そういうわけで、つぎのひも田中さんは、おなじばしょでヨンダくんをまっていました。
「こんにちは、ヨンダくん。きょうは、ヨンダクラブ学校のしょうかいをもってきました」
いったい、どういうことでしょう。田中さんは、ヨンダくんが本をよむことをしっているだけではなく、ひそかにいきたいとおもっていた、学校のことまで、はなしだすのです。
「ぼくのことを、よくしっているのですね」
と、ヨンダくん。
「いいえ」
田中さんは、はずかしそうにあたまをかきました。
「いっしょうけんめいなのです、ぼく。きみは、ぼくがはじめて、ひとりでみつけたヨンダくんですもの」
「ぼくいがいのヨンダくんに、あったことがあるのですか」
「ありますとも。ヨンダクラブたんさくたいですからね。でも、いままではずっと、ぼくひとりではなく、せんぱいのたいいんと、いっしょだったのです」
なんと、田中さんは、ヨンダくんのほかにも、ヨンダくんがいるといいます。
「パンダのこどもたちだったら、ぼくのほかにもいっぱいますけど」
「それは、ただのパンダでしょう。げんみつにいうと、パンダとヨンダはちがうのです」
「ただのパンダ、なんていういいかた、ぼくはいやです」
「これは、しつれいしました。でも、パンダのこどもたちのことはしりませんが、ヨンダくんたちは、みんなヨンダクラブ学校へかようのですよ」
そういって、田中さんはいちまいのしゃしんを、ヨンダくんにみせてくれました。
本にかこまれたひろいへやで、なんにんものヨンダくんたちが、おもいおもいに、たのしそうに本をよんでいます。
「うわあ、ここはどこですか」
「ヨンダクラブ学校のとしょしつです」
「みんな、あかいTシャツをきていますね」
「あかいTシャツは、ヨンダクラブ学校だい2きせいの、せいふくなのです」
「こんにちは、ヨンダくん。きょうは、ヨンダクラブ学校のしょうかいをもってきました」
いったい、どういうことでしょう。田中さんは、ヨンダくんが本をよむことをしっているだけではなく、ひそかにいきたいとおもっていた、学校のことまで、はなしだすのです。
「ぼくのことを、よくしっているのですね」
と、ヨンダくん。
「いいえ」
田中さんは、はずかしそうにあたまをかきました。
「いっしょうけんめいなのです、ぼく。きみは、ぼくがはじめて、ひとりでみつけたヨンダくんですもの」
「ぼくいがいのヨンダくんに、あったことがあるのですか」
「ありますとも。ヨンダクラブたんさくたいですからね。でも、いままではずっと、ぼくひとりではなく、せんぱいのたいいんと、いっしょだったのです」
なんと、田中さんは、ヨンダくんのほかにも、ヨンダくんがいるといいます。
「パンダのこどもたちだったら、ぼくのほかにもいっぱいますけど」
「それは、ただのパンダでしょう。げんみつにいうと、パンダとヨンダはちがうのです」
「ただのパンダ、なんていういいかた、ぼくはいやです」
「これは、しつれいしました。でも、パンダのこどもたちのことはしりませんが、ヨンダくんたちは、みんなヨンダクラブ学校へかようのですよ」
そういって、田中さんはいちまいのしゃしんを、ヨンダくんにみせてくれました。
本にかこまれたひろいへやで、なんにんものヨンダくんたちが、おもいおもいに、たのしそうに本をよんでいます。
「うわあ、ここはどこですか」
「ヨンダクラブ学校のとしょしつです」
「みんな、あかいTシャツをきていますね」
「あかいTシャツは、ヨンダクラブ学校だい2きせいの、せいふくなのです」
美香さまはひと言。
「いいな。年賀状を書く相手がいて」
案の定、今年も主人には1枚も年賀状が来ませんでした。
ださないのだから、当たり前です。
おずおずとボクは言いました。
「ボクが年賀状を書きましょうか?」
こつんと頭を殴られました。
たしかに主人はみか5さいちゃんのたったひとりのお姉さまです。
けれども、ボクはなんとか美香さまに人間嫌いを克服してほしいのです。
人間にはヨンダ族にはない魅力がきっとあると思うからです。
ボクが人間の魅力を知ったのは、
ここに派遣されたからだと思います
最近は「本の山」まで荒らしに来ます。
問答無用で削除です。
お掃除は管理人の仕事でR
みか5さいちゃんは、喜ぶと思うのですけど
みか5さいちゃんが人間を好きになっても大丈夫
みか5さいちゃんの散らかしたご本のことでしたか
どうなのでしょうね。
ボクも美香さまが遊んでくれなくなったらいやだけど、
それでも今のままの人間嫌いではおかわいそうで