Chance is with the music

音楽を糧にしつつ、日々を過ごしてます(家主:yucca)

bouNIT vol.5@代官山UNIT

2007-02-25 23:57:38 | LIVE
なんだか微妙にバタバタした週末になってしまい、正直誰が出るかもよく把握しないままUNITに向かった今回のライブ。なんとなく早く帰りたくて、ユアソンが終わったら撤収しようかなーとすら思っていたのですが。現地に到着した早々に、お会いしたOさんからユアソンがトリであることを聞かされてしまい、軽くショックを受けました。マジですか。私、6時間の長丁場を楽しむことができるんだろうか。

一抹の不安を胸に抱きつつも、本日の総合司会・大木凡人氏が登場するとさすがに目を奪われました。あのビジュアルに白いタキシードの装い、そして司会というより漫談に近い絶妙すぎる口調で、今日のイベントについて説明する凡ちゃんは強烈すぎる存在感を放っておられました。でもってどうやら今回は、uniceとUNIT、そしてSALOONの3フロアでライブを平行していくということらしく。なるほどー、だから覚えきれないくらいたくさんの出演者をブッキングすることが可能だったわけですね。

という訳で、トップバッターはUNITでのポメラニアンズのライブでした。初めて観たポメラニアンズは、ゆるさとファンキーさとピースフルな感じが混ざり合ったような、なんだか観ててとても楽しげなバンドでした。ポメラニアンズさんは、去年バタ犬をライブの場に再びひっぱり出してくれた偉大なバンドなので、もうそれだけで5割増しすばらしく見えてしまうような気がします。いや、そうじゃなくてもいいバンドだと思いますが。

で、そのままUNITに居残って、次に観たのがタイジオールスターズ。シアターファンのOさんにご一緒させてもらいました。

今回のタイジオールスターズは、女性ボーカルをたくさん迎えたアルバムをリリースしたばかり、ということで、そちらからの曲中心のライブでした。で、最後にbirdと一緒に1曲。約1時間のとても濃いライブは、曲を知らない私でもじゅうぶん楽しむことができました。特にタイジさんのギタープレイにはやられましたねえ。ご本人はやけに「他のバンドより演奏の部分が長いんですけどね、演奏が好きで。いや、でも歌も好きですよー!」とおっしゃっておられましたが、いやいや徹底的に聴かせていただけて本当に良かったです。

その後、MU-STARSのDJを目当てにSALOONに降りてみたものの、すでに人でいっぱいだったため、仕方なくバーカウンター前のソファで音だけ楽しむことしばし。で、そろそろLOST IN TIMEを観にuniceに行こうか、とOさんと一緒に移動しかけたところ、なんとSALOONにタイジ様が現れたものだからびっくりですよ。いやああれはちょっとミラクルな時間でしたね、Oさん。おかげで、すっかりLOSTのことが頭からぶっとんでしまいました。

そうこうしてるうちに、SALOONのDJがMU-STARSからイルリメにチェンジ。やはりDJ前は人でいっぱいになったままだったため、そのまま階段上の手すりによっかかり、壁にプロジェクターで映し出されたイルリメの模様を観ながら音を楽しむことにしたのですが。いやあイルリメ、最高でした!画像を通してでも、あんなにテンション上げさせてくれるってすごい。最後にユアソンのLocomotionをやったときなんか、自分も含めた画面組のひとたちやバーカウンターのお兄さんたちまでが、完璧にノリまくってましたもの。いやー今度ちゃんとプレイを堪能してみたいもんです。

イルリメ後は、休憩すべくOさんとuniceに移動。Oさんの快挙を祝してデザートセットで乾杯をしました。で、SALOON同様のプロジェクターでもってUNITのGAMBA ZUMBAのライブの模様が無音で映し出されていたので、それを鑑賞したり。あるいはたびたびuniceの関係者ゾーンを出入りする凡ちゃんの姿に目を奪われたり。そしてそうこうしてるうちにunice内でakiko嬢のライブが始まり、せっかくいい位置のテーブルにいるんだしという事で、そのままライブを拝見することにしました。

正直、名前もよく知らなかったakiko嬢の音は、ブラジル系と言えばいいのでしょうか。アコギとオルガン、そしてボーカルというシンプルな編成で、控えめな出だし。だけど1曲1曲進むにつれ、静かに熱っぽさを増すような音に自然と体も揺れだして。気づけばあっという間の30分のステージでした。なんか、普通じゃ絶対に接点のないようなジャンルのライブを、とても贅沢な席で楽しませてもらうことができて、すごく得した気分になりましたよ。だから、ユアソンのサウンドチェックを観るのが途中からになってしまったことも、全く後悔してません、はい。

さあ、いよいよトリのユアソンです。UNITの人混みをかきわけ、比較的スペースのあった上手前方に位置取ると、サウンドチェックの音に身を委ねることしばし。Jさんがこの時点でなぜかニューシングルの歌を披露してたことと、密かに髪が1年前のもじゃもじゃ状態に戻っていたことにウケました。きっとレコーディング続きで伸びっぱなしなんだろうなー、などと勝手に想像しつつ、私もTシャツ姿になってスタンバイ。

そして待ちに待ったライブは、1曲めから2,4,6,6,1,64だったものだから、そりゃもう最初から踊りまくりです。そして2曲目が新曲だったのかなあ?どんどんアガっていく展開がすごく気持ちの良い曲で、お気に入りナンバーになりそうな予感しまくりでした。で、3曲目がAhh Weeだったか、NETTAI BOYだったか、盛り上がりすぎてもう記憶がぶっとび気味です。

しかし、今日もじゅうぶん盛り上がらせてはもらったものの、何となく今日のユアソンはどこか力が入りすぎていたような。序盤に音トラブルがあったり、聴きなれない新曲を聴いたせいかもしれませんが。なんかJさんの帽子があまりにも飛びすぎてたし、メンバー紹介のときのズィ~レイ氏いじりがほとんどなかったので、どうしたのかしらとちょっと思ったり。あるいは、しばらくレコーディングにハマっていた反動とかでしょうか。だったら心配無用かと思いますが。

個人的にいちばんテンションあがったのは、やはりイルリメ氏登場でのLocomotionでした。さっきDJで聴いたこの曲を、今度はライブステージで聴けるだなんて、なんて贅沢な展開なんでしょう。ああもう、この音源ってやっぱり今はもう手に入らないのかしら。つーか手に入っても7インチ盤だから私は聴けないのか。

ライブ本編はSuper Soul Meetin'→The Outroで終了。で、アンコールではAFRA、イルリメ、サルくんを迎え入れて、FANKY SOYSAUCEでフリースタイル大会となりました。確かこのときJさんが客席ダイブをして、それが3ヶ月前の超2日間で見たダイブよりもずっと迫力があったのでびっくりしました。下のお客さん大丈夫だったんでしょうか。

そんな感じで、何だかんだ言いつつも、ユアソンライブではめちゃくちゃ踊らせてもらいました。アルバムはいつ出るのかなあ、ぜひ夏前にはリリースしていただいて、この夏はがっつり踊らせてもらいたいもんです。

いやあしかしbouNITって楽しいですねえ。「途中で帰りたい」なんて思ってた自分を深く反省しましたよ。次回以降も、メンツ次第で前向きに参加してみたいです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする