家の場合、ズボラな私には華やかな花は手がかかるので、
フラワーアレンジメントはできません。
でもこんな感じで活けると緑が楽しめます。

正月用に買った松+庭木の枝打ちした枝+シダ(紀州の照葉樹林のイメージ)

生け花を習った方にはNGだとは思いますが・・・・・
紀州は照葉樹林(うばめがしなど樫系の樹木、葉が肉厚の常緑樹)が多いのでこんな感じもありかな?駄目か?
花屋で売っている松は、葉が開いていないので活けると姿がキレイ。少し葉が開いてきましたが、2ヶ月近くもつと思います。
葉が開いた松を改めて活け直してもと面白いかもしれません。



▲拾って、もらって楽しむ
 これは近所で枝打ちをしていたお宅から一枝もらいました。
 花瓶はゴミの日に拾ってきたものです。


直接ウッドデッキに植木鉢を置かないことが長持ちの秘訣です。
できればデッキを作る前にあらかじめ植栽計画を考えると良いかと思います。
枝打ちした花も部屋に飾ると空間が変わるので
楽しみのひとつにすると、枝打ちも苦じゃないかもしれません。
忙しい方のグリーンライフ参考になれば幸いです。



せっかくつくったウッドデッキライフとグリーンライフをお楽しみください。






余談ですが・・・・・
個人的に生け花でお薦めの作家は「川瀬敏郎さん」です。
雑誌太陽でも特集されています。







活けた花を写真をみるだけでも、楽しめます。