ジジが初めてスキーをしたのがこの白馬村(ハクバ)。昔は(シロウマ)と言ってましたがこっちの方が好き。細野の民宿に泊まり一番近い「咲花スキー場」へと毎日雪道をスキー担いで徒歩で通いました。当時は(55年くらい前)は樹木の高さが随分低くて途中の堂々と聳え立つ風に見えた当時珍しかった欧風の「白馬東急ホテル」を横目に見つついつかは!
と言う念願が今回叶いました。今は沢山の似たようなホテルやペンションが林立しており特段のモノではないが、一歩館内に入ると流石に風格が感じられた。多分リニューアルしたのでしょう、室内の調度やデザインも今風でも落ち着きがあり、温泉良し、レストランも良し。夕食の和会席は陶板焼きのビーフシチューなんぞ添えられていて久方振りにグー。
朝食はこれもグーなバイキング。従業員のマナーもよく又来たいなと思いました。朝食前に前述の細野と咲花スキー場を歩いて回りましたが、樹木が鬱蒼と茂りそこかしこにホテルやペンションが垣間見られ昔の田舎スキー場風景とは大違い。それでも細野に入る曲り道を苦労して降りた所は道幅だけは狭くって昔のままでした。
白馬東急ホテル
白馬東急中庭
咲花スキー場への道
細野への道は昔のまま細い。
ヒマラヤの青いケシの花
バスで30分ほど移動して標高1500mの五竜高山植物園へ。ココも今年は雪解けが遅れてチラホラ咲き。お目当ての「ヒマラヤの青いケシの花」は訪問者に申し訳ないと思ったのか隅っこで一輪だけ咲いていました。スキー場をシーズンオフに利用して高山植物が300種くらい栽培されているとか。名前の判るものだけ全部載せました。
雪の残る場所もあります。向こうは谷越えで見える八方尾根。
けなげに雪の下でも芽吹きが
ベルゲニア
シラネアオイ
チングルマ
ヤマシャクヤク
ゲンチアナ ディナリカ
高山植物の女王コマクサ
ウルップソウ
クロユリ
五竜を後に途中仁科三湖等車窓から眺めて大町へ。昼食場所を兼ねて安曇野の「アートヒルズミュージアム」が最後の訪問地。丁度「エミールガレ」の展示会がありましたが、ジジには猫に小判。ココはガラス工房もあり女性には人気の場所らしくガラス製品が3層にも分かれて展示販売中でした。昼食はイタリアンで珍しくもないトマト風味のパスタがメイン。
それでもティラミスのデザートやチョット珍しい風味のジュースなんかで締め。後は一路松本へ。往路と同じくしなの号、新幹線と乗り継ぎ新大阪へ定時に到着。雨の予想が外れて傘は使わず、北アルプスが見えなかったのが心残りですが、全員無事で楽しい旅行でした。
ティラミスとオレンジジュース
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