非才無才の雄叫び

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「太平洋戦争の大嘘」という荒唐無稽33

2020-11-26 23:07:39 | 日記
32の続きです。

日本では
日本という国が戦前にやってきたことはまともなことだったのだ
と堂々と主張していながら
アメリカへ行ったら
言い出しにくいというのが実情です」と意気地がない。
なのに
したがって、歴史問題で日米関係に不協和音が生じるのは、
アメリカの国益にも日本の国益にも反していることなのです


そもそも他国の歴史に「正史ではない」などと発言すること自体が
間違っている。ましてアメリカは同盟国だ。
アメリカ国内の歴史認識に異論を唱えるのは、場合によっては内政
干渉になる。歴史教科書を書き換えさせ、教育政策の変更を迫る
ことになって、アメリカの逆鱗に触れるはずだ。
そして日米同盟に楔を打つことになってしまう。

因みにアメリカの高校の歴史教科書をwebで探してみた。英文が反
転して日本語訳になるサイトがあった。直訳のようなので、その日
本語には、いささか違和感はあるが・・・。

先ずフーヴァーの評価はどうか。
多くのアメリカ人が激怒した。軍は大戦の退役軍人をどのように
そのような軽蔑をもって扱うことができるでしょうか。フーバー
は、政治的扇動者、無政府主義者、共産主義者が暴徒を支配して
いると主張した。しかし、事実は彼の主張と矛盾する。ボーナス
マーチャーの10人中9人が実にベテランで、20%が障害者でした。
ボーナス軍が史上最大のワシントン行進であったにもかかわらず、
フーバーとマッカーサーは明らかに国家安全保障に対する脅威を
過大評価した。フーバーがその夏に再選を目指して選挙運動を行
う中、彼の行動はすでに彼の世論をさらに底押しした
」と、にべも
ない。

一方、ルーズベルト。
ルーズベルトはフーバーとは異なり、すぐに行動しました。就任
宣誓の2日後、ルーズベルトは「銀行休日」を宣言しました。3月6
日から3月10日まで、銀行取引は変更を除いて全国で停止されまし
た。この期間中、ルーズベルトは緊急銀行法で新しい議会を発表
しました.この法律は、財務省を通じて大統領に対し、溶剤である
銀行を再開し、そうでない銀行を支援する権限を与えた。下院は
全会一致で法律を通過する前に40分間の議論しか許されず、上院
はすぐに圧倒的な支持を得た。
銀行が再開する前の日曜日の夕方、ルーズベルトは彼の署名の一つ
を通じて国民に演説しました "暖炉のチャット."大統領は、落ち着
いた口調で正直な言葉で、危機が終わり、国の銀行が安全である
ことを6000万人のラジオリスナーに保証しました。ビジネスに戻
った最初の日に、預金は引き出しを超えました。4月の初めまで
に、アメリカ人は自信を持って銀行システムに10億ドルを返しま
した。銀行危機は終わった


以上がアメリカの高校の歴史教科書の日本語訳の抜粋。
教科書は、転記の部分には記載がないが、ルーズベルトを天才政
治家と高評価している。

このような教科書の内容に日本が変更を迫ったら、どうなるか。
アメリカ国内で大騒ぎになって、日米同盟は破綻する。

藤井氏の記述は日米同盟の強化どころか、日米同盟を破綻させよ
うとしていることになる。

自らが主張する「反東京裁判史観」のために、フーヴァーを担ぎ上
げ、フーヴァーの主張を「フーヴァー史観」と称して、これがアメ
リカの「正史」と謳うなど、正気の沙汰ではない。

しかも
アメリカの保守の人たちにとっても、これを否定したり取り消し
たりすることが、なかなかできません。
これを否定するということは、戦前の日本に味方をして日本は悪く
なかったと言いたいのか
」と反論されたという記述があるのは
藤井氏は「従軍慰安婦像」撤去の運動でアメリカへ行って、その
折、フーヴァーの史観がアメリカの「正史」であるなどと話をし
たのではないか。

こういう無謀なことを平気でやっているのかと思うと慄然とする。
感覚というか、観点がずれてる。

歴史問題で日米関係に不協和音」などと、さも自らが日本政府に
よって派遣された外交団であるかのごとき記述は大時代的でしか
ない。

藤井君
そんなので、「反日」の連中とよく闘えるね。
従軍慰安婦の問題で、アメリカへ行ったりオーストラリアへ行った
りボランティア活動には敬意と感謝を表するが、特にアメリカでは
歴史認識について言及すべきではない。
アメリカでは、日本の右翼的な学者が来て、戦前回帰の話をしなが
ら従軍慰安婦像の撤去の運動をしているという話がアメリカ中に
拡散して、アメリカ在住の日本人に困惑を与えているはずだ。
従軍慰安婦像の撤去に関しては正々堂々と理詰めでいくべきだ。
小生だったら、先ずアメリカで下記のような文書を配布してから
討論に臨む。
「従軍慰安婦像の設置は、日米同盟に楔を打とうとする者たちの
策謀の一つだ。
そもそも歴史認識に関する問題は文書・口頭による話し合いで
解決すべきものを、慰安婦像や記念碑を建立することは、話し合
いを拒み、一方的な主張を揺るがないものにして相手を屈服させ
ようとする物理的で卑劣な行為だ。このような行為を民主主義を
重んじるアメリカは拒否すべきだ」
このやり方は長い時間が掛かるだろうが地道にやるしかない。
いずれにしても従軍慰安婦像の設置を進める韓国の「反日」の連
中は人々の感情に訴えるしかできない低レベルの人間たち。
超然として望むしかない。


この項に関しては、さらに次回に割愛します。