
とうとうやってきました、フロリダ州マイアミです。
これから数年お世話になる、私たちの新天地だ。
思えば、ここまでの道のりは本当に大変だった・・・(涙)。
連日連夜の引越し準備。
普通に捨てられなかったゴミを車に積んで通った、岡崎のゴミ処理場の思い出。
真夜中のキッチンで、冷蔵庫をカラにする作業をした時の事も忘れられない。
でかいポリ袋に新聞紙を敷き詰めて、次から次へと使いかけだった調味料を
投入していくわけですよ。
マヨネーズにソースにすりゴマに・・・まあこのへんまではわりかしいい匂い
だったりするのだが、その後、豆板醤やジャムやマスタード・・・と進むに
つれて、だんだん匂いが目がしみてくる。
最終的には、睡魔もふっとぶほどパンチの効いた匂いのできあがりだ。
お試しあれ。
とまあ、ひとつひとつ準備をしていき、最終引越しの前日には8年ぶりくらい
の「完全徹夜」も経験して、なんとか出発の日を迎えたのである。
成田までは父に送ってもらったのだが、これがもう、久々の大イベントに際して
相当のハイテンション。
車中ではもうしゃべりっぱなしだった。
でも、娘との別れの寂しさを父なりに紛らわしているのかな、と思ったので、
温かい気持ちで聞き役に徹したものである。
そんな父は、どうやら空港内の「不二家レストラン」であんみつを食べるのを
楽しみにしていたようだ。(彼はとにかくあんみつが大好き)
朝が早すぎてモーニングサービスしかないと知ると、途端に口数が減った。
(もしや本気であんみつ食べに来たんか・・・?)
そうだとしたら、私の見送りは「あんみつのついで」である。
さすがにショックだ。
その後パンケーキセットでまた元気になった父とは、当たり前だがセキュリティ
ゲートでお別れ。
(やっぱりちょっと寂しいな~)
とエスカレーターを降りようとしたら、ガラスの向こうで父がニヤニヤ笑いながら
敬礼ポーズを決めているではないか。
恥ずかしいのでやめてくれ・・・。
その言葉は父には届かず、あくまでも幸せそうに敬礼する彼であった。
やれやれ。
(後編につづく)
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