あと２週間を経ずしてお正月である。何日かの間、副住職の鐘撞きであったようだが、ここ３.４日、朝の観音様の勤行と鐘撞きが昔通りに復活して、老住職さんが勤めているようである。そして毎朝正６時きっかりの鐘の音も、間隔も正確に１分から１分１０秒台で６個の音を打ち鳴らして下さる。寒い冬の朝も暑い夏の朝も全く休みの無い勤行で、日曜祭日も無いのである。お勤めは大変であることが、つくづく分かる。最近観音寺の近くに越して来た住人が、“朝の鐘の音が五月蝿い”と苦情を言って来たそうだが、お門違いで、見当違いも甚だしいと思う。罰当たりだと言いたい。住職さんに大阪空港の住民とのトラブル事例を挙げ、住職さんと会話して、有り難く思っている人の方が多いですよと激励しておいた次第である。
