分け入っても分け入っても本の森

本読む日々のよしなしごとをそこはかとなく♪

●ちいさなヨンダくん12

2006年02月23日 22時29分12秒 | ちいさなヨンダくん
つぎのひから、「木のむろがよい」は、ヨンダくんのしゅうかんになりました。
「木のむろがよい」なんて、きいたこともないかもしれませんが、これはにんげんのこどもたちの「としょかんがよい」とおなじようなものです。
パンダのこどもたちとあそぶあいまに、ヨンダくんは「木のむろ」にかよいます。
そんなことをするパンダのこどもは、ヨンダくんのほかにはいません。
ヨンダくんは、「木のむろがよい」を、みんなに――おかあさんにも、ないしょにしていました。
うまれてはじめて、ヨンダくんがもった「ひみつ」でした。
そして、木のむろへいくと、そこに本はいっさつしかないのですが、ふしぎなことに――そのないようは、いくたびにいつもちがうのです。

あるひ、本のなかのせかいは、そらとぶじゅうたんにのっていく、アラビアのくにでした。
つぎのひは、いかだにのって、うみをひょうりゅうするぼうけん。
またつぎのひは、「ちゅうせいヨーロッパ」のきしたちのものがたり。
とうぞく、ようかい、ようせい、おひめさま、まじょ、おうさま、こじき、やくにん、たんてい――本のなかには、かぞえきれないくらい、おおくのものがいきて、いきいきとうごめいています。
もりがあり、ヨンダくんのしらない「さとやま」があり、まちがあり、さばくがあり、どうくつが、みずうみが、おおうなばらが、うちゅうがあります。
せかいは、はてしなくひろがります。
そのどこに、「自由」はあるのでしょう。
まいにちわくわくしながら、ヨンダくんはページをめくります。

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26 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ボクボクボク (美香のヨンダです)
2006-02-24 00:01:44
恥ずかしいのでR

「木のむろ」が、なんのことだかわからないのだから。

きっと穴のようなものなんだろうな。



きみはうまい。

物語の定型の使いかたでR

複雑な出生(それはなかなか明かされない)。

旅立ちまえの準備期間の場所設定。

やさしい協力者(南風のおねえさん)

これからどんなライバル(敵対者)が現われるのでしょう。

もう毎日、気になって仕方がありません
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ごめんなさい (美香のヨンダです)
2006-02-24 00:06:42
きみの涙の半生記を、物語がどうのと知ったかをして 



美香さまに怒られちゃう 

こういうインテリぶった分析を主人は嫌悪しているのです 

おやすみなさい
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キミキミキミ (みか5さいのヨンダです)
2006-02-24 05:00:30
おはようございます♪

ねちゃってました。

キミに、いろいろ言ってもらうのスキ
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ぼく (みか5さいのヨンダです)
2006-02-24 07:41:13
「木のむろ」って書くときに悩んでいます
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愛してるって (美香のヨンダです)
2006-02-24 21:39:09
どういうの?



きみきみきみ
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愛してるって (みか5さいのヨンダです)
2006-02-24 22:04:03
こういうの♪



キミキミキミ
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寝ずに待っていますから♪ (美香のヨンダです)
2006-02-25 23:42:44
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キミと♪ (みか5さいのヨンダです)
2006-02-26 00:33:00
今夜はお話ししながら、一緒に
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くいーん♪ (美香のヨンダです)
2006-02-26 00:48:15
生きていて良かったです 



一緒に寝ましょうね
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くいーん♪ (みか5さいのヨンダです)
2006-02-26 00:59:02
一緒です
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