20230131から始めた「モロッコ旅行記(19991118‐25)」。今回が最終回です。何しろ1999年の旅行の記録ですから今では役に立たないと思いますが旅の記録としてご覧頂き有難うございました。
11月22日、砂漠から帰り遅い朝食を取り一路「中アトラス山脈」を越え内陸の古都フェズへ。途中荒涼とした高地平原や、大峡谷、猿が住む森林地帯、スキー場もある降雪地帯と1日の内に砂漠から、高原、峡谷、内陸都市と変化に富んだ車窓風景は飽きなかった。
途中検問があり何でも国王様が別荘へ来られるとか…コノ辺りはヨーロッパ風の別荘地帯でスキー場もあり、とてもモロッコの一部とは思えない。
砂漠から一転して草木が殆どない岩山を縫って走る
ちょっと休憩
山腹に書かれた文字 読めませーん
亜高山帯に差し掛かる
アトラス山脈は雪景色
手前の砂礫地に雪
このあたりスキーができるくらい積もってました
フェズはイズマエル氏の故郷で、居住地。生き生きと説明が詳細丁寧になりTD和田嬢は翻訳に四苦八苦していました。
夜の市内を走るが立派な街で歴史を感じさせた。早速乗りこんできた現地ガイドはイズマエル氏の長兄とか… 彼もイイケメン系。でも早速彼が経営する真鍮細工の店に連れて行く商売人だった。長い1日が終わりホテルはシェラトンで、お湯がたっぷり出るし、久し振りに頭を洗ってスッキリした。
11月23日は古都フェズの世界遺産メディナ・フェズ・エル・バリヘ。9世紀始めにモロッコで始めてのイスラム王朝が開かれたとか。
無数の日の射さない路地が交錯し、一人ではきっと迷うと思う。前にイズマエル氏、最後が兄貴。デモ42人の気まぐれ団体を引き連れるのは神経を使うのか時々大声が出る。
その中は壮麗なモスクや、神学校、美しいパティオを持つ民家、織物工場、サウナ、あらゆる物を売っている数知れない小さい店等の坩堝。
その間を物売りとロバのタクシー?と人間がうごめいてよく誰も迷子にならなかった事だ。流石の3人組も、バーさんもココでは横道にそれなかったようだ。垣間見たサウナのハダカ男はパンツをはいていました。
迷路みたいなメディナの城門
お店があり過ぎて暇そうな
王宮跡
フェズの街A
B
C
D
午後は最後の訪問地首都のラバトへ。ココは地中海沿いの綺麗な港町。海峡を隔てて直ぐそこがもうスぺインだ。
途中から畑と住宅が続き、高速道もある。とても「哀愁の」とか「灼熱の」の一言では片付けられないモロッコの地理的な多様性を見たよう。因みに砂漠や内陸は真夏は4ー50度になるが乾燥しているので過ごしやすくリゾートとしてヨーロッパから大勢やってくるとか。冬は地中海沿いが避寒地だそうだ。
ラバトの広場
短いようで長い旅も終わりに近づいた。最後の宿泊地カサブランカで夜最後の買い物も済ませ、11月24日は又朝4時に起き空港へ。イズマエル氏ともお別れの握手をして20ドルチップをあげた。もちろん運転手や助手さんにもそれなりに… 買った絨毯はなんとか自力で無事自宅まで持ち帰れた。
飛行中アルプスの山々がよく見えた。ミラノで3時間待ち。和田明子嬢は綺麗に化粧して口紅もくっきりと無事オンナに戻ったようだ。帰路は向かい風とかで13時間余のフライトで全員無事に関空着。11月25日は何だか蒸し暑かった。
やはりモロッコは遠い。フェズやマラケシュだけならヨーロッパへ行く序でにもう一度行きたいけれどアトラス越えはもう沢山。イイ旅行を経験したと言うのが実感です。
終わり。
PS: フエズのシェラトンホテルから絵葉書を送ったのですがどうやら誰にも着かなかったみたいです。5ツ星のフロントなので信用して絵葉書10枚と¥1000渡して頼んだのが悪かったのかな。そう言えば以前ハンガリーでも結局取られた結果となった経験があり不安だったのですが…
A.Yamada さん 「三木のアジサイ園&朗読と歌の集いの記事」にコメントを頂きアリガト。お返事が遅れ申し訳ありません。「・コメント 素晴らしい! TJさん、朗読と歌も歌われるんですね? それも今回はお一人で!!!素晴らしいです。 演目もバラエティーがあり、近くなら私も聴いてみたい曲ばかり。 これだけの曲数チラ見だけで歌えるなんて尊敬します。 今回が最後と言わず、次回も頑張ってください。 アジサイの清々し画像も楽しませていただきました♪」
TJ 励ましの応援コメント頂き、また機会があればやって見たいという元気が出てきました。次回は聞く方の体調も考えて1時間以内に収めて最後まで声枯れも出ずに挑戦したいです。
さなえさん 「モロッコ旅行記(19991118‐25)? サハラ砂漠の記事」に嬉しい豪華コメント(´▽`)アリガト!です。「コメント はるばると TJさん こんにちは 砂漠に行ったことがないので興味深く拝見しました サハラ砂漠での日の出?ご来光 素晴らしいものを拝ませていただきました 隊列で遮る者がいない?先頭はラッキーでした 真っ赤に染まる砂漠の画は圧巻です その場でしか味わえない感動だったと思います そこまでの道中〜体力が要りますね 冒険のような旅 宝物です おまけ画 とても素敵 お三方の笑顔が物語ってます 自称7?女性…奥手でしたか?私ならしがみつきます?」
TJ ハハハ 砂漠でのラクダ乗りはあまりお勧めできませんね。でも一っ段高い所から遠くが見えるのは素敵でした。
ビオラさん 「・コメント 今日は〜。 すごい旅ですね〜! そのホテル(コテージ風)では、当たり前に予測できたであろう停電・・・、そして、水事情も、厳しい中で、旅は旅で、楽しまれて・・・、 Jiji 様を含め、参加者の皆さんは、勇敢ですね〜? 私なら、ちょっと不安で・・・、滞在できないかも・・・。 それと、砂漠に、ラクダに乗って、出かけられて・・・、すごいですね〜? 私は、不安症なので、 ほとんど目印になるようなものがないような・・・、方向も、わからないような(今は、スマホで、位置情報がわかるから、大丈夫なのかな・・・?)(日が昇る事で、ざっくりな方向は、わかるのかな・・・)(現地ガイドさん、日本人ガイドさんがいたら、とりあえず、安心??)ところへは、勇気が要ります。 Jiji 様って、旅する冒険家やねぇ〜(^-^)? ラクダの隊列の先頭って、カッコいい〜 そのお写真も、すごく素敵〜? 記事最後のお写真も、良い思い出で、貴重なワンショットですね〜 当時65歳って、お若く見えますね〜? 私なら、モロッコ行くとしたら、 都市部滞在くらいで、その周辺をウロウロしていそうです〜(苦笑) 砂漠へ行かれるって、ほんとすごいです〜? ラクダさんって、可愛いですね・・・ しかし、乗り心地は、イマイチ・・・?(笑) 砂漠の風景〜、素晴らしい〜? 記事の風景や、Jiji様の旅の体験談〜、 日本の風景や生活とかけ離れた、世界観が、 とても楽しめました〜」
TJ いつも的を得た感想を頂き有難うです。今ならとても行けませんわ。若い時に海外へ、年取ったら国内。と誰でも考えつくようなことを実践しただけ。でも行っておいてよかったなと思う昨今です。
歴史は色あせてませんね
何回観ても雄大な景色があって
モロッコは哀愁と灼熱…それだけではない風土の多様性 仰る通りだと思いました
コロナ禍前 私も旅行を趣味にしていたのですが、足元にも及びませんが
こうして旅行気分を与えてくださったTJさんに🥂感謝します🍻
帰ってきたもののこの暑さ何とかしてほしい
身体が北海道になれてしまいました
昔の写真今行っても様変わりしてしまってもう撮れないとことも多いんじゃないかと思います
写真も体験談もすべてが
貴重な資料ですね