日々、暮らしの中で考える。・・・・・・木もちeー暮らし

普通の暮らしの中で気がついたこと、考えたこと。またこのような生活の視点を通し、仕事で出合った方々のお話を綴っています。

人生何が転じて好となるかわからない--鳥の鳴き声 と 商品PRの動画製作--

2012年12月18日 19時33分00秒 | 子育て
ずっとブログを再開しようと思いつつ
パスワードを忘れてしまい ほっとおりました。
なぜか今日、急に思い出しパスワードを入力できました。
ごぶさたしています。約1年ぶりの再開です
ずっと滞っていたのに、見て頂いた方がいらっしゃることにビックリ
お久しぶりです。
今日は昨年、書き途中だった文章をUPします。




「ピッピピピピ・・・・

娘が小学校に入学する前、私は木製ブラインド[こかげ]の動画製作の追い込みでした。

春休みなのに、どこにも連れて行けず、いつも私のPCデスクの隣で遊んでいました。



動画製作というと聞こえが良いですが・・・・・

木材の説明をWEBでするとすごーく長ーくなるので動画にしよう!ということになりました。

しかも使うソフトは無料の動画編集ソフト。

そのうえ私のようなド素人が製作する動画

・・・・音楽といえばYOU TUBEの無料サウンドか

鳥などの鳴き声をみつけ、場面に合う音声を編集していました。

日々寝不足の缶詰め状態の母親の隣で

娘は、鳥の鳴き声でも聞き分けていたのだろうか???

私には退屈で不満だらけのようにみえました・・・・




今では娘はすっかり「鳥の世界」にはまり・・・・毎日のように「動く鳥図鑑」のDVDをみています。

小学生くらいになると、やたら突出してマニアックな情報を記憶する子どもっていますよね。

恐竜博士とか妖怪博士とか・・・昆虫博士とか。

まさにソレです。娘は「鳥博士」になりたいようです。




最近は、ずっと「鳥の博物館にいってみたい」と要望がありました。

・・・・しかし意外と鳥だけの企画は少なく・・・

やっと見つけたのが、大学内にある博物館でした。



イギリスの博物館の学芸員「ジョン・グルードの鳥類図鑑の世界」という企画展です。

彼はリトグラフ(石版に描く版画)をいち早く取り入れえた学者さんです。

当時発明されて間がない石版画(リトグラフ)の技法をいち早く取り入れ、奥様にそれを習得させ、

そこに1枚1枚丁寧に手で彩色した「鳥類図譜」の制作に取り

世界中の鳥の図鑑を作られました。

その図鑑の原画は玉川大学の博物館がつくられた電子書籍でも一部みれます



鳥に興味の無い方も、一度ネットで電子書籍を見たら、うっとり

鳥の美しさに魅了される素晴らしい精密画です。





▲娘(小2年)が描いたアホウ鳥


▲ツバメの子育て

人生何が転じて、好となるかわかりません。

自分の親にも「可哀そう。春休みなのに一緒に遊んであげないで~」とチクチク言われていました

「親にもわからない経営者の立場」と心の中で唱えていました。

しかし自宅も仕事ができたのが良かったのか?

娘は私の仕事をよく見ており

親子でとりとめのない鳥のお話しをよくしていました。

お蔭で私も鳥の鳴き方が聞き分けられるようになりました。



新商品「蜜ロウミストデワックス」の動画は、「木製ブラインドこかげ」よりは

鳴き声の音の質の違いやタイミングが編集できるようになりました。

とはいえども・・・・ド素人の製作ですが



▲商品化してから早1年3か月。おかげ様でご好評をいただいています