VDTとはVisual Display Terminalとのことで、コンピュータシステムを構成する機器のうち、表示機器のことで、パソコンの場合はCRTディスプレイや液晶ディスプレイを指します。
VDT症候群(別名テクノストレス眼症)とは、VDTを使った長時間の作業により、目や体や心に影響のでる病気のことです。
コンピュータ、テレビゲームなど、私達のまわりにはVDT(Visual Display Terminal)がいっぱいです。そんな中、コンピュータなどの端末であるVDT操作に起因する眼精疲労を訴える人が増えています。
VDTを使った仕事は、視線が常に画面とキーボードと書類の3カ所を移動するので、疲れやすくなります。
その上、集中して画面を見続けるため、まばたきの回数が普段の約1/4に減り、目が乾きやすくなるので、目に負担がかかります。また、長時間同じ姿勢をとることで、首、肩、腕などの痛みの原因となります。
VDT症候群の症状 おもな自覚症状は、疲れによる充血やかすみ目、視力低下などの目に関する不調ですが、身体の痛み、胃痛や食欲不振、便秘などが起こることもあります。さらに進行すると、イライラや不快感、抑うつといった一見目とは関係のなさそうな症状へ発展することもあるそうです。
VDTを使う作業によって起こるこうした疲れ目、身体、心に影響のでるVDT症候群は、VDTの急速な普及により起こった、現代の新しい病気とされています。
参考情報2によると、労働省において平成10年に実施した「技術革新と労働に関する実態調査」によれば、VDT作業を行っている作業者のうち、精神的疲労を感じているものが36.3%、身体的疲労を感じているものが77.6%にも上っているそうです。
参考情報1には、以下にあげる注意点以外にも参考になる、様々な情報がうまくまとめられています。
参考情報2には、VDT作業者の心身の負担をより軽減し、作業者がVDT作業を支障なく行ことができるようにするための、新しい「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」が紹介されています。
<VDT作業中の注意点>(参考情報1より)
1.適度な休憩
1時間ごとに10~15分は休けいをとりましょう。遠くの景色をながめたりして目を休めましょう。
2.体操
ときどき適度に体を動かして、緊張をほぐしましょう。目の乾きを防ぐために目薬をさしたり、適度な運動で身体をほぐしたりすると疲れがとれます。
3.メガネ
メガネ、コンタクトレンズは度の合ったものを使いましょう。合わない眼鏡やコンタクトレンズは目を疲労させるので、適正なものを使うよう心がけてください。
4.ドライアイ、緑内障の人
過度なVDT作業で、病気が悪化する危険性がありますので、十分注意しましょう。
5.早期受診
異常を感じたら、早目に医師に診てもらいましょう。
参考情報1:
VDT症候群(参天製薬)
http://www.kireida.net/VDT-life/index.htm
参考情報2:
新しい「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」の策定について(厚生労働省労働基準局)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2002/04/h0405-4.html
VDT症候群(別名テクノストレス眼症)とは、VDTを使った長時間の作業により、目や体や心に影響のでる病気のことです。
コンピュータ、テレビゲームなど、私達のまわりにはVDT(Visual Display Terminal)がいっぱいです。そんな中、コンピュータなどの端末であるVDT操作に起因する眼精疲労を訴える人が増えています。
VDTを使った仕事は、視線が常に画面とキーボードと書類の3カ所を移動するので、疲れやすくなります。
その上、集中して画面を見続けるため、まばたきの回数が普段の約1/4に減り、目が乾きやすくなるので、目に負担がかかります。また、長時間同じ姿勢をとることで、首、肩、腕などの痛みの原因となります。
VDT症候群の症状 おもな自覚症状は、疲れによる充血やかすみ目、視力低下などの目に関する不調ですが、身体の痛み、胃痛や食欲不振、便秘などが起こることもあります。さらに進行すると、イライラや不快感、抑うつといった一見目とは関係のなさそうな症状へ発展することもあるそうです。
VDTを使う作業によって起こるこうした疲れ目、身体、心に影響のでるVDT症候群は、VDTの急速な普及により起こった、現代の新しい病気とされています。
参考情報2によると、労働省において平成10年に実施した「技術革新と労働に関する実態調査」によれば、VDT作業を行っている作業者のうち、精神的疲労を感じているものが36.3%、身体的疲労を感じているものが77.6%にも上っているそうです。
参考情報1には、以下にあげる注意点以外にも参考になる、様々な情報がうまくまとめられています。
参考情報2には、VDT作業者の心身の負担をより軽減し、作業者がVDT作業を支障なく行ことができるようにするための、新しい「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」が紹介されています。
<VDT作業中の注意点>(参考情報1より)
1.適度な休憩
1時間ごとに10~15分は休けいをとりましょう。遠くの景色をながめたりして目を休めましょう。
2.体操
ときどき適度に体を動かして、緊張をほぐしましょう。目の乾きを防ぐために目薬をさしたり、適度な運動で身体をほぐしたりすると疲れがとれます。
3.メガネ
メガネ、コンタクトレンズは度の合ったものを使いましょう。合わない眼鏡やコンタクトレンズは目を疲労させるので、適正なものを使うよう心がけてください。
4.ドライアイ、緑内障の人
過度なVDT作業で、病気が悪化する危険性がありますので、十分注意しましょう。
5.早期受診
異常を感じたら、早目に医師に診てもらいましょう。
参考情報1:
VDT症候群(参天製薬)
http://www.kireida.net/VDT-life/index.htm
参考情報2:
新しい「VDT作業における労働衛生管理のためのガイドライン」の策定について(厚生労働省労働基準局)
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2002/04/h0405-4.html