非才無才の雄叫び

つぶやくこと、叫ぶこと、すべてボケ防止だ!

「太平洋戦争の大嘘」という荒唐無稽32

2020-11-23 22:55:58 | 日記
「チャイナは、あらゆるものが戦争の手段となる『超限戦』を
仕掛けている」

超限戦などと聞きなれない言葉が出てきたので、まずこれを検索
してみます。
超限戦」というのは中国の軍人が著した軍事戦略の論文のよう
だ。
中国空軍の喬良、王湘穂は、これからの戦争を、あらゆる手段で
制約無く戦うものとして捉え、その戦争の性質や戦略について論じ
た。本書の第1部は、新しい戦争についてであり、第2部では、作戦
の新しい方法についての議論となっている。この中で喬良、王湘穂
は、25種類にも及ぶ戦闘方法を提案し、通常戦、外交戦、国家テロ
戦、諜報戦、金融戦、ネットワーク戦、法律戦、心理戦、メディア
戦などを列挙している。そして、このような戦争の原理として、総
合方向性、共時性、制限目標、無制限手段、非対称、最小消費、多
元的協調、そして全ての過程の調整と支配を挙げている


ということで、あらゆる事柄を戦争の道具として使う又は戦争の
場面であるというのが、論旨のようだ。

それよりも、冒頭に出てくる記述のほうが気になる。
さもアメリカと日本の間に歴史認識に関する外交上の問題があるか
のように述べている。由々しいことだ。

ルーズベルト史観や、ルーズベルトはヒーローであるという見方
は今でも大変根強く、アメリカの保守の人たちにとっても、これを
否定したり取り消したりすることが、なかなかできません。
これを否定するということは、戦前の日本に味方をして日本は悪く
なかったと言いたいのか、ナチス・ドイツやイタリアにも言い分が
あつたと思っているのか、という話になってしまいます。そうする
と甚だしく面白くないということで、言い出しにくいというのが
実情です。それで、多くの人がルーズベルト史観にしがみついてい
るのです。
歴史を回復しなければいけないのは、アメリカ人自身であるという
こと。この問題はまさに今の問題になってくるのです


なんだ?この記述は・・・・。ルーズベルトは「社会主義的」政策で
アメリカの保守主義者から総すかん食ったんじゃなかったのか?
おまけに以前の
「「赤狩り」という極端な政策がアメリカで吹き荒れた理由」の項
では
「太平洋戦争の大嘘」という荒唐無稽30
それ以降、共産主義がアジアを次々に侵略していったことも
あって、日本という国が戦前にやってきたことはまともなこと
だったのだ
、ソ連の共産主義を防ぐ防波堤になっていたという
ことに、アメリカもやっと気が付きます
」と記述している。
違うじゃないかっ
アメリカの保守の人たちにとっても、これを否定したり取り消し
たりすることが、なかなかできません。
これを否定するということは、戦前の日本に味方をして日本は悪く
なかったと言いたいのか
」と反論されて、どうした?
日本という国が戦前にやってきたことはまともなことだったの
」と強く主張すれば良かったじゃないか。それを「言い出しにく
いのが実情です
」と?君はそれなりの気概を持って、すべてに
臨んでいるのではないのか?これだけの書物を著すのだから、なぜ
正々堂々と主張しない?

結局、君の主張は矛盾だらけなんだよ
ちぐはぐだっ
「アメリカ進歩主義」のところでは嘘を書くし
後年、大統領になるロナウド・レーガンが、振り返って次のよう
なことを言っています
」の次のレーガンの発言が抜けている。
そして、先述の項では「日本という国が戦前にやってきたことは
まともなことだったのだ
」ということを「アメリカはやっと気づい
」と記述していながら、今回は真逆のことを書く。
この項では
戦前の日本に味方をして日本は悪くなかったと言いたいのか
と反論されたと。
前述は創作で、後述は現実に遭遇した反応だろ?
なぜ前述を創作というか分かるか?
アメリカ人即ちアングロサクソンは君も知っての通り、物事を
厳密に考察する性癖を持った民族。

日本という国が戦前にやってきたことは、まともなことだった
のだ
」という意見がGHQや米軍内部で出た場合、議会で証人喚問し
て必ず真相を究明するのがアメリカだ。そして必ず記録を残す。

藤井君
こんな間違いだらけ、矛盾だらけは
痴呆症の疑いありだ
君は「反日の撲滅」に邁進しているようだが
書物は書くな
口頭で反撃しろ
筆はここで折りなさい。
分かったか


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「太平洋戦争の大嘘」という荒唐無稽31

2020-11-23 22:47:23 | 日記
「アメリカ国民は本当の歴史を知らされていない」
「アメリカ国民よ、今こそ目を覚ませ」

アメリカの国民が自分の国の歴史をどのように知らされようが日本
に関係ないだろ、と言いたいが、藤井氏は読者を「反東京裁判史
観」へ誘導したいために、遮二無二フーヴァーを担ぎ上げた挙げ句
、触れざるをえなくなっただけだ。

ルーズベルトの政策は間違っていたということ、第二次大戦への
参戦は、アメリカが日本を挑発した結果だという正しい歴史観
を持っている人たちは、アメリカの保守と言われる人たちです


藤井君
「歴史観」に「正しい歴史観」というのがあるのか?
まして一国平和主義を唱えるフーヴァーらアメリカの保守主義者の
一部の主張が「正しい」という方向付けをしたいのは、君の邪まな
意図だろう。

ちなみに「歴史観」についてwebを見た。
出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)
歴史の見方を決めるもの。歴史家がある観点から事実を解釈すると
きの前提になる統一的な観念。歴史家はそれぞれ固有の歴史観を
もっている。多くの事実のなかからあるものを選び出す選択基準、
事実を意味づける価値観は歴史家によって異なる。・・・・・
歴史家が自己の立場から事実をどう解釈するかは自由であって、
その解釈が史料によって実証され、論理的に整合する限り真である
。」

これからも分かるように歴史観とは「歴史家がある観点から事実
を解釈するときの前提になる統一的な観念
」であるとしているが
その解釈が史料によって実証され、論理的に整合する」場合に
限り「真」即ち正しいとしている。

藤井君
ルーズベルトの政策は間違っていた」ということが史料によって
立証されたのか?
小生がwebを検索した限りでは、ルーズベルトのニューディール政
策が誤りであったという結論には達していないようだが・・・・。
勿論、毀誉褒貶相半ばして、批判的な論調もある。しかし、その
論調が、従来のルーズベルトに対する評価を覆すまでには至って
いない。
また「第二次大戦への参戦は、アメリカが日本を挑発した結果」も
同様だ。
第一、虚言を弄する者が「正しい歴史観」などと謳うのは
、片腹痛いことこの上ない。

次にケント・ギルバート氏を持ち出してきた。
昔、テレビで見たことがあるので、懐かしいなと思ってネットを
見たら、随分太ったというか、貫禄が付いたな。日本に愛着を抱い
て、「反日」の撲滅に日々活動しておられることに感謝したい。

しかし、藤井君
歴史書に現在、活躍中の著名人を担ぎ出して、この人が支持して
いるとか、だから「正しい」みたいな論法は、週刊誌のネタじゃ
ないんだから・・・・、
これは、ギルバート氏に失礼だと思わないのか?
そのレベルのインテリジェンスしか持ち合わせていないのかね?

それから「このフーヴァーの本が、世に出るのに50年近くかかっ
ているのです。そんなに長い間出せなかったというのが、アメリ
カの実情なのです


自由主義国家アメリカに出版物を出せない実情など存在しない。
要はフーヴァー側が出せなかった。
なぜか?フーヴァー自身のアメリカでの失政をアメリカ国民が
忘却する時期まで待つしかなかったのだ。
「太平洋戦争の大嘘」という荒唐無稽26
先のブログで触れているとおりだ。
また、ウィキのアメリカ合衆国の歴史 (1918-1945)では
19市場崩壊後、フーヴァーは連邦予算の均衡を保つ
一方で税金を下げ公共事業を拡大すると宣言した。しかし、
関税を上げるスムート・ホーリー関税法、後には全般にわた
る税金や料金を上げる1932年歳入法に署名した。これらの
法が不況を深刻化させ、最大の政治的ポカをやった者として
フーヴァーを非難するものが多い
。さらに連邦準備制度が
(根拠のないインフレの恐れのため)通貨流通量を引き締めた
ことは、当時の金融情勢から考えて現代の経済学者の大半が
誤りと見なすものでもある


そして終いにはフーヴァーの歴史観こそ「本当の歴史観」と
藤井氏は宣うが、これは即ち「反東京裁判史観」こそ
本当の歴史観」と示唆していることになる。

藤井君
アメリカ国民よ」などとアメリカに呼びかけて、
この書籍が
世界的な出版物であるかのようなパーフォーマンスは、
ギルバート氏が読んだら、苦笑するだろうね。
なぜか分かるか?
今次の大統領選挙を見ても分かる通り、
アメリカ人は選挙の応援に
アメリカ国旗を掲げる人たちが多い。
日本では、祝日に国旗を掲げる家さえも
少なくなってしまった。
地域によっては全く見かけることもない。
それだけアメリカ人は愛国心が強く、プライドが高い。
アメリカ人にとって
君は「どこの馬の骨」かもわからないはずだ。
「アメリカ人よ」と呼びかけるのは、
ノーベル賞でも取ってから
言いたまえ






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