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龍体力学覚え書き

中央競馬メインレース雑感・ジョギング日誌・夢日記・読書備忘録、アレルギー持ちのぼやき、その他諸々

袋井クラウンメロンマラソン(その4)

2018-12-15 13:04:53 | marathon
中間点、25km、30kmと、露骨なダメージを受けないまま、なんとか通過することが出来たのは、序盤の省エネ意識とともに、ここ1ヶ月ほどの練習時に20kmから30kmジョグる頻度を増やしていたのが効いてるのかな?

坂の上り下りがこうも繰り返されているにもかかわらず・・・なんて考えていると、風よけの全く無い田園地帯をひたすら強い向かい風を浴び続ける罰ゲームステージが出現。太陽の位置から考えて西風。それが延々と続き、ストレス激増。当然一気に疲労感もアップしてきた。

曲がり角に来るたびに、「もう向かい風は終わりだな!」とテンション上げるも、すぐさま向かい風の直撃する向きへと右折させられる。これが何度繰り返されたことか? 

このコース設定をした人間の底意地の悪さに対して怨念が湧いてきた。

ここで一気に消耗したのをなんとか堪えて、Uターンしたコース(35km過ぎ)で追い風利用でペースアップを目論むも、フォローな風の有り難みを実感出来ず。向かい風に対する抵抗が急速にダメージをもたらしたようで、前に進まなくなっていた。

そんな流れの中、ラストのエイドがやってきた。それまでのエイドではもっぱら水とみかんを補給してきた。とくにみかんは潤沢に提供されていて食べ放題状態。さすが三ヶ日みかんの産地の近所だけのことはある。

最後だし・・・とじっくり立ち止まってここではエイドを堪能。みかん2個分、さらにバナナにイチゴまで補給。疲れているところに、イチゴの鮮やかな赤が見目麗しかった。あのイチゴの赤の鮮烈さは、いまだ印象的。

それにもっと印象的だったのは、エイドに動員されていた女性陣。女子中高生や、元女子中高生もいたと思われるが、元気が良くてテキパキ。どちらかというとテンション低めな人が目立った誘導などの男性陣に比べると、その差異が際立っていた。風も強く寒かったから、集団でいるならともかく、吹きさらしの中でポツンと持ち場をキープしている場合、そりゃテンション下がるのも致し方ないか・・・。

ビタミンC補給後、少し気を取り直して冷静に考えてみたら、今回のマラソン大会は、スマホが表示する残りの距離に700から800メートルのおまけ付き。こちらはギリギリサブ4出来るように準備していて、怪我を抱えながらも何とかスマホはそれが可能な数字を表示してはいた。だが、プラスアルファの分がネック。残っているのはエコパへと向かう坂。800メートルを4分以上は確実に追加しなくちゃならない。妥当なところは+5分。

消耗し尽くしたところの坂で少しでも頑張ろうものなら、10日前に右ケツとハムストリングを痛めた事をなぞることになる。どう考えてもサブ4は無理と思えたため、ここからは流しモードに移行した。

当然最後の坂も、もう無理はしないで、踏ん張って駆け上がることはなし。苦しくなったら悠々と歩いたりもして。最優先は故障を悪化させないこと。

ここでもバンバン抜かれまくった。ベテランから妙齢までの、多くの女子ランナーにもここでかわされた。淡々と走る後ろ姿が神々しかったな。

それに、身のこなしがいかにも速そうな男性ランナーにも、この土壇場で結構抜かれた。あんなに速そうな人たちがこのタイミングで?・・・みたいにちょっと不思議ではあったっけ。

とかなんとか最後の坂を上りきって、エコパの周囲を回るコースへ突入。またここをあちこち結構走らされるのか延々と・・・と投げやりな気分でいると、唐突にゴールが出現・・・。

えっ!?????

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袋井クラウンメロンマラソン(その3)

2018-12-15 09:00:02 | marathon
じきに下りが始まると、周囲はみなスピードアップ。おいおい速すぎだろ!?・・・というペースになりそうだったので、こちらは自重せざるを得ない。当然バンバン抜かれていく。

みんな速いなー、それで保つのか?・・・と心配になるほど周囲は爽快に抜き去って駆けて行く。一方こちらはスマホの表示を見て、自ずとスピードが乗ってしまう下りで絶対にキロ5分を切らないように抑えに抑えた。

その後も序盤は順調に抜かれていく。東海地方のランナー、超レベル高ぇー!・・・と驚嘆しながらダラダラ進んだ。

そのうちにふと、自分のスマホアプリ・Stravaのキロ表示が、道路脇に立っている大会サイドのキロ表示と700メートルほど違っているのに気付いた。1度や2度ではなく、それがずっと続いたからたまらない(最終的には800メートル近くズレた)。

ストラヴァは数字盛るからな・・・とわかっているので、「またやってるよ。やはりスタート直後にGPSキャッチしそこねた影響か?」と考えていたが、どうやら他の周囲のランナーさんたちもGPSウォッチの数字と合わないらしい。

ピロピロ音が鳴るたびに、「キロ表示、おかしいですよね?」と隣近所と確かめ合うシーンと繰り返し遭遇。どうやら道路脇のキロ表示が間違っているとしか思えなくなった。結局、この距離表示のミスマッチは、終盤になって距離表示が見当たらなくなるまで続いた(撤去していた疑い)。

とはいえ大会サイドとしては「俺様がルールブックだ!」というスタンスだろうし、手元のスマホアプリで42.195km通過したあと、700メートルから800メートル余分に走らされるのか・・・と認識し、愕然とした。

そういう現実から目を逸らそうと、度重なる坂の上りだけはちょっと頑張り、下りは相変わらずひたすら我慢して脚に負担をかけないように省エネモードを維持。もちろん平坦になったらなったで、歩幅を広げたいところを我慢。なにせ右ケツとハムストリングがいつ痛くなるか気が気でなかったので。

途中、小型のイノシシが対抗車線をこちらに向かって来るのに出くわし、思いっきり肝を冷やした。

しかし2本の牙と見えたものは、2本の小さな角だったようで、実際はカモシカだったらしい。イノシシは太ももをえぐりに来ることがあるんじゃなかったか?・・・と走りながら猛烈に緊張した。

その後に出会ったのは、中学生のチアガール部隊。今回のマラソン大会のハイライトは彼女たちと言って差し支えないと思われる。

手を振ると、振り返してくれるチアコスの女子の集団。まさに女神たちであった。袋井JCバンザイ!!!

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袋井クラウンメロンマラソン(その2)

2018-12-14 23:36:01 | marathon
さる12月9日の朝。掛川と磐田の間に位置する袋井市の愛野駅を下車。そこから15分少々のウォーキングで大会会場のエコパへと向かう。シャトルバスに乗って遠方のスタート地点に運ばれることはないし、ゴールもここ。帰りもクールダウンウォーキングをしながら駅に向かえば良い。これはこの大会のメリットだろう。

準備は屋内のアリーナで出来るので暖かくて有り難かった。この日は気温が一気に下がり、風が冷たかったから。

そうこうするうちに荷物預けの時間(預けるのも返却もスムース。この担当をしたボランティアの学生さんたちナイス)が来て、スタートのためにスタジアム方面へと向かう。

とくに誘導らしきものもなかったから、たしかこっちでよかったのかな?・・・という具合に流れに身を任せて進んだ。

この大会はゼッケンがA、B、Cと3種類に分かれていて、自分はB。だいたいBのゼッケンに囲まれているのでポジションは大丈夫だと勝手に判断した(ここでも全然誘導なし)。

待機の場所からスタートのためにエコパの内部へと降りる。トラックの上をスタートを待つ集団は進み、いよいよ!・・・と気分は多少盛り上がるなか、写真を何枚か撮っているうちにスタートした。



当初の予定では前回のマラソン大会同様ブルックス・ゴースト9を履く予定だったが、直前2回のジョギング時にシミュレート的に履くと、これまでになかった反応(右ハムストリング&右ケツをかばうためなのか、左足の親指の爪の部分に変な圧迫感を生じるようになって爪が一気に変色した)が出ており、もしも「強行」してフルマラソンを走り終わったら恐ろしいことになるのではないかと懸念された。

占ってみると、凶と出てしまった。やっぱり・・・。

では、買ってからまだ最長10km前後しか走っていない同じブルックスのローンチ4は結構速く走れそうな気がしたものの、占いではこれまた凶。脚への負担になるようだ。

ニューバランスの1040も芳しくなく、初マラソン時に履いたアシックスのGT-2000NYはどうかと見立てるも、こちらもろくな占い結果は出ず。

じゃあ消去法で同じアシックスのダイナフライトしかなく、実際に占ってもそれで走れと出た。

今回まではブルックスのゴースト9と考えていて、来年になったらナイキのシューズを買うつもりでいた。それを前倒しすれば良かったかな?・・・と少し頭をよぎったけれど、無いものは仕方がない。

というわけで今回はダイナフライトで走ることになった。グニュグニュ感が足に優しいのは確かなんだけど・・・。

幸いに、そのグニュグニュ感もさることながら、シューズのバランスのせいなのか、走っていてもゴースト9のように左足の爪に変な負担は来ないし、ゆっくり動く分には故障箇所に痛みはまだない。

だが、「いつまでもつだろう?」というおそるおそるな感じは結局最後まで続くことになる。


タイムロスは1分少々と思ったよりも早くスタートゲートがやってきて、すぐにスタンドの下をくぐる。これはGPSのキャッチの点で不安が頭をよぎった。スマホのアプリのスタートスイッチを押した直後にスタンドの下をトンネルのようにくぐるわけで、不安定なままわけのわからん数値を表示するのではないか?と・・・。

スタジアムのエコパを出ると、すぐに駐車場内に設定されたコースをうねうねと走らされた。段差、大型バスのすぐ後ろの見通しの悪い場所、そのうち車止めを横切ったりもして、障害コースかよ?と感じるようにリスキーな箇所の連続。カーブもあるし、それに狭い。何だよいきなりこのコース設定は?・・・と辟易しつつ、ようやくスタジアム界隈から外へ出た。

すると、右側を走っていたおっさんが目の前で急に左サイドへとコース変更して横切った。今度はなんだよ!?・・・とそいつの動きを目で追うと、歩道に大会ゲストの猫ちゃん(猫ひろし)がひっそりといて、軽くハイタッチ!していた。

それに気がついた時はもう通りすぎようとしていたので、「にゃー」をやり損ねたけど、ま、いいか。

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袋井クラウンメロンマラソン(その1)

2018-12-13 23:40:55 | marathon
今年9月30日の台風24号の日本襲来により、第2回松本マラソンが中止に。

2018年下半期に唯一登録していたマラソン大会に出られなくなったため、さてどうしよう?といろいろ考えていた最中のとある夜に夢をみていた。

長澤まさみちゃんのおっ?いを、全く抵抗されずに堪能する至高の僥倖をありありと体感した内容だった。

夢解釈をしようと調べるまでもなく、彼女が静岡県出身なのはとっくに知っている(世界の中心でなんちゃらの映画に出る遥か前からファンだったから)。しかも静岡西部の磐田市出身だったかな?と考えているうちに、そういえば静岡県のマラソン大会が何かあったはず・・・とチェックしてみると、磐田の隣の袋井でのマラソン大会を発見。

5月に募集開始していながら、10月になってもまだ募集中・・・。

これはヤバそうだ・・・と大会要項を調べぬうちに実情がわかってしまったも同然。ランニングマガジンのバックナンバーに主要マラソン大会の高低図が載っているのがあるのでそれを広げてみると、アップダウンがかなりあるのがわかった。

でもまあせっかく長澤まさみちゃんの夢をみたのだし、無意識レベルでは「出ろ!」と言っているのではないかと判断し、一応占ってみた。

しかし、「ただ出る」・・・と占うとゴーサインは出ず。

じゃあどうすればよいのか?いろいろ脳裏に浮かぶものをキャッチしようとアンテナ感度を上げていると、東海地方にとある龍神様の神社があるはずだ・・・と浮かんだ。(おそらくガイドさんからのメッセージ)

さっそくその神社参拝と袋井のマラソン大会参加のセットを占うと今度は一変、大吉が出た。ついでというか、きっかけが出来たようだ。

そういうわけで、高低差のかなりある袋井クラウンメロンマラソンを松本の代替として走ることに決定。時は10月上旬。

それ以降、少しずつ練習の距離を延ばしつつ、ハーフの距離、25km、30kmと増やしていき、次は最低でも30km(1週間毎おきの3回目)か出来れば35kmを走る直前、15km+坂路調教(袋井対策)を行った日(11月末日)に悲劇が起こった。ここまでは順調だったのにさ。

無理矢理急坂をケツを使いながら上がっているうちに痛みが発生。それでも5kmほど坂路のアップダウンを繰り返した。何せ、袋井のコース図を見ると、普段の平坦中心の練習ばかりでは対応できなさそうなのは自明の理だったから。

多少脚にトラブルが発生しても、これまで同様すぐ治るかと思いきや、結局右のケツとハムストリングが完全に癒えることはなく当日を迎えることになってしまった。

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第35回カーター記念黒部名水マラソン(その5)

2018-06-08 23:16:21 | marathon
2度目のマラソン大会出場の総括を、別ブログに記載。

重複するのがアレなので、リンクだけを貼る。


そこに書かなかった点では、ペースメーカーに8キロから18キロ前後まで無理してついて行ったことの正否の判断が難しい。

前半の上り坂をそうやって無理したことで前半の数字が良くなった半面、4時間のペースメーカーが前に遠ざかってしまったことによる目標喪失感により、一気に疲れが出て21km、22km。23km、24kmとペースがガクッと落ちた。

その部分の落ち込みが祟り、前半が2時間少々、後半が1時間59分少々と、ハッキリクッキリとしたネガティブスプリットを残せなかった。下り坂を全然活かせてない!・・・みたいなものなので、今にして思うともったいなかった感がある。

今度黒部名水マラソンに出るときは、上りが終わるまでは無理をしてでも4時間のペースメーカーのお世話になり、そのあと後半どこまで粘れるかを実験してみようかな?

終わったばかりなのに来年が待ち遠しい。


01 5:58
02 5:37
03 5:34
04 5:36
05 5:56

06 5:37
07 5:30
08 5:26
09 5:29
10 5:39

11 5:34
12 5:15
13 5:38
14 5:38
15 5:38

16 5:25
17 5:44
18 5:31
19 5:30
20 5:37

21 5:57
22 6:01
23 5:52
24 5:45
25 5:30

26 5:28
27 5:17
28 5:16
29 5:12
30 5:23

31 5:17
32 5:25
33 5:42
34 6:02
35 5:19

36 5:30
37 6:17
38 5:15
39 5:27
40 5:41

41 5:38
42 5:46
0.5 5:07
(ペース)

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