日々、暮らしの中で考える。・・・・・・木もちeー暮らし

普通の暮らしの中で気がついたこと、考えたこと。またこのような生活の視点を通し、仕事で出合った方々のお話を綴っています。

ツペラツペラ 夜と昼 と岩野市兵衛さんの藍の漉き返し奉書

2011年11月30日 10時49分37秒 | 子育て_絵本+玩具















tuperatuperaの幻の絵本「木がづらり」

保育園から帰ってきて、しばらくすると、絵本をひっくり返し「夜の木へ」

最近のマイブームのようです。







ジャバラ折製本で岩野市兵衛さんの奉書をディスプレーとして楽しめないかな?






小川耕太郎∞百合子社では

藍の漉きかえし」という製法で、本藍染めの奉書を一船分漉いていただきました。

この製法は桂離宮と同じ製法になります。

市兵衛さんの奉書は、陽差しによっても、微妙に色が変わるので

窓辺でボケーっと陽差しを楽しめると面白いのにな~。

藍は経年とともに味わい深く褪せていきますが

草木灰 越前生漉奉書の白は

陽差しによりゆっくり晒され白さが増すそうです。



この色と質感、現代の住空間で楽しめないかな?モダンな製本に仕上がればなぁ・・・・。

インテリアとしても使えるアート感覚の紙見本帳。空想するだけでも面白い。











ロバードサブダ ~クリスマスまでを楽しむ~

2011年11月29日 10時38分11秒 | 子育て_お絵かき






昨年の冬、娘は飛び出す絵本で有名なロバートサブダにはまり

やたら飛び出すカードをつくっていたころがありました。しかし熱は冷めはじめていましたが・・・・

久々に飛び出すカードをつくりました。


▲プレゼントで頂いた絵本をキッカケに熱がつきはじめました。


先週末、お友達のKちゃんとこの絵本を読みあいっこ?奪い合いっこ?しており

3人で飛び出すカード制作をしたのが始まりでした。

 
▲娘は飛び出すクリスマスツリー、飛び出す蝶

Kちゃんは、「飛び出すお花」と「動く鋸カード」を制作しました。

この絵本は、色々なパターンの飛び出し方が書いてあり

今度は仲良く2人で画用紙をつかって、飛び出すカードを制作しはじめました。

ハートのシールをいっぱい貼り、女の子らしくキラキラハートでいっぱいデコしていました。

今度は更に仲良く2人で、飛び出す絵本の朗読をはじめました。

  
▲みんなロバードサブダの絵本です。去年お婆ちゃんからプレゼントしてもらいました。

頁をめくると、キラキラ光るクリスマスツリーに興奮したようで

雨戸をしめ「わーきれい」と2人仲良く眺めていました。

こんな姿をみると、子どもって可愛いな~とほっこりしますね。

 

我家の出窓まで、ツペラツペラさんの書いたジャバラ折の絵本を飾りはじめました。

もうすぐクリスマスですね。そろそろクリスマスの飾りつけをしないとな~。









磁石雑談~ 科学工作サークル~

2011年11月28日 13時33分27秒 | 子育て_科学工作
ホームページ制作の追い込みと思っていましたが

娘が熱をだし断念しました。加えて、出張から帰ってきた主人もかなりのお疲れモード。

日曜日は科学工作サークルを予定していましたが、キャンセルさせていただきました。

今回の科学工作サークルは自分でも楽しみにしていた企画だったので、残念。

当たり前の話だけでと・・・・・なかなか思うよう事は運びません。

でも、久々にゆっくり犬の散歩していると、途中で「お話抱っこ」という講座をされているM先生と会い「磁石雑談」ができました。





私「海から陸をみると、どこを向かって進んでいるかわからないじゃないですか。

だから方位磁石を使って、方角を観れるんですよね。今回の科学工作サークルは

本当は三木里の海でやりたかったんですよ。

砂から砂鉄をとったり、釘で磁石をつくったり、

方位磁石を作ったりすれば、なんなく目に見えない動き(磁力)が、自分たちの住んでいる世界にはある

ってことを体験させたくて・・・・」

M先生「アサギマダラ(蝶)もからだに磁石をもっているから、世界中飛び回るんだってね」


私「そうなんですよ。鳥も磁力を感じ、飛行するそうですよ。」


M先生「そういえば、前に三木里海岸にこられていた方が「この海岸は磁力がある」っていってたわ。

多分、カヤックをやっている人だと思うけど。このまえ、百合子さんが読んだら良いのにという記事が母の友にあったらから、今度 貸すわ。」




なんだか、嬉しくなりました。

12月になったら、子ども達とクリスマス会もかねて

方位磁石をつくる工作できないかな~と思いなおしたりしています。

ゆっくりでいいので、ボチボチ科学工作サークルが形になっていければな~と思いなおしました。

公民館に2時間場所を借りているので

どこかで「2時間以内で工作終わらせないと」という気持ちが先立ったような気がしました。


毎回自宅でするのは無理だけど、時にはお散歩感覚で科学工作サークルが楽しる企画があってもいいな~

と思いなおしました。

M先生と話していたら「自然界の仕組みに気づく面白さで」盛り上がり

あーこの気持ち忘れていたかも・・・・・と思いなおしました。




▲娘がPOPカードキットでつくった、飛び出す蝶。


そういえば、『相対性理論』という考え方を生み出しアインシュタインは

科学者としての第一歩を踏み出したのはなんと5歳の時だとか。

きっかけは、病気で寝ていた時に父親からもらった方位磁石を手にしたことから始まったとか。

当時少年だった頃、方位磁石をどう回しても針は常に北を指すという事実に、興奮したそうです。

目にも見えず手でも触れられない力が、すごく遠くからも働いていることを、感じたんだと思います。

大人になったアインシュタインは「この経験は、後々まで尾を引いた。ものごとの背後には、深くかくされた何かがあるに違いないと思った。」

といっているそうです。天才も凡才もこの「気づき」を楽しめると

面白いんだろうと思います。






あと、少し。~9代目 岩野市兵衛氏が漉く草木灰越前生漉奉書のホームページ絵コンテ

2011年11月25日 15時31分30秒 | 仕事_越前生漉き奉書
2日間続けて、良い天気ですね
最近は、ずっと自宅で仕事をしているので
毎日、布団が干せて嬉しいです。
なぜか?小学生の頃から布団干しが好きなんですよね。
お日様の匂いってホっとしませんか



さてさて、来週の月曜日が締め切り予定のホームページ絵コンテ。
なんとかゴールがみえてきたって感じになりました
でも・・・・製作途中で自分の中で方向性がみえず、中途にした「岩野家が9代かけて守り伝えてきたもの_web紙芝居」が未だ見えてきません。
今週末が勝負だと思います
しかし、こんなときに、娘が「左足首がズキズキする」と言い出しました。
でも昨日は「空手教室にいく」といって空手の練習は楽しんでいましたが・・・・・。
いつも、締め切りが詰まってくると、「痛いコール」がはじまります。
でもちょっと心配なので、夕方にでも整形外科に連れて行こうかと思っています


前置きが長くなりました。
小川耕太郎∞百合子社では、2年前より「伝統技術の継承」をコンセプトに
長勝鋸、岩野市兵衛さんの漉く奉書、115年生の三重県杉の梁桁、国産柾目の蜜ロウワックス仕上げのブラインドをはじめました。
人によっては「なんで?今の時代にこんな馬鹿げたことをするの」という声も聞こえそうですが・・・・・
ということで「小川耕太郎が考える、伝統の継承」というサイトを制作しました。




これを機会に、主人のブログや酒飲みながらなんか話していたこと等を読み返しをまとめてみました。


職人さんの丁寧に時間と心がかけられた仕事。

表には見えない細部まで手の入った仕事は「こんなもんで」といった力の出し惜しみがありません。

私はこのような仕事に触れたとき、何故か気持ちが高揚します。

何故だろうか?いい物をつくっている人は、働き方からして違います。生き様や仕事を通して培った哲学は、私達に何か大切なものを教えて下さいます。

もちろん、全てをそのようなモノで囲むことは不可能だと思います。

しかし約300年(九代)もの間、継承してきた技術を捨てても良いのだろうか?

「こんなもの今の時代に売れないのではなく、良いものを売るためにはどのように伝え、どのように販売していくか。」

を常に考え、行動に起こさないと、凄い技をもった技術まで廃れてしまいます。

子々孫々を繁栄するのは、自然界だけでなく技術も同じようなことがいえるのでしょうか。

小川耕太郎∞百合子社では、技術の凄さを後世にお伝えてために、さまざまな切り口で、表現していきます。

新たな売り方とマーケットをつくる勢いでじっくり育てていきます。どうぞ、宜しくお願いします。




よく「夫婦だからそんな仕事するんだよ。」と言われますが
夫婦といえども、仕事となると・・・・相手の伝えたいことを
冷静になってまとめる作業が大事なんだと思っています。
私は、主人の書いた文章を、何回も駄目出しすることがあり
これが、喧嘩?(議論?)の火種となります。
製作現場では、当たり前の日常風景ですが、周りの人はビックリされます。


でも、「和して同ぜず(人と協調していくが、決してむやみに同調しないということで、人とのなごやかな人間関係には心掛けるが、その場かぎりに、無責任に賛成したりしないという)」
ってことも大切だと思っています。
親友には「百合ちゃん、色気をだして、いうのも良いよ~」とアドバイスをもらいますが
なかなかね~。親友は小さい頃から日本舞踊を習っていて、襖一枚開けるのもなんか色っぽい。
きっと日常作法身についているんだろうな~。
まぁ、娘にはそういう技も身につけさせてあげたい!
と思っていますが・・・・・


何はともあれ、今週末頑張るぞ!




人間国宝 九代目 岩野市兵衛氏が漉く、本藍染めの漉きかえし。H.P絵コンテ

2011年11月24日 15時13分32秒 | 仕事_越前生漉き奉書



岩野市兵衛氏が漉く、草木灰 越前生漉奉書の本藍染めの漉きかえしは、小川耕太郎∞百合子社しか扱っていないそうです。

無謀な会社だとは思っていましたが・・・・・(笑)

いつもは、ホームページの絵コンテを制作すると、目がチラチラしてくるのですが

岩野さんのH.Pは、なぜかホッとします。同時にドキドキワクワクする。多分、目に入る藍色のもつ威力だと思います。

九代(約300年)に渡り「自然のものは自然の性質のまま最大限に使わせていただく」と守ってきた信念が

そのまま伝わるような色と風合いです。




ここ1週間、毎日ずっと、岩野氏のインタビューテープを聴いています。

なんというのか言葉ひとつひとつに重みを感じます。

あー音が編集できれば、少しでも岩野さんの重みが伝わるのに・・・・・。

web紙芝居の動画はできかけているのですが、音が編集できないのが辛いところ。

だれか音の編集をできる方がいらっしゃいましたら、私に教えていただけないでしょうか。

是非、宜しくお願いします。