JOY OF LIFE ~ in MIAMI ~

SAN DIEGO → 西三河 → MIAMI・・・流れ流れて・・・?

まさかのカリビアンクルーズ再び!(4)

2013-05-28 20:33:43 | 旅のはなし
しつこくも、クルーズ旅行記のつづきです。

なにしろもりだくさんの7泊8日、いつものように自分のペースでダラダラと書いてたら、
あっというまに半年くらい過ぎてしまうであろう。

私もここ最近ようやく気づき始めたのだ。
あまりにも長いブログを書いているから更新が面倒になるということに。(今更??)

ということで、突然だが、この旅ブログはこれから写真中心のサクサクっとした内容で
できるだけ駆け足(というか自分なりの全速力)でお送りしたいと思う。

なぜならば、すでにもうだいぶ前の出来事になってしまったから(汗)。

まずはクルーズ3日目です。


5月28日(火)


このクルーズ旅行で初めての「終日後悔」もとい「終日航海」の1日です。
昨日のドルフィンアトラクションでだいぶはしゃぎすぎたので、今日はゆっくりしようっと。

基本的には『Solarium』でのんべんだらりと過ごし、飽きたら船内をぷらぷら、こんなカンジで。


皆さん夜遊びが過ぎるのか、午前中の『Solarium』はとってもすいてて快適~♪


一瞬「なんじゃこりゃ?」と首をかしげる光景だが、この方々はAllureを支えるキャプテンのお2人。
いわば2トップですよ!
アントラーズでいえば柳沢×長谷川ですよ!(古っ)

これは午前中に顔を出してみたRoyal Caribbeanのウェルカムバックパーティーでのひとこま。
キャプテンをはじめ、チーフエンジニアだのチーフシェフだのが登場して挨拶が聞ける貴重な体験だ。

ちなみに、このパーティーで特等席に座り、RCのMost Royal Guestとして紹介されたマリオさんは
驚くなかれ過去13年間で600回以上もクルーズシップに乗ってるんだそうな。

1年あたり50クルーズって・・・・リアリー!?
このおじさん、ほぼ毎週船で旅に出てますけど!?

すんごいビックリした。

Miamiにコンドミニアムを持ってるらしいが、ほとんど家で寝ることはないとか。
「そうなんだー、いいなーー」というのを通り越して「それはアンタ、ちょっとおかしいんじゃ・・・」と
半笑いになってしまう私であった。


外が暑くてくつろげない時間帯には、涼しい屋内でのアイススケートショーは大変ありがたい。
ドラゴンがなにやらという映画をテーマにしたショーらしいが、こんな着ぐるみで狭いリンクを
滑るのは大変そう~。。。


本日のディナーはこちらの『150 Central Park』というお店にて。
事前にはノーチェックだったのだが、ここはMiamiで一二を争うほど有名なシェフ、マイケル・シュワルツ
がプロデュースしているレストランなんだって。
そもそも彼のお店のファンである私が素通りできるわけないっしょ!


のっけからイチコロになったのが、産地いろいろのflavored saltを各自バターに加えてどうぞ、という
画期的な演出。 楽しいし、美味しいし、さすがじゃん、マイケルぅー!
右はSouth Florida産の新鮮な野菜のみ使用したサラダで、これまた滋味あふれる一品。



どれもこれも素材を生かしたシンプルかつ洗練されたお料理で、大満足でございました~。


夕食後は、水を使ったアクロバットショーを観にアクアシアターへ。
今夜も夫は開始10分で夢の中。
ざっぷんざっぷんプールにダイブする華麗なパフォーマンスも拍手や歓声も、彼の眠気をふきとばす
ことはできなかったとみえて、結局最後までウトウトしてた模様です。


明日はぐぐーーっと東に移動して、ヴァージン諸島に上陸の予定。

まだまだ遊ぶよ!


(つづく)

まさかのカリビアンクルーズ再び!(3)

2013-05-27 22:25:24 | 旅のはなし
5月27日(月)


早朝からバハマのナッソーに寄港。
近いね、どうも。

港に入っていくAllureの前方に、「ナッソーといえばアトランティスでしょ」というくらい有名な
巨大リゾートの姿が見えてきた。
本日、私たちはこのリゾート内でドルフィンと遊ぶexcursionを予約しているのだ。

ドルフィンと遊ぶ。

これは私にとって<ウミガメと泳ぐ>というのと同じくらい「一度はやってみたいこと(動物編)」
のひとつであった。
ちなみに、これを達成した暁に残るのは<コアラを抱く><ゾウに追いかけられる>の2つのみ。
死ぬまでに全部達成したいものである。

んで、今日は夢の「Play with Dolphin」!


※あくまでもイメージです。

ワクワク度MAXの私だったので、じっとりとしてやたら着心地の悪いスエットスーツも笑顔で
着こなし、ロクに内容のない長いオリエンテーション中も大変おとなしく座っておりました。
(夫は横で船をこぎまくってたけども)

うんうん、笑ってガマンするよ。

でももうわかったから、もう注意事項は十分だから、

早くドルフィンに会わせろやっっ (←ガマンしてないようだけど?)


かなり焦らされた後、ようやく私たちのグループにも順番が回ってきたようだ。

やってきたのはオスのノアくん。

彼は「エサくれるんなら遊んでやってもいいよ」とばかりに、30分ほど私たちと戯れてくれた。
ハグさせてくれたし、チューもさせてくれた。
何度もなでなでした彼の背中は、ものすごくなめらかで、しかもものすごいマッスル!
照英なんて目じゃないよ!

あどけない顔して実はマッチョ。
そりゃー婦女子がキャーキャー騒ぐわけだ。(なんか意味違います?)

もちろん私もすっかりノアに夢中で、最終的には
「ノアって絶対他のグループのドルフィンよりもかっこいいよね~(うっとり)」
とか言い出す始末。
ひいきのホストに入れあげる気持ちってこんなカンジなんじゃないだろうか。
知らないけど。

30分後、売れっ子ホスト・ノアは「よかったらまた指名してくださいね。それじゃっ!」とクールに
手(ヒレです)を振りつつ去って行き、夢の時間は無情にもあっというまに終わりを告げたのであった。


カメラ持ち込み禁止だったので、ノアとの2ショット写真などはプロが撮ってくれた写真を1枚
$15くらいで購入しなくてはならない・・・この商売上手めっ!


いつまでもノアとの思い出にひたっていたい私であったが、せっかくアトランティスに来たことだし
残り時間にリゾート内のミニ水族館<The Dig>をさくっと見学することにした。

ていうか、あまりにも暑いし、とにかく屋内に入りたかったんだけどね。

正直いって期待値ゼロだった水族館だが、巨大マンタの泳ぐ姿に「おおおーっっ!」と大コーフン。


これまでいろんな水族館を訪れているが、マンタがいるとこなんてあったっけ??
もしかしたら、初めて見たかもしれない。

大変得した気分でアトランティスを後にした私であった。


船に戻ってひと息つくと、そうそう、今日はフォーマルナイトなのだった。

シャワーを浴びてせいいっぱいお洒落して、街に繰り出さなきゃっ!!


今晩はキャプテンのおごりでシャンパンがふるまわれ、キャプテンと一緒に写真も撮れるとあって
プロムナードはこの大にぎわい。

ええ、もちろん私らも撮ってもらいましたよ、キャプテンとね。

背がスラっと高くて、ちょっとしたTVスター(映画スターではない)並みのオーラを放つキャプテン
トミーに挨拶しながら
「これからの数日間、あんたに命は預けたからっ!頼んだよっ!」
と念を送ったのは言うまでもない。


本日唯一残念だったことは、夜10時から始まったミュージカル『CHICAGO』上演中、せっかく予約までして
いい席を確保したというのに、あっというまに居眠りしてしまったことだ。

夫が寝るのはいつものことだけど、私までもが・・・。

不覚です。


(つづく)

まさかのカリビアンクルーズ再び!(2)

2013-05-26 22:13:50 | 旅のはなし
5月26日(日)

待ちに待った出航日。

Allureが停泊しているのは、我が家のご近所Port of Miamiではなく、北に小一時間行ったところの
Port Evergladesである。

この事実については、夫が長いことブツクサ文句をたれていた。
いわく、「家から見えるとこからクルーズシップがじゃんじゃん出てるのに、どうしてわざわざー?」
もっと言えば、彼は出航する船から我が家の姿を眺めたかったのだという。

まあそうだよね。私もそれはちょびっと残念だよ。

でも仕方ないの。
あの港からはAllureクラスの船は出航しないんだもの。
とっととあきらめておしまいなさいな。

ギリギリまで後ろ髪をひかれていそうな夫の運転で、Port Evergladesに到着したのは出航5時間前
の12時。
浮かれすぎたか、ちょっとばかしフライング気味の到着だ。

ターミナルのパーキングに車を預け、振り向くとそこには・・・



いたーーーーっっ!!!

とかいって、実は高速を走っている段階からその巨大な姿は垣間見えていたのだが、こうして目の前
にすると、やはり改めて度肝を抜かれるサイズである。

かなり時間が早めだったせいか、チェックインの手続きもあっというまに終わり、ほとんど心の
準備もできてないうちに転がり込むように船内へ。


Libertyの時にも衝撃を受けたが、入ってすぐに目の当たりにするのがこの景色だ。



・・・街??

スタバもあったりして(Libertyにはなかった)、一瞬クラっとなるような非現実空間じゃありませんか。

変な風にはやる気持ちをグっとこらえ、小腹もすいたことだし、早速16階にあるバフェレストランに
向かうことにする。


夫にとってのスペシャルドリンク「ピニャ・コラーダ」は旅先で浮かれた時のみ登場~。

ちなみに、このバフェレストランは<Windjammer Cafe>という素敵な名前だったのだが、私らは
どうしてもその名前が覚えられず、旅のあいだずっとここのことを「ホンジャマカ」と呼んでいた。
なんかごめんなさいね。


さてさて。

腹がくちくなったので、出航時間までの自由時間を船内の施設めぐりにあてることにする。
ビルでいったら17階建てのAllure、ひととおり見て回るだけでえらい大変。

「とりあえず、上から行くかー」と探検開始。



最上階のテラス。今はまだがらーんとしてますが、その後ここにはずらずらーーっとデッキチェアが。
こんなとこで寝てたら20分で丸焦げだけど(怖)


16歳以上限定エリア「Solarium」は静かで快適なので、ゆっくりしたい時にはここでダベりました。


まだ出航前だというのにもうプールで遊んでるあんたたちっ! ちょっと落ち着きなさいよっ!

あれ、そうこうしてるうちにAssembly Drillの時間だよ。

これはいわゆる<緊急時に決められた場所に速やかに集合するための避難訓練>で、ゲストの全員
参加が義務付けられている。
いざという時に6000人ものゲストが船内を右往左往しないように行うらしい。
こういうのも大切だよね。

Drillが終了すると、もう出航のお時間。

もちろん自分の部屋からでも出航の様子は眺められるのだが、ここはやっぱり広々としたデッキから
Allureが岸を離れていく様子を見てみたい。
同じことを考える人々でデッキは大賑わいだったが、これもまたお祭りのようで楽しいのだ。


巨大なAllureが汽笛とともにのっそりと動き出す。Fort Lauderdaleの港にしばしのお別れ~。


ほとんど陸が見えなくなるまでしつっこくデッキをウロウロし、出航の儀式を堪能したので、
「あー、やれやれ」と施設ツアーの続きに向かった私たちであった。
とはいえ、Allureの全貌をここでご紹介するほどの熱意も紙面(?)も足りない私。
他の施設についてはまあ追い追い気の向くままに適当に写真をのっけていくよ、たぶん。

なんかえらいバタバタ忙しかった1日だったが、明日は早速朝からバハマのナッソーに寄港する
ので、まだゆっくりできなさそうだ。


とりあえず、これから1週間、思う存分遊びたおして食いだおれるぞーーっ!


初日のディナーより:ホタテのグラタン、ポークチョップ、ピーチコブラー@メインダイニング


(つづく)

まさかのカリビアンクルーズ再び!(1)

2013-05-25 18:44:05 | 旅のはなし
まさかですよ。

まさか私らのようなド庶民がクルーズ旅行のリピーターになるだなんて・・・。
マイアミに赴任する前には想像だにしてなかった展開ですわ。

思い起こせば前回は2010年か。
結婚10周年の記念ともあいまって「清水の舞台から飛び降りるつもりで乗ったるっ!」とたいそう
鼻息を荒くしてのぞんだクルーズの旅。
大変楽しかったうえに、思ってたよりも結構リーズナブルだったこともあり、そりゃもう大満足な
7泊8日であった。

あれから3年。

あの時の経験にすっかり味をしめていた私は、ある日何気ない風を装って夫にぶつけてみたのだ。

「もう一回クルーズシップに乗ってみるっていうアイデアについてどう思う?」

「クルーズ? あー、いいんじゃない?」

おそらく、その時の彼はさほど深く考えて返事したわけではなかろう。
その返事を聞いた私が、10秒後にはPCの前に座って具体的な予約の手順に入るなどとは
予想していなかったに違いない。

油断しているとこういうことになるのだ。
我が家の旅行担当企画部長をナメてもらっちゃ困る。

わっはっはっはっ! ザマーみろだーっっ!(←何ハイ?)

そのようにして、5月末のMemorial Dayをはさんだ1週間、今年に入って初めての我が家の旅行は
<Allure of the Seasで行く東カリブ海クルーズ7泊8日の旅>に決定したのである。



※Royal Caribbean Internationalのオフィシャルサイトよりちょっと拝借

そう、二度目の今回は満を持して、ロイヤルカリビアンが誇る最新にして世界最大のクルーズシップ
「Allure of the Seas」号に乗るのだ。

前回乗った「Liberty of the Seas」も乗客定員4300名という十分に巨大な船だったが、このAllureは
なんと驚くなかれ、定員6300名!

なにそれっ!?

デカいにもほどがあるっつーの!!

もはやバカバカしくて笑ってしまうほどでっかい客船での旅とはどんなものなのか??
今回のクルーズ旅行は、「船に乗ってどこに行くか」ということより何より「あのAllureに乗るぜ!」と
いうことこそがメインイベントなのである。

夫にしてみれば、前回飛び降りた清水の舞台が思ったよりも低くて軽傷で済んだものの、調子に乗った妻に
「面白かったからもう一回飛び降りてみようよ!今度はもうちょっと高いとこからさー!」
などと言い出されて正直困惑・・・といったところであろう。

まあいいじゃん。

きっと今度の清水も軽傷で済むよ! (←適当)


初回は勝手がわからずに準備段階から無駄に右往左往していた私たちだが、今回は余裕シャクシャク。

早めにオンラインチェックインを済ませ、寄港地でのexcursionや行きたいspecialty restaurantについても
事前に検討して予約も済ませた。
苦手なパッキングも私には珍しく鼻歌まじりでこなし、とうとう迎えた出航日。

憧れのAllureとの対面を前に、アドレナリン全開で車に乗り込む私なのでありました。


(つづく)

アダム王子がとうとう(号泣)!

2013-04-15 20:56:50 | ゴルフのはなし


やりました!

やりましたよ、とうとう!!

私の心の恋人:アダム王子がメジャー初優勝ですよっっ!!!


思いおこせば出会いは10年前、あれは忘れもしないSDのLa Costa Resortで開催された
Accenture Match Play Championshipでのことでありました。

つーか、
私ったらこの出会いがいかに衝撃だったかについて、8年前にもブログに書き綴っていたよ。

恥ずかしくも「王子はオージー」などという脱力モノのダジャレとともにお送りしたようだよ。

我ながらしつっこい。

納豆のようにネチネチとしつっこい王子への恋慕だね。


去年の全英の最終日、勝てたはずなのに勝てなかった「勝負弱い」アダムの姿が記憶に新しかったからか、
今回もギリギリまで冷や汗かきっぱなしの観戦だった。

18番でバーディーをもぎとった時は一瞬優勝を確信したが、その直後、カブレラもまさかのバーディー。

「なにしやがんだ、このカブ野郎っっ!!」

と激怒したのは私だけではないだろう。


初のメジャー制覇を賭けたプレイオフ。

しかも相手は百戦錬磨のカブ親父。

しかも天気は王子に似つかわしくない大雨。


長年応援し続けてきた私ですら「・・・・やっぱダメかもしんない」と弱気になった。

すまん、王子。

信じきれなかったことを、今ここで土下座して謝る。


プレイオフの2ホール目、見事バーディーパットを沈めての完璧な勝利には、文字どおり飛び上がって
喜びました。

何でか知らないけど、横で夫もバンザイして喜んでいた。(アンチ・カブ?)

そして何でか知らないけど、感激に涙ぐむ私に「おめでとうー!」と言ってくれた。


長いこと「アダム・スコットのファン? 要はイケメン好きってことかい。けっ!」みたいな扱いを
受けてきた私だが、今ここで声を大にして言おう。

マスターズチャンピオンのアダムのファンですけど、何か文句ありまして?

毎年毎年、Doralにやってくる王子を追いかけまわしては「完全なるストーカー」と指をさされ、
練習する王子の姿を至近距離から双眼鏡でガン見しては「変態」呼ばわりされてきた。
そんな私の不遇の時代もこれで終わりだ。(←それとこれとは無関係では?)

それにしても、いろんな人々から「アダム優勝おめでとう!よかったね!」的なメールが届き、
特に身内でもないのに「なんかほんとにありがとうー」とか返信してる私はいかがなものか。

まあいいか。


最後に、私のPC(通称・みどりちゃん)の壁紙コレクションより、鼻血ものの一枚をご紹介しましょう。



なにこれ。

ありえないほどのイケメンチャンピオン。

アダム王子に乾杯!


あー、幸せな夜でした。