分け入っても分け入っても本の森

本読む日々のよしなしごとをそこはかとなく♪

●おけいこ中

2010年04月29日 23時38分41秒 | 音楽
「では、問題の4楽章いってみましょー♪」(←いきなり)
「うわー、まって、まって、ヨンダくーん」
「演奏は待ってくれませんよ」(CDに手をかける)
「ぎゃー」
「じゃあ、ゆっくりからはじめて。それを上げていけばよいだけですよ♪」(メトロノームに手をかける)
「よ、し、てー!」
「よしませんよ、そーれー♪」
「このバカパンダ」
「ぼくに向かってバカと言いましたね」

この後、やりそうなことは、簡単な曲を弾き散らかしてダラダラする。
ピアノを弾きたくなる。
部屋の掃除をやりたくなる。
……って、ダメじゃんか。

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じつはぼくは、オケの練習にも付いて行きます。

「ねえ、ヨンダくんは、あれできないの、あれ」
「あれってなんです」
「ほら、孫悟空みたいな分身の術」
「できますよ、ヨンダクラブ学校で習いましたからね(フゥ~と毛を吹いて小さな分身ヨンダを作ってみせる)」
「すごいすごーい♪これならケースに入って、いっしょに行けるね♪」

って、なんだかなあ。

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4月3日(土)から始まったNHK教育の番組「スコラ 坂本龍一の音楽の学校」。初回ゲストに浅田彰でなんだかすごかったです。……う、動いてる。(説明し難い感覚)

その「音楽の学校」の前時間帯は「新ビバリーヒルズ青春白書」。

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マーラーの生誕150周年なので、今年度のN響アワーでは1年かけて特集するそうです。
具体的には、これから月一でマーラーの交響曲を取り上げるみたい。
4月11日(日)の放送では5番からの抜粋。
西村朗による全交響曲(未完成も入れて11か?)の一行解説もありました。

1.「巨人」……宇宙の最初の光のような。
2.「復活」……合唱付き+独唱。
3.マーラーのいちばん長い交響曲。独唱(コントラルト)+合唱+少年合唱。
4.ソプラノソロ。
5.4楽章は有名なアダージェット。
6.「悲劇的」(ぼく個人的には滅入る曲。他にはベルリオーズの「幻想」も沈むむむ)
7.「夜の歌」
8.「一千人の交響曲」……独唱(4声部)+2群の合唱+少年合唱
8~9の間に「大地の歌」
9.海に沈むような……。
10.1楽章のみで未完成……死への思い。

マーラーを理解するためのキーワードを4つ。
「異邦人」「世紀末」「運命の女性」「死」。

「壁画のように大きな作品で、近くで見ても何がなんだかわからないから同時代には理解されず、理解されるのに50年~100年の年月を要した。すぐわかるには大き過ぎる」


……これらは、「知識としてはわかっている」ことだけれども。

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結局、今日は途中で楽器ケースを買いに行ってしまいました(^^;
弓や楽器は桁が違いますし、予算が付いたからといって買えるものでもありませんが、フィッティングや松脂など周辺のものは気分転換になるので、ときどき……たまには替えてしまいます。
(ケースで100万以上というのも、あるみたいですけれど)

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オケの曲は難しいので、しっかり練習しなければ。