この絵本は70の工場を紹介しています!
経済記者とイラストレーターが、造船・鉄鋼から灘の酒、そろばん、砕石場まで、
阪神大震災からの復興を果たした兵庫のものづくりの現場を歩いて描いたそうです。
人目を驚かせるダイナミックな光景や、職人業を極める人間像に迫る素敵な本です。
長勝鋸を通して、知り合いになれた大工さんのブログで紹介されていた絵本です。
実は私も長勝チップソーの製作をキッカケに
刃物メーカの社長さんや鋸研ぎ職人の長津勝一さんとお話させていただくようになり
「工場は生きている!」「生きているからこそ、新しい技術が生まれる!」と思うようになりました。
職人さんはシャイで無愛想なところもありますが、お話しさせていただくと本当に興味深い話ばかり!楽しい!
世界を相手にコスト競争をする時代ですが
製作部門を全て海外へ回したら
日本は滅びていくのではないかと思っています。
手で思考する。身体を使って考えるた工程を経て商品化されたものは
やはり説得力があります。
ものづくりは図面だけで考えると、発想が小さくなってしまいます。
日本人は目茶目茶丁寧だったから日本製が評価され発展してきたんだと思います。
下手に労働条件だけピックアップされ、労働がきつい割りには給料が安い。など
全ての労働を時間い当てはめ考えるのはどうだろうか?と思うことがあります。
ものづくりは手間も労力もかかりますが
だから楽しいという価値や評価もあっていいのではないでしょうか。
日本でこんな本がでて嬉しいです。
頑張れニッポン!頑張れ小川耕太郎∞百合子社!
▲本日、長勝チップソーのH.PをUPしました。是非、ご覧下さい。