ふくらむ母の妄想かな

「行かなきゃ行かなきゃ」とずっと思ってました。
実家の母の様子を見に行かないと、家の中が心配だし
ベッドの下にゴミを放り込んでいないだろうか、、と。

いよいよ2～3日前に電話があってね。

 

『つまんなくって電話した・・・』

ものざみしい母の声が聞こえたから。
今日の夕方近くになって
やっと行ってきたんです。ミカンと石焼きいもをおみやげに。

庭にいました。

外にいる母を見るとホッとします。

雨戸をしめて、昼間から布団の中にいる母が多いから。

 

「昨日の3時くらいに出かけてから帰ってこないんだよ」と、
弟の奥さんのことを心配（？）してました。母はあまりボケてないと思うけど
今日はそのことを3回も言っていた。
ありえないって言う感覚なんだろうな。
職場のオーナーが独身だからって言うこともあったり、
他にもわけがあるんでしょうけど、そのオーナーと
不倫をしていて、2人で旅行に行っているんだ、、、と思っている母。
『○○○（弟）は知らないんだんべか・・・・』と言っている。

 

「おばあちゃん、考えすぎだよ」

 

 

 

母は年齢のわりには、こういうワイドショーに出てくるような
男女の想像をすることが多いのだ。「またか、、、」と私。
それが本当であっても私にはあまり興味がないことだと
素直に思える。もう一端の大人で主婦で家内で母で、、、、
夫婦で話し合っていただきたいです。

向こうから何か言ってきたら話は別だけどさ。

 

 

今日はなぜだか母の肩をぎゅっとしたくなった。
背中辺りを撫ぜ撫ぜしたくなった。
叔母のことにかかりきっているときも、きっと母はいまごろ
寂しい思いをしているんだろうなって思うことが多いの。
叔母も母のことをそう思ってくれているの。
家同士が近いからなお更なんですわ。

お正月は2人を家に呼びたいと思ってます。
今日、とりあえず母には「泊まりにくれば～～」と言っといた。
どうなりますことやらですが。