「ウイニングホースプレイヤー」(アンドリュー・ベイヤー著)を読了。また一冊、そのうち読もうリストの本を消化した(最近、面白い本に書店で全然遭遇できないから、在庫消化が捗る捗る)。
「勝ち馬を探せ!!」に続くアメリカの競馬記者の名著。この日本版の初版は1992年となっている(実際に買ったのは15年くらい前)。
前著の「スピード指数」に続き、この本では「トリップ・ハンディキャッピング」という用語で表わすところの、「位置取り」「ペース」「レース中のアクシデント・不利」「コース取り」「トラックバイアス」を総合的に観て判断することを推奨している。
これだけの項目をトータルで判断すれば(スピード指数をも含めて)、そりゃあいかにもレースを詳らかに分析できて、馬券的にも凄いことになりそうな印象を受ける。当然胴元さんもすべてをデータ化し分析済みで、それに伴ってたっぷりフェイク混ぜ込んで毎週レースを執り行っていると思われるから、事はそう単純ではないのだが。
まあ技術論はさておき、結局巻末の精神論だな、大切なのは(正攻法で攻めたところで、裏をかかれてばかりなのだから)。
「競馬はいつもゆっくり変わっていく。ウイニングホースプレイヤーはその変容をたえず観察し、自分のスタイルもそれにあわせて変えていかなければならないのだ。」
「勝ち馬を探せ!!」に続くアメリカの競馬記者の名著。この日本版の初版は1992年となっている(実際に買ったのは15年くらい前)。
前著の「スピード指数」に続き、この本では「トリップ・ハンディキャッピング」という用語で表わすところの、「位置取り」「ペース」「レース中のアクシデント・不利」「コース取り」「トラックバイアス」を総合的に観て判断することを推奨している。
これだけの項目をトータルで判断すれば(スピード指数をも含めて)、そりゃあいかにもレースを詳らかに分析できて、馬券的にも凄いことになりそうな印象を受ける。当然胴元さんもすべてをデータ化し分析済みで、それに伴ってたっぷりフェイク混ぜ込んで毎週レースを執り行っていると思われるから、事はそう単純ではないのだが。
まあ技術論はさておき、結局巻末の精神論だな、大切なのは(正攻法で攻めたところで、裏をかかれてばかりなのだから)。
「競馬はいつもゆっくり変わっていく。ウイニングホースプレイヤーはその変容をたえず観察し、自分のスタイルもそれにあわせて変えていかなければならないのだ。」