
レポート作成のための参考になればと思って読んだうちの1冊
題名通り、部下の育て方についての本で、部下が能動的に自発的に仕事をしたくなるようにするには、上司がどのようにすれば、またはしてはいけないかについて書かれている本です。
しかし ごく 普通 の、 さほど 栄光 ばかりを 求め て い られ ない 地道 な 企業 が 世の中 の 大半 の 職業 を 占め て いる。「 お前 なんか 来 なく ても うち に 就職 し たい 人間 は 山 ほど いる よ」 と 豪語 できる 企業 は 日本 に どれ だけ ある の だろ う か。 もし そういう 企業 では ない 場合 は、 競争原理 を 下手 に 持ち込む のは やめ て おい た ほう が よい。
とか
大半 の 人 は「 期待」 さ れる と それ を 重荷 に 感じる。 もし 期待 に 沿え なかっ たら どう しよ う? 頑張っ ても うまく いか なかっ たら どう しよ う? 不安 が 先 に 立ち、 仕事 が 苦痛 になり、 気 が 重く なり、 意欲 が 失わ れ、 結果、 パフォーマンス が 悪く なる。
とか
そもそも、「 成果主義」 という のが、 人間 心理 を あまり 理解 でき て い ない 底 の 浅い 考え方 なの かも しれ ない。 エサ で 釣れ ば いくらでも 労働 意欲 は かき立てる こと が できる、 という のは、 ちょっと 人間 を 簡単 に 考え すぎ な よう に 思う。
創意工夫 を 凡人 でも できる よう に する には どう し たら よい か。「 仮説 的 思考」 が その コツ の 一つ だ。
私 は、 人間 という もの を さほど 強い もの と 思っ て い ない。 環境 で 恵まれ ず に 能力 で 突破 し て いける という 人間 は、 滅多 に い ない。 サボテン は 熱帯雨林 で 育た ず、 マングローブ は 砂漠 で 育た ない よう に、 環境 に 恵まれ ない 種子 は なかなか 育た ない。
(以上本文より一部引用)
などの
「なるほど~!」
と思うところも多い反面、
「いや、ぶっちゃけ そんな我慢できないよ。」
と思うことも多々ありました。
まだまだ人間が出来ていません…
でも、楽しく読み終えました。
少しは今後実践できるかな?
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