あの日から3ヶ月が経ちました。
今日は仮設住宅の仕事の関係で石巻に居ました。
午前中は雨模様でしたが昼からは快晴となりました。これからを象徴するような明るさであればよいと願います。
明日からは東松島市の矢本というところの仮設住宅の工事に茨城県から13名がやってきます。
日々、被災者の方々の生活の立て直しのためにたくさんの人々が働いています。一つの仮設住宅の現場に200名や300名はいるんじゃないでしょうか。小さな現場でも数10名はおられます。それこそ、東北全域はもちろんのこと九州・関東・関西などはるか遠方から、ホテルに泊まっているとはいえ雑魚寝のような環境で2ヶ月以上こちらにきておられるかたも結構居られるようです。
僕はサラリーマンでボランティアではないので、商売ベースで(あからさまに)赤字になるような支援はできません。働いて儲からないと会社は成り立って行きませんし、「被災者のために頑張ろう!」と言ってはいてもやっぱり商売なんです。
ですから、偉そうなことを言える立場ではありません。
自衛隊の方々が4月初旬から後半時のピークである107,000名規模から減ったとはいえ、現在も岩手・宮城・福島の3県で69,200名派遣されて色々な援助をされています。全自衛官が23万名弱という事は東北に約半分の人員が応援に来てくれていたという事になります。
警察関係者や消防関係者の方々もかなりの数の方々が応援にきて下さったことでしょう。
そして、学生さんや都会のサラリーマン・OL・主婦など多種多様の人々が今日も大型バスやワゴン車に乗ってボランティアツアーに来られています。パーキングエリアでもたくさんお見かけしました。日々お仕事をして疲れた上に自分のお金を払ってまで被災地に来て被災者のお手伝いをするような人たちが本当にたくさんいることに、まだまだ日本は捨てたもんじゃないと嬉しくなったり胸熱くなったりします。
政治家がどうの、東電がどうの、それを支える雇われ学者がどうのというような事を今日は言いたくありません。
明るい明日が来ることを祈るばかりです。
僕自身は大した被害を受けてはいません。
それでも振り返ると様々なものへの感謝と自分への不満など色々なものがないまぜになってしまい、とりとめが無くなってしまいます。
でも、きっとそれも地震から3ヶ月の僕なんでしょう。
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