10年近くの仙台赴任を終え、2015年5月から大阪へ赴任中のオヤジの日記です。
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よっぱのときどき日記



たまたま隣り合って話すことになった るりさん。自称36歳の彼女は、すぐ近くにあるスナック(多分)で働く自称彼氏いない歴長しの小柄な女性。
色々と話をしているうちに「よっぱさんは、戻れるとしたらいつに戻って人生やり直してみたい?」と聞かれた。
「大学受験も失敗したし、学校に行ってりゃ若干違った人生になるかもわかんないけど、元々、アタマ悪いし、どこへ戻ってもおんなじ人生歩いているような気がするんだよね。それに、今の人生もそんなに悪くないし、違っても何か不満はあるだろうから、戻らなくていいや。俺は俺だし(笑)るりさんはいつに戻りたいの?」と答えた。
彼女は若い時にむつの方から仙台に出てきて、ずっと国分町で生きてきたのだという。だから時々、もし仙台に出てこず水商売に入らず、違う人生を送ってみたらどうだっただろう…と、一人の部屋に戻った真夜中に考えるらしいのだ。
「この歳になるとね…」と彼女は、その時だけ少し寂しそうな顔で微笑んだ。


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