日々、暮らしの中で考える。・・・・・・木もちeー暮らし

普通の暮らしの中で気がついたこと、考えたこと。またこのような生活の視点を通し、仕事で出合った方々のお話を綴っています。

バネって面白い~柔らか頭の子ども達から学ぶ~

2012年09月24日 17時19分47秒 | 子育て
娘は週に一回ほど作文の通信講座を受講しています。

毎週何について書くか親子で話し合います。

娘が「今回は、ばねについて書きたい。だってバネって一本の針金なのに伸びたり縮んだり面白いもん」


「じゃあ家の中で使われているバネを5つ探そうか」





探してみると・・・・浮き輪の空気入れ、目覚まし時計の電池入れる場所、

デジカメのバッテリーを入れる場所 などを色々なものを持ってきました。

「お母さん~ピンセットってバネだよね~?」

と質問

「これはバネじゃないでしょう。バネの原理は利用している形状だけど・・・・・

さっそくインターネットで検索!バネ製作会社のH.Pをみました。

色々な形状のバネがあり、円だけでなく板状のバネなどもありました。

「どうやらピンセットの形状もバネみたい。板の形状のバネもあったから。

 お母さんね~バネっていうとコイル状のものを指すのかと思った。」

固定観念って恐ろしいですね

どちらかというと、自分では頭は柔らかいとおもっていましたが。

かなりカチコチでした。

ちなみに良いバネは、腕の良い職人さんと、バネの設計士によって製作されます。

バネのように良質な部品がないと、便利な道具が生み出されません。





調べてみると・・・・・バネの計算式を発見!

こんな難しそうな計算式でも、興味がある子は面白いんだろうな~。

「この計算式を使うとどのくらいバネの力が発揮できるか計算できるんだって、

でもまずは算数を頑張らないとね~計算式の意味が理解できないからね。」

「ふ~ん。算数を頑張ればバネの力がわかるんだ~」

とやる気満々の表情をしていました。




伸びたり縮んだりするバネが面白い!と思える子どもの好奇心と

柔軟な頭で考えることの大切さを教えてもらったような気がします。





バネ製作会社のH.P http://tokaibane.com/

子供向けバネの基礎知識

山SUN通信、いよいよ明日入稿!

2012年09月23日 20時26分49秒 | 仕事_長勝鋸
小川耕太郎∞百合子社の総合カタログ冊子

山SUN通信の印刷用の版下原稿を終え、明日 本誌試し刷りへ。

しかし急遽、長勝剪定用腰鋸を取り直すことになり

今日は午後から自宅で撮影しました。


下地に藍の奉書を使っているので

持ち手の木が背景の藍色とハレーションを起こし(反対色のため)、

持ち手が黄色っぽくなり

困ってしまいました。

う~ん・・・・・。



今日は曇ったり、晴れたりだったので 自然光で鋸を撮影するには丁度良い日なんだけど・・・・(反射が少ないので)

どうしよう・・・・。

最近のデジカメは色調整できるので

はじめて、鮮やかさを落とすという機能を使ってみたところ・・・・なんとか本物に近い色に

ホッとしました。



カメラ講座を受講して初めて知ったのですが

人間の目には補正する修正があり、例えば人が夕日にあたると、本当はオレンジっぽい肌にみえるそうです。

そのまま写真をとると、夕焼けで街並みがかなりオレンジっぽくみえ情緒的にみえます。でもこれが光の色だそうです。

でも人間の目には補正効果があるため、そこまでのオレンジにみえないそうです。




▲OKがでた商品写真  2点とも別頁に使うので多少色味を変えました。


雲の合間にさした日差しとデジカメ機能のお陰で

写真の腕の無さをカバーできました。でも3時間ちかくの撮影。しかも日差しのチャンスを狙ってでの撮影

あらためてカメラマンの凄さを知ります。

もっと写真の基礎を学ばないとな~




幸い、主人の出張は明日からだったので

お昼も夜ご飯も作ってもらい、そのうえ買い物までしてくれました。

感謝感謝



スライドショー」

2012年09月19日 23時28分53秒 | 仕事_製作編

▲本棚を整理すると、でてきました。若いころ、夢中になって読んだ記憶があります。



冒頭でいきなり「鳥に巣」の本を紹介しましたが・・・・

今日はまったく関係ないお話を。

小川社のH.PのTOPを変えてから、はや3年経ちます。

全体的に整理しないとな~。

バナーもわかりにくくなってきて、操作もかなりわかりにくい。




後はH.PTOP左にある「山SUN通信_web版」のレイアウト枠。

せっかく更新しても、お客様からみると、みたいという気にならないのでは?

改良点が山積み





そこで!!!

パタゴニアやソトコトやユニクロさんのH.PのTOPを参考にニュース(トピックス)をスライドショーにしたらどうだろうか?といった案がでました。

まだラフだけど。こんな感じNEWSの一枚の画像として5枚ほどスライドショーで「山SUN通信」考えています。












H.PのTOP更新について、あまりノル気がなかった主人も

デザイナーさんの更新のラフ案をみたら、すこしづつ納得してくれたよう。

これからはNEWsに関しては

5枚一組のスライドショーで山SUN_web版を製作していこう!






ところで・・・・スライドショーって見る人には残像映像が残るから

スライドの順番ってかなり重要だよな~。

毎度のことながら・・・・もっと映像の勉強すれば良かったと思いつつ

とにかく締め切りに間に合わせて仕上げないと。

早速、スライドショーで検索したら、今は写真をアルバムに貼るのではなく

「素敵なスライドショーを製作いたします」という会社がたくさんあるのを知りビックリ。

どうやらスライドのコツがあるようです。月曜日までに製作を完了しないと。
















生きる根源を形にする「巣のデザイン」

2012年09月18日 22時06分36秒 | 仕事_長勝鋸
私は小さい頃から、ボーっと自然観察をするのが好きでした。

しかし・・・どちらかというと空き地に生息する植物を観察するのが好きで

特に種の造形に惹かれていました。


▲INAX出版からだされている種の本。INAX出版は建築の観点として自然造形を語ることが多い。この本は「旅するデザイン」がテーマ。

でも昆虫や鳥には、それほど興味がありませんでした。



しかし絵本作家の鈴木まもるさんが書いた「鳥の巣」について書かれた絵本を読むうちに

巣に興味をもつようになりました。

  

「巣」はその土地にあうものを素材とし、

卵を産むまたは生まれた子ども達を敵に襲われずことなく

巣立つことを目的としてつくるので、意外と構造計算もされており、よ~く考えられています。

巣づくりは智恵の宝庫といっても過言ではありません。

家を建てる読めば読むほど「家づくりの原点」を教えてもらっているような気がします。






もう終わってしまいましたが、熊野古道センターで開催されていた熊野の生物達の多様性という展示会の中で

下記のパネルが展示されていました。


▲1cmにもみたない昆虫が、一枚の葉をつかってゆりかごをつくる様子をパネル化したもの

鳥はくちばしをフルに使って何日もかけて巣をつくります。

この昆虫は、このように上手に葉っぱに切り口をいれ

ころがって揺りかごをつくります。カラダの使い方が賢い!




話は変わりますが、高校時代にINAX出版の書籍にはまった時期があり

そこでも建築家が編集した鳥の巣についての本がでていて思わず購入した記憶があります。

誰もが巣の造形をみると

生物の根源を感じるデザインに惹かれていくんだろうな~








ラジオドラマ~福島第一原発事故からの避難体験をもとに制作「見えない雲の下で」~

2012年09月12日 01時33分20秒 | 環境

▲営業用のTシャツを製作してくれているRugoaさん

Rugoaさんは、神戸長田のコミュニティーラジオのパーソナリティーをされています。

娘の学習机を三重県の家具職人さん油田さんに頼んだことがキッカケに

彼女としりあいました。その後、FACEBOOKなどで彼女からの情報発信を楽しく読ませてもらっています。



今日のブログは、Rugoaさんがパーソナリティーをしている神戸長田コミュニティーラジオFACEBOOKから転写します。

9月12日 午後3時より福島第一原発事故からの避難体験をもとに制作されたラジ​オドラマ「見えない雲の下で」を放送されました。

体験を綴ったのは福島県浪江町出身の佐々木ヤス子さん。

この手記は本として出版され、多くの読者から反響があったものです。

ラジオドラマとして企画制作したのはこの手記を紙芝居にして

公演活動をしている広島の市民グループ「まち物語制作委員会」。

「終わっていないのに風化しようとしている原発事故、それが悔しい。」

こうした浪江町住民の方々の声に後押しされ制作されたラジオドラマ「見えない空の下で」



再放送は9/15のお昼の生放送「KOBEながたスクランブル」の中で放送





先日、福島の子ども達の甲状腺異常の数値が異常だったことがテレビでも報道されていました。

子どもが検診を受ける前に「どうせ病気になるんでしょ」と母親に話したと聞き胸につまるものがありました。