逆算すると、もう自己記録更新への余裕はない(25km過ぎから落ち気味だった)。というかネットタイムのサブ4も怪しくなるかも・・・。
水を飲んでも、ほんの2分か3分で喉が渇きだし、脱水リスクが頭をよぎる。
マラソンを走っていて後半よく遭遇するありがちな負のスパイラルな思考の流れだということは重々承知していたけれど、まだ露骨なダメージが出ていないうちに止めようと判断。30度の炎天下で外を走るなんて、虚弱体質系の自分は本来やってはならんことだ。
記録や自己満足を追うのは、もっとまともな条件下でやれば良いこと。やって良いことと悪いことがある。
開会式で高橋尚子さんもたしか言っていたぞ。「記録は前の方にいる速い人に任せて、他の人は無理をしないで・・・」みたいなことを。神様の発言を無視してはバチが当たる。
それで心は決まった。降りる。
「大迫傑選手」することにした。
あとは、もうウォーキングである。収容車に乗って人を煩わせるのもなんなので、とりあえずゴールまでは行く。頭も脚も内蔵もまだ微妙な状態には至っていないし、時折横腹が痛くなる気配がするのを今回初めて経験したことくらい(もちろん立ち止まって脇腹をおさえるほどではなく)。
本当はまだ余裕で走れるし、体調面で「降りる」ことを推奨する要素はほぼない。やろうと思えばやれるが、そこまで無理するのもね・・・というのが物事の基本スタンスだから・・・。無意識レベルの制御下で、今回はそれに素直に従った形か。
そんな感じでのっしのし歩幅をおもいっきり広げて歩いたら、キロ8分40秒前後なのだとわかった。それが今日の収穫。ただそうやって無理に脚を伸ばすとふくらはぎに違和感が出る気配も感じだしたため、これなら軽いジョグの方が安全かも・・・と考えなおし、普通に歩いたりジョグしたりを断続的に繰り返し、30km以降の残りを費やした。
当然のことながら、抜かれる抜かれる抜かれまくる。前半で見憶えのあった美ジョガーたちの後ろ姿にも。
給水所に着いたら、コップ2杯を受け取って1杯は口へ、もう1杯は首のうしろや脚へかける。潤沢に用意されている黒部の水。これはもう本当に最高に美味しい。ただ、炎天下に置きっぱなしになっていた水は、全然冷たくないことも幾度もあった。この日差しにあっという間にぬるくなるのだろう。去年はなかったこと。
もうアクセクすることなく、手持ちのショッツを口に含んだり、塩分対策とリコピン効果を狙って密かに携行していた小型のトマトジュースを飲んだり、ビタミンC補給のためにパックのグレープフルーツジュースをゆったりちゅーちゅーすすったりもした。
想像以上に食べごたえがあるので、今年は食べないようにしようと決めていた「塩アイス」も予定変更してゲット。去年は塩の味を感じたが、今年は単なるアイスという感じ。それだけ体内から塩分も失われていたのだろう。ごちそうさまでした。今思うと、富山産の米を使ったミニラーメンも食べておけばよかった・・・。
水を飲んでも、ほんの2分か3分で喉が渇きだし、脱水リスクが頭をよぎる。
マラソンを走っていて後半よく遭遇するありがちな負のスパイラルな思考の流れだということは重々承知していたけれど、まだ露骨なダメージが出ていないうちに止めようと判断。30度の炎天下で外を走るなんて、虚弱体質系の自分は本来やってはならんことだ。
記録や自己満足を追うのは、もっとまともな条件下でやれば良いこと。やって良いことと悪いことがある。
開会式で高橋尚子さんもたしか言っていたぞ。「記録は前の方にいる速い人に任せて、他の人は無理をしないで・・・」みたいなことを。神様の発言を無視してはバチが当たる。
それで心は決まった。降りる。
「大迫傑選手」することにした。
あとは、もうウォーキングである。収容車に乗って人を煩わせるのもなんなので、とりあえずゴールまでは行く。頭も脚も内蔵もまだ微妙な状態には至っていないし、時折横腹が痛くなる気配がするのを今回初めて経験したことくらい(もちろん立ち止まって脇腹をおさえるほどではなく)。
本当はまだ余裕で走れるし、体調面で「降りる」ことを推奨する要素はほぼない。やろうと思えばやれるが、そこまで無理するのもね・・・というのが物事の基本スタンスだから・・・。無意識レベルの制御下で、今回はそれに素直に従った形か。
そんな感じでのっしのし歩幅をおもいっきり広げて歩いたら、キロ8分40秒前後なのだとわかった。それが今日の収穫。ただそうやって無理に脚を伸ばすとふくらはぎに違和感が出る気配も感じだしたため、これなら軽いジョグの方が安全かも・・・と考えなおし、普通に歩いたりジョグしたりを断続的に繰り返し、30km以降の残りを費やした。
当然のことながら、抜かれる抜かれる抜かれまくる。前半で見憶えのあった美ジョガーたちの後ろ姿にも。
給水所に着いたら、コップ2杯を受け取って1杯は口へ、もう1杯は首のうしろや脚へかける。潤沢に用意されている黒部の水。これはもう本当に最高に美味しい。ただ、炎天下に置きっぱなしになっていた水は、全然冷たくないことも幾度もあった。この日差しにあっという間にぬるくなるのだろう。去年はなかったこと。
もうアクセクすることなく、手持ちのショッツを口に含んだり、塩分対策とリコピン効果を狙って密かに携行していた小型のトマトジュースを飲んだり、ビタミンC補給のためにパックのグレープフルーツジュースをゆったりちゅーちゅーすすったりもした。
想像以上に食べごたえがあるので、今年は食べないようにしようと決めていた「塩アイス」も予定変更してゲット。去年は塩の味を感じたが、今年は単なるアイスという感じ。それだけ体内から塩分も失われていたのだろう。ごちそうさまでした。今思うと、富山産の米を使ったミニラーメンも食べておけばよかった・・・。