TANAKA式カットソー教室ブログ

上品でエレガントな大人のためのオリジナルカットソー教室
ワンランク上を目指す貴方へ。

カットソーの基礎1、ニットについて ベスト(生徒作品)

2020年03月17日 | カットソーの基礎

ご訪問ありがとうございます。

 

今回はカットソーで使用する

ニット、について

お話しさせて頂きます。

 

カットソー経験のない方は

ニット、と言われても

普通の生地と何が違うのか?

よく分からないのではと思います。

 

その前に何故、

 ロックミシンでの縫い合わせは、

ニットだけしか出来ないのか?

を、

お話したいと思います。

 

それは

ロックミシンの縫い目は

普通のミシンより弱い為、

伸びのあるニットだけしか

縫えないのです。

 

人が着て動いたときに

縫い目に力が掛かりますね。

 

ニットは伸びて力が分散されるので

縫い目が弱いロックミシンでも

縫い合わせることが出来るのです。

 

またロックミシンで縫い合わせれば、

端かがりと縫い合わせが

同時に出来てしまいます。

その為

カットソーは信じられないほどの

短時間に作ることが出来るのです。

 

さて話は戻りますが、

ニットは何故伸びるのか?

は、

編み物を想像して頂くとわかります。

 

毛糸そのものは伸びませんが

編むと伸びが生じますね。

それと同じ原理です。

 

またニットにも色々あります。

一般的にニットは

横に伸びるのが多いのですが、

縦に伸びるものや

縦横どちらにも伸びるニットもあります。

 

それともう一つ大事なのが

ニットの伸び具合です。

 

良く伸びるニットもあれば、

余り伸びないニットもあります。

 

また伸びるだけでなく、

ニットの

戻り具合も大事になります。

 

良く伸びて戻りの強いもの

良く伸びるけれども戻りの弱いもの

等、様々です。

 

問題なのはその伸び具合や

戻りの強さで

同じ型紙で作っても

 

着たときに感じるサイズ感が

違ってしまうと言うことです。

 

これについては明日、

詳しく書かせて頂きます。

 

残念ながら

出かける時間になってしまいました。

 

大事な事ですので、

明日に続きます。

 

 

最後に

先日の生徒作品をご覧下さい。

 

 これはNさんのカットソー作品で、

初級カリキュラムのベストです。

 

 

周りは全て

巻ロックで仕上げて頂きました。

 

糸を切らずに

周り全てに巻ロックする

練習をして頂きました。

 

 

ありがとうございます。

応援ポチよろしくお願いいたします。

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