日々、暮らしの中で考える。・・・・・・木もちeー暮らし

普通の暮らしの中で気がついたこと、考えたこと。またこのような生活の視点を通し、仕事で出合った方々のお話を綴っています。

イクメン?南極の環境に適したコウテイペンギン

2012年04月28日 07時39分01秒 | 仕事_長勝鋸
趣味で科学工作サークルという活動をしたい!と思いながら・・・・

なかなかカリキュラム準備、事務的手続きなどができず

伸ばし伸ばしになっています夏休みくらいにやりたいと考えています。

娘を口実に、科学系絵本は少しづつ収集しています

最近、はまっているのが福音館の科学絵本シリーズ「みつけようかがく」。

アメリカで40年以上読まれている科学絵本が復刻したシリーズです。



今日はそのシリーズの中の一冊を紹介させていただきます。

娘の誕生日にお舅さんからプレゼントして頂いた絵本が「ペンギンのヒナ」です。

世界には全部で17種類のペンギンがいるそうです。

この絵本はコウテイペンギンのお話です。

コウテイペンギンは、マイナス40度、激しい吹雪の中にも関わらず、南極という環境に適応し、毎年新しい命を育んでいます。

自然環境が過酷なため、父親が子育てをしています。


▲約120日間の間、父親が1つの卵を抱き続けます。




▲お父さんが卵を温めている間に、お母さんが氷がはっていない場所を捜し求め海へいき、日々の餌をとりにいきます。片道で約3日かかるそうです。

▲更に、お父さん達が集まり、お互いに押し合いながら(おしくら饅頭のような形)移動してハドルをつくります!
 この時にでる熱を利用して、郡全体で暖をとっているのです!なんと賢い!


では本題です。何故?お父さんが卵を温めるのでしょう。

それは雄の方が身体が大きいからです。

お父さんが卵を温める間、立ったまま眠り、なにも食べられないそうです。

卵からヒナに戻る間、約12kg体重が減るそうです。

大きな身体がないと、過酷な自然環境に耐えられないそうです。

また、ヒナに孵り、おかあさんが餌を求め旅にでている間、お父さんが喉の奥から

ペンギンミルクという雄の食道からでるたんぱく質豊富な擬乳状を与えるそうです。

誰に教わるわけもなく、智恵を絞り、雄と雌が協力しあい、命を育んでいる姿に感動します。

「自然環境に適応し生きる」

たくましく生きる姿に心打たれるものがあります。

山SUN通信のスタイリング

2012年04月27日 03時52分14秒 | 仕事_製作編
小川耕太郎∞百合子社の会報紙”山SUN通信”の製作に入っています。

スタイリングというと多少大袈裟ですが、

私どもの取り扱う商品をお使いいただくことで

心地良さを味わっていただく為に、

商品写真や施工写真を撮るときは

味付けとして”植物”をコーディネートしています。




でも自分でその辺の草花を活けても、どうしてもワンパターンになりがちです。

そこで、尾鷲図書館でお花関係の本を借りてきました。どうも携帯写真が苦手でピントがボケていますがご紹介させていただきます。


▲家庭画法から出ているフラワーアレンジメントの本です。家庭画法のセンスっていつみても凄い。
フラワ-BOXという形態で花を活けています。木の実だけ集めて、こんな風にアレンジメントできると
その辺の野山を歩いても楽しいですよね。
娘もフラワーボックスという活け方が大好きで
保育園で大好きだった2級上の女の子が卒園するときに、家の花を摘んでフラワーBOXをつくっていました。
箱を開ける瞬間、ドキドキします。




▲”片づけのルール”という本は、レイアウトも整然として良かったです。緑の使い方もさりげなくポイントとなっていました。
女性に人気の雅姫さんの花の活け方は、さりげないけど可憐な活け方でした。



▲施工写真に使えるかな?と思ったひまわりのアレンジメント。ひまわりの花だけを生かすために
短めに花見を入れています。テーブルなどに置くと生える感じがします。

こんな本をざっくり読み、いざ写真を撮るときに、今くらいから花の苗や種を植えます。


▲山SUN通信のp3のレイアウトです。新商品のミストデワックスの導入口の頁になります。
娘の同級生のお宅ですが、なんとなくつくりが文化的な香りがするお宅。
特に玄関のつくりがきれいです。植栽も素晴らしい!玄関を開けたときにチラッとみえる
黄色の花を味付けとして入れました。


尾鷲のお花屋さんに聞いた話ですが
黄色の花は”幸運を招く”とかいわれているようで
玄関に飾ったり、お見舞いなどに人気が高いそうです。












「勉強が楽しい」~漢字の成り立ちに興味をもつ~

2012年04月25日 05時15分08秒 | 暮らし

20日前は入学式。桜は満開でした。


桜は若葉色に変わりました。



尾鷲市賀田の町を歩くと、ミカンの花やビシャコの花の香りがします。
初夏のはじまりです。
娘が小学校に入学しました。
姑さんの力を借りて、なんとか仕事をしていますが
保育園と違い、仕事のリズムがつかむまではちょっと大変です。





はじめて勉強をする娘にとっては
ひらがなを書くことすら楽しいようで
知りたい漢字がでてくると漢和辞典で調べています。

 
下村式の漢字字典は、一般の漢和辞典とルールが違います。
慣れるまでは、辞書をひくのすら大変でしたが・・・・・
漢字の成り立ちなどを基に漢字の説明をしているの辞書なので
大人でも「へぇー」と漢字に興味が沸きます。
子ども向けに歌って覚える漢字(絵描き歌ならず絵描き漢字)も載っています。
「勉強する」「知らないことを知る」って純粋に面白いんだろうな~と思います。
私もその面白さに相乗りして、純粋に「知る」ことを楽しんでいます


日本には漢文字学者白川静氏という偉大な学者さんがいらっしゃったので
小さい頃から漢字の成り立ちを知って覚えると、改めて日本の精神性も理解できるかな~
けして難しいことではなく、漢字は絵から進化した文字なので
そんなことも覚えると楽しいかな~と思い、祖母からこの辞書をプレゼントしてもらいました。



ちょっと一般の辞書ルールを変えるだけで、「漢字」の見え方が変わり、面白い!
でもこの漢字辞典が完成するまで、企画、レイアウト編集、すごーく苦労しただろうな~
営業マンは更に大変だったろうな~と余計なことを想像してしまいました。


純粋に日本語を楽しめれば嬉しいです。


樹の上からいつもと違う視点や発想を得る。

2012年04月23日 04時57分15秒 | 仕事_ウッドロングエコ

▲土壌、水質汚染をしない木材防護保持剤「ウッドロングエコ」のカタログで紹介した「ウッドロングエコと人」

上の写真のをご覧下さい。
先日お伝えしたツリーハウスクリエーション様が企画施工されたツリーハウスの写真です。
では東京都の幼稚園でも採用された写真が載っています。
この頁のキャプションは、ツリーハウスクリエーション様の考え方をご紹介させていただきました。


~木の上の空間はいつもと違う視点や発想が得られます。

 木の寄り添い遊ぶことで

 木や山にのことを考えることも多くなり

 共生意識も高まるでしょう。

 ある幼稚園ではツリーハウスをつくってから

 子ども達が休まなくなったとか。

 遊びの中で危険を察知できるるようになり

 のびのびと鍛えられていくのでしょうね。~





話が変わります。
昨日、母が毎月娘へ届けてくれている
童話館のぶっくくらぶが届きました。
私はこの会社の代表 川端強さんが書かれているコラムが好きです。
なにげなく読み返してみると興味深い文章がありました。


~新緑がいっせいに萌えだします。その輝くような美しさに、みずみずしいエネルギーを分けてもらえる 気持ちになります。

 私達は草花の緑、木々の緑、山の緑に接していると

 なんとも言いようのない安らぎを感じますね。

 雑木林や森に実をおいていると、身も心もリフレッシュして、うちから力が沸いてくるように感じます。

 これはいったいどういうことでしょうか。

 霊長類研究の際一人者である、河合雅雄氏は次のように述べられています。

 「霊長類の特徴は、森の中で樹上生活者だということである。つまり生まれてから死ぬまで、緑に包まれて

 暮らしているということだ。霊長類が誕生したのは焼く6500万年もの昔のことだが、

 それ以来、霊長類は濃密な緑の中で中で生をおくってきた。

 ・・・・・・・われわれが気がつかずイライラし、緑の中でこそはじめて安心感に浸れるのは、

 遠い祖先から受け継いだ系統発生的な適応感覚によるものなのである。

 それは人類が猿から進化してきたという事実に基づいた

 存在の根源にあるものだ。」(「子どもと自然」岩波新書)~


全く関係ない話ですが、河合雅雄さんは大好きな映画監督ジャンリュックゴダールの「カルメンという名の女」の映画パンフレットにも興味深い文章を書かれたいたような記憶があります。
先週の金曜日、主人から電話があり
「山SUN通信にツリーハウスクリエーションの小林崇様とのコラボ記事を載せたい!」
といきなりの変更命令があり、どんな風に頁構成をしたら良いのか悩んでいました。
なんとなく2つの記事を読み、方向性が固まってきました。
誰もが新緑をみると身体の中からエネルギーが沸いてくると思いますが
そんなことについて理由を考えたことなんてなかったです。
進化論的な切り口はちょっと新鮮でした。
今度の山SUN通信も面白い仕事ができそうな予感。
テンションがあがってきそうな感じです。



 
▲考えてみると・・・・ウッドロングエコのカタログはこの一枚の写真が何故か気になり、この写真がイメージソースとなりカタログの構想を組みました。

▲同じく、ウッドロングエコの施工例写真(道しるべとして彫られている彫刻に塗布)の中でとても気になっていた写真です。



小川耕太郎∞百合子社の山SUN通信に、ツリーハウスクリエーションの小林崇さんとのコラボ頁が!

2012年04月21日 21時46分13秒 | 仕事_ウッドロングエコ
  

 

街にツリーハウス(木の上につくる小屋)をつくったり

自然と共生していきることの大切さや

日本の山林問題などについて啓蒙をされている

㈱ツリーハウスクリエーション小林崇さんが

この秋発刊する予定の小川耕太郎∞百合子社の会報紙

山SUN通信で主人とのコラボの頁を持つことになりました。




▲小林崇さん。男前ですよね。昔ネスカフェのCM「違いがわかる男」にも出演されていました。


実は、小林さん達がつくられるツリーハウスでは

弊社が代理店をつとめるウッドロングエコをたくさん使っていただいております。

昨年の春、ウッドロングエコのカタログをリニューアルする際に

ツリーハウスクリエーション様の施工例写真を掲載させていただき

カタログの中に「ウッドロングエコと人」という頁をつくり

そこでも小林崇さんの哲学を掲載させて頂き、

それを機にツリーハウスクリエーション様の活動をしりました。





ただでさえ、ハードなスケジュールを組んだ山SUN通信ですが・・・・

更に、今回から未経験スタッフも頁を担当するので、ホローの時間も追加するとなると

どうなることやら・・・・自分が倒れるんじゃないか?と不安もかなりあります。

昨日、スタッフと頁分担の話をやっと終えたその日に

主人からの生き生きした声で電話がかかり

「今、小林崇さんと会っているんだけど、山SUN通信でツリーハウスクリエーションさんとのコラボ頁つくりたいから

 至急、頁割変更して!」

「えー。即答はできない。5分だけ時間頂戴!」

丁度、老人ホームからの帰りだったので、自宅に戻りPCを立ち上げ

頁割表をみました。かなり無理があるけど主人との対談だったら可能かも。

ちょっと前までは何もかも一人でつくっていたので、自分さえ無茶すればいくらでもできましたが今は違います。

テープお越しからやり果たして頁製作できる時間はあるだろうか?

しかし自営業者の宿命で「できない」と断ると

次へ仕事の広がりの可能性まで消してしまうので

「なんとかやるわ」と主人に返事をしました。




ということで耕太郎さんの命令で突如頁構成とスケジュールを変更計画をしています。

月曜日にスタッフにも伝えないと。






ここからは私の空想話です。

本当は内心ワクワクしています。

次の展開が面白そう。小林崇さんのショップも面白い方が集まるみたいだし

小川社と違ってファッション業界の方も多そう。山SUN通信や小川社の商品カタログがファッション系の街にも置かれるとなれば

エコ建材の興味を持っていただく層も変わってきます。

最初は、ほんの一握り興味をもっていただければいいんです。

ファッション業界で木もちeーデッキや外壁が使われたら願ってみないチャンス!

ずっと、いつかはファッション業界やサブカルチャーの分野でも

国産材を使っていただければと思っていただけるような広告戦略を立てていました。

国産材の需要を伸ばすには、全く違う発想の方が参入してこないと

本当に日本の山林がダメになってしまいますからね。




小川耕太郎∞百合子社は、21世紀型の山林循環経済活動を目指し

現在の需要にあった商品を切磋琢磨に開拓している会社なので

小林さんのような熱い方が、声をかけていただけるなんて、嬉しい限りです。




この一週間は新商品のカタログも終えたので、毎日思いっきり早寝していたので

気分もスッキリ!

なんとか7月21日までには、原稿を提出するぞ~!と気分を切り替えました。

7月になったら娘にとっては初めての夏休み。なんとか夏休み前には仕事を納めないと。