名シーン再び。

昨夜はたくさんのバンドを手がけている写真家・橋本塁さんの写真展を観てきました。バタ犬の展示があるということで以前から興味はあったんですが、4回目の開催にして初の観覧。いやあわざわざ渋谷に寄り道してよかったです。おそらくどのバンドの写真も、何かしらのメディアに提供されたライブ（と、ライブ楽屋裏）写真の未公開版ばかりだと思うんですが。A4サイズのコンパクトな写真をたくさん＆バンドごとに展示しているので、とても見ごたえがありました。どうやら被写体となった方々もたくさん来場している模様。

バタ犬の写真は野音ラストライブの時のものが20枚展示されていたんですが。ちょうどその展示の前に来たところで、会場内のBGMがサヨナラColorに変わるというまさかのタイミングも重なり、あの日の思い出がよみがえる写真たちにじっくりと見入ってしまいました。周ちゃんがちょっと笑ってるアップの1枚を、個人的ベストショットに認定。あと、バックステージパスの展示の中に埋もれていた、バタ犬のパスのデザインも最高でした。気になる方は明日までの開催なので、ぜひ。

そんなバタ犬のファンには密かに認知度が高い（たぶん）福井県鯖江市の市長さんが、例の道頓堀カーネスサンダースでもって、地場産業をアピールしようとしている模様（※下の記事から読むと流れがわかります）。このセンスと商魂あふれる感じ、嫌いじゃないです。さすが、ITベンチャーの寵児と日本屈指のファンクバンドを輩出した土地であり、その若者たちと活発に交流を重ねている市長はフットワークも軽そうだ。いつかは私のメガネも鯖江の一流品に買い換えてみたいもんです。

あ、おととい観たTEAM NACSの舞台はとても素晴らしかったです。たくさん笑って最後にほろりとさせられた、テンポの良い2時間でした。最後のあいさつで大泉さんも言っていましたが、やっぱりこういう時代は芝居でも観てゲラゲラ笑うのもいいですねえ。ライブならば、スカパラや怒髪天あたりでスカーっとするのがそれに当たるのかもしれません。

とか言いつつ今日はこのあと、恐らく笑いとはあまり縁がないであろうGRAPEVINE with 長田さんのライブを観に行ってきます。今回は初めてのトリプルギター編成によるライブということで、果たして何が観られるのかわくわくが止まりません。スペシャ祭り＠武道館と銭ゲバ最終回の録画予約をしっかりしてからお出かけしてきまーす。