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龍体力学覚え書き

中央競馬メインレース雑感・ジョギング日誌・夢日記・読書備忘録、アレルギー持ちのぼやき、その他諸々

「カバラの真義」(ドーリル博士著)を読了

2025-07-16 23:54:36 | book
「そのうち読もう」と既に何十年も前に買ってあって、一向に読み始める気になれず、まあそのうち・・・まあそのうち・・・と先送りし続けてきた「カバラの真義」(ドーリル博士著)をようやく読了。

今年、「エメラルド・タブレット」に続いて、「秘教真義」と来た「そのうち読もうリスト」(要は長々と積んであっただけ)の究極とも言える?この本を通読できたこと。ただそのことがもう感慨深い。上記2書読了直後には全然こんな気分にはなれなかったが、今回は妙に特別感がある。攻略した・・・という満足感も。

著者も書いているけれど、繰り返しと反復が多いだけでなく、翻訳の文体も古めかしいので読みづらく、「要所」を繋ぎ合わせればもっとシンプルな本となっていたはず。こんなにもったいぶらなくとも・・・と感じつつの556ページでもあった。

それに今回活字を追いながら、なぜ中央競馬の胴元さんは、競馬中継番組や競馬イベントに山本昌投手と佐々木主浩投手を重用するのだろう・・・と同時に考えてもいた(デュアル・タスクってやつ?)。

まず大魔神の方は、現役時代の背番号が22番だっただけでなく、誕生日も2月22日。「2」の権化みたいな存在でありつつ名前に「主」が付いている。これも大きそうだ。

ヘブライ文字が22文字なのだそうで、「22」をシンボライズしているのではあるまいか?

一方、山本昌さんは現役時代は34番。8月11日生まれ(もう何10回とメモしているから覚えてしまっている)。33というのは「とある連中」にとって重要な数字でありもろバレ過ぎ。それゆえカモフラージュも込みして「1」を加えたところに「11」を持っている点が評価されているので、アニメの「ウマ娘」の3期と、テイエムオペラオーたちを描いた「RTTT」で競馬中継における解説役としても登場させられたのだろう、たぶん。

「日」が2付いている「昌」という文字も、太陽信仰方面からすると、秘教解釈学上?、何らかの意味が込められていそうであるし・・・。


結局、幾度も重複する記述の果て、長々と活字を辿った末の最終章(第21章)を何度も読み返すだけでうっとり出来る本。ここまで投げ捨てずに良かった・・・という塩梅なのである。

神とはなんぞや?と自問する時に、オカルト方面本の老舗?「カバラの真義」によれば・・・と悦に浸って自己満足できるようになっただけでもこの本を読んだ価値はある・・・と言える気分。

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「私が見た未来・完全版」を再読

2025-07-04 23:54:16 | book
いま最高にトレンディな?「私が見た未来・完全版」(たつき諒著)を再読。

既に1度予知を的中させている(「2011年3月」を、そのおよそ10年前に時期をピンポイントで)著者の2度目はどうなるかというわけだが、連続で予知を当てるなんてのはまさに神の領域であり、1度でも見事に当てたんだからそりゃあ大したもの。十分凄い。

今回(2025年7月)に関しては、日本とフィリピンを結んだ領域よりも西にだいぶズレてるとはいえ、鹿児島(新燃岳)から奄美大島手前の島嶼部領域がちょっと怪しくなっていることだけでも、なかなかのものだと思うのである。

この著者(漫画家さん)に関しては予知云々もさることながら、かつてのサイババブームの頃に実際にインドに行き、そこで「サイババの子供だった過去生」を意識したというエピソードの方が興味深い。普通はそんなことは夢にも思わないわけで。

芸術家たるもの、自意識過剰はエネルギーというか創作の起爆剤だろうから、そういう類まれな「インド体験」が、予知の扉を開いたのかもね?と感じたりも・・・。

まあそんな1990年代半ばの頃、自分もインドに行ったことがあって、成り行きでとあるオカルトツアーに潜り込んでなかなか面白い体験もしている。その当時のイメージを思い返したりすると、件の漫画家さんのインド体験に関してもシンパシー感じちゃうので、1度でも当ててるんだから凄いじゃん!としか思えないのであった。予知、予想の困難さは、中央競馬で毎度骨の髄まで味わっており。

たつき諒さんはサイババの子供だった過去生をインドで思い出したということなら、さしずめ自分の場合は、お坊さんにならなくてもいいから、弘法大師空海さんのファンとして本を読んだり弘法大師ゆかりの地をいろいろ行脚しようと「発心」したのかも?

実際その翌年。一時期大阪勤めになった際、コレ幸いと?休みのたびに南海電車に乗って高野山通いしていたこともいま思い出した。

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「マンダラ紀行」(森敦著)再読

2025-06-19 23:36:54 | book
「マンダラ紀行」(森敦著)を再読。

出羽三山の記述から始まって、京都の神護寺に東寺、奈良の東大寺、和歌山の慈尊院に高野山、四国四県を巡りながら、胎蔵&金剛界の両マンダラや弘法大師、真言密教と華厳経に関して著者なりの記述が続く。

160ページあまりの文庫本でかさばらないので、半月前に京都へ行った際にも携行していて、東寺に関して記載されているページを東寺の庭の隅で五重塔を眺めながら読むのはオツだなと考えていたものの、大雨が降っていたことと、修学旅行の生徒さんらを乗せたバスが駐車場に何台も停車していたのを見てスルーしたのだった。講堂の仏像群(立体曼荼羅)を落ち着いて眺めるシチュエーションではない気がしたので・・・。

半年前には神護寺にも行っていて、著者が訪れた際に両マンダラが左右の壁面に架けられていた金堂の中にも入れたため、活字を目で追いながら「場の記憶」をあらためて追体験。

まあマンダラの哲学的解釈云々よりも、すぐ真下から見上げることの出来た国宝の薬師如来立像をガン見した半年前の記憶が、その仏像が発する「重厚な圧」のイメージとともに色濃く蘇った。

マンダラに関しては、今回の書籍内でも言及のあった真鍋俊照さんの本は何冊か持っているのでいずれ再読してみたい。

この「マンダラ紀行」は、30年以上前に千葉駅の駅ビルに入っていた本屋で買って(第1刷を)、いまはなきその店舗のカバーをしたままになっている(複数回読んでいるはず)。いずれまた読み返すだろうと考えていたためだが、果たしてこの先また読み返すかどうかわからないけれど、本棚に戻すにあたってまだカバーを外したくない気分。



(神護寺の金堂)

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「馬券裁判」再読

2025-06-09 23:54:39 | book
「馬券裁判」(卍著)を再読。

以前読んでキープしてあるはずの安倍晴明さん関連の本を探していて、書棚の下段の奥にひっそりと置いてあったこの本を見つけた。巻末のページをめくると2015年7月初版発行とあり、ほぼ10年前に買って目を通していたものと思われる。たしかにこの本、ずっと読み返したいと思ってきたのに、なかなか見つからなかったのだった。

安倍晴明さんのおかげで今回見つけられたようなものだ。ラッキー!

その後、卍さんの「指南書」は何冊か出ていると思うが(1〜2冊は目を通している)、どうせなら最初の本を読み返したかった。でもってさ〜っと通読してみると、儲かった人の心構えの文面はいたってあっさりシンプル。

「勝ち馬を予想しない」
「過小評価されている買い目を探し出す」
「回収率100%超えを目指すと決めたからには、馬券が的中することを一切期待せず、お金をドブに捨て続ける気持ちで淡々と馬券を買い続けるべき。もしもその境地に達することが出来ないとすれば、それは賭けているお金が高すぎるということ。捨てても惜しくない程度にまで賭け金を下げる必要がある」

まあそんなことを言われても、それなりに狙えるファクターを幾つも持っていないとどうしようもないけれども、それっぽいものが多少なりともあるならば、それらを軸に淡々と狙い続けろ・・・ということになるのでしょうな。

ただ、どうしようもなく本命サイドにシフトした着順管理が6月いっぱいは続くとわかっているので(人気サイドの主人公が連勝し続ける展開がまだ続いているウマ娘のアニメ「シンデレラグレイ」のせいで)、それもふまえて淡々とすべきなのだろう。

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「山の神秘と日本人」を読了

2025-05-22 23:41:29 | book
秋山眞人著「山の神秘と日本人」を読了。

まえがきに、「日本独特の宗教観は、空間信仰(ではないか)」と書いてあるのにまず納得。その部位を読んだから買ったようなもの。

パワースポットという単語があっさり流行るのも、それっぽい雰囲気の場所に行くだけで満足できちゃうメンタリティのなせるわざというか、まさにその「空間信仰」のためだと思われる。まあ「場」もさることながら「空気」も大事というか。

逆に邪悪な意図をもって「空気」をこしらえてしまえば、簡単になびかせられる・・・とも言える。それを外国勢力に悪用されて、不利益を被り続けていますな・・・日本は。

途中、とある宗教で起こった奇跡に関して、その発生場所の国名がおもいっきり間違っているのを見つけ、著者本人も編集サイドも「こんな有名な出来事に関するミスを最終チェックでも見落としちゃうのか・・・」と不安になった(そりゃあ勘違いの言い間違い、書き間違いはありえるとはいえ)。他の記述もこんな調子でいくつも間違ってるんじゃ?と思っちゃうわけで・・・。

だがラストのラストでグルジェフの名前とともに、「中東の奥の方にサルムングという秘密の教えを伝える教団」という記載が出てきた。

サルムング?、なんぞや?・・・とググってみると、もう何十年もそのうち読もうリストに入れてあったグルジェフの本が最初の検索ページの4つ目でヒット。さようか・・・。いまこそこれに目を通せ!ということか・・・。

今回の秋山眞人さんの本は、手持ちのグルジェフの本を読めという流れをもたらしたっぽい。

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