龍体力学覚え書き

中央競馬メインレース雑感・ジョギング日誌・夢日記・読書備忘録、アレルギー持ちのぼやき、その他諸々

第40回館山若潮マラソン(その4)

2020-01-29 21:37:05 | marathon
30kmを過ぎて、そろそろ最後の大坂とやら来るはずなんだが・・・と思っているうちに何度か坂を乗り越えて、たぶん今のが最後なのかな?・・・とボーッと脳内と対話しているところで、右の沿道に私設エイドを出しているテントが目に入った。

そのテーブルの上に、レモンの輪切りが丸くきれいに並べてあるお皿を発見。

吸い寄せられるようにそのテーブルに近づいて、一切れ頂戴した。そして温かい紅茶も。そこは天国のエイドだった。ヤバいときの柑橘系。これに幾度救われてきたことか。

今回の大会で公設、私設のエイドがいくつもある中で、実際に利用させていただいたのはそこだけ。道中は持参した蒸しパン1個と350mlの粉ポカリを溶いたもので賄えて、最後の活入れがそのエイドのレモン一切れと紅茶軽く一杯。

これでぎりぎりなんとかなったのは、やはり気温が極度に低くて体温を下げる負担が少なくて済んだことと(心機能の負担軽減になっていたはず)、雨天によるミストを含んだ空気で呼吸が楽だったことも大きかったものと思われる。

夏の湿度と冬の湿度とでは、体への負担の度合いで天と地の開きがある模様。別物ですな。

その私設エイドを出して下さっていた方々にお礼を言って、さーてここからペースアップするべ!・・・とその先の坂を下った。レモンの気分転換効果で。

33kmは通過していて、もうあとは楽になるだろ?・・・と思っていても、また軽い坂がやってきたりするので、安易にぶっ放せない。そうこうするうちに35kmも過ぎ丘陵地帯を抜けて海上自衛隊の館山航空基地の領域に戻ってくる。

ネイビー系のウェアを着た航空隊の隊員たちが沿道にチラホラ出てくれていて、「また館山に来てねー」とか声援を送ってくれる。そんな若い隊員さんに「ご苦労さまですー」とちょっと敬礼すると、やはり軽く敬礼し返してくれるレスポンスがあったりして楽しめた。

あとは序盤も通ってきたコースを、スタート地点へと逆走するだけ。この海沿いの道路も、それなりに消耗している帰路に通ると微妙ながらアップダウンを感じるじゃないの・・・。

先月初旬のフルマラソンのときには、ラスト5kmは根性のキロ5切りの意識で頑張ったものの(3時間50分を切れるのがわかったから)、こちらの不手際と悪条件が重なった中でもどうやらグロスでのサブ4が確実になっていたので、今回はそこまで追わずに安全運行を心がけた。

ゴール地点への最期の直線は足場がぬかるんでしまっていて、ナイキの厚底も関係なく半分近く埋まってしまい、「うわっ・・・」と思いながらのちょっと悲しくせつない気分でゴール。

その後豚汁をいただくも、手がかじかんでいて小さな具が掴めないほどだったが、この温かさには救われた。

温かさといえば、帰りのシャトルバスで館山駅に送ってもらったあと、駅へと向かう階段脇の観光協会さん?のスタッフさんたちが用意してくださった甘酒もしみたのなんの。甘酒って、こんなに美味しいものだったのね(しみじみ)。

今回は極寒の雨模様という過酷な気象条件だったので、沿道に出て下さった応援の方々や、大会のスタッフさんやボランティアさんたちの苦労も尋常ではなかったはず。本当に感謝の言葉しかない。

ありがとうございました。

館山からのお土産は、今回もお約束の中村屋さんのパン。

ピーナッツクリーム系のパンは売り切れだったけれど、フィッシュバーガーを確保できて十分満足。今回初めて購入したチーズバーガーもシンプルで美味しかった。

それなりに坂のあるコースでネットタイムはセカンドベスト(グロスは3番目)。風邪もひかずに済んだし、すべてに感謝感謝である。雨のおかげで花粉対策のマスクも不要だった事も含めて。



00-10・・・57分
10-20・・・56分
20-30・・・55分半
30-40・・・53分
残り・・・11分半

小出監督の著書「30キロ過ぎて一番速く走るマラソン」作戦一応成功。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第40回館山若潮マラソン(そ... | トップ | フライニットの泥を落とすた... »
最新の画像もっと見る

marathon」カテゴリの最新記事