こんばんは。
今日も昼間の陽射しが強く、夏が近いのねと、うれしい私です。
足利は夏の猛暑で有名な館林と熊谷の間にあるので、もう少ししたら猛暑の日々が訪れます。
ヨガを行じている間はもちろん、家事、犬の散歩の時も汗だく。
梅雨が明けたらタオルが手放せません。
私はシンプルな白いタオルがすきなので、今までずっと白いタオル。
が、ふと、かわいいタオルを使ってみたくなったので、雑貨屋さんへ出掛けてみました。
しかし残念ながら気に入るものがなくて、買うのをあきらめました。
また白いふかふかのタオルを買いに他のお店に行こうと思ったのですが、思えば家には手ぬぐいの山。
私、出掛ける時に持ち歩くのは、ハンカチではなく手ぬぐいなのです。
おそらく家には50枚を軽く超える数の手ぬぐいがあります。
フォーマルな席ではハンカチを使いますが、普段は手ぬぐい。
タオルと同じくらい大きくて、なのに薄く、吸水性も抜群。
端が切りっ放しという作りもいい。
洗濯後、びろーんとほつれた縦糸をはさみで処理するのも楽しくてたまりません。
以前より遊びにでかけることが少ないので、その手ぬぐいの出番も減っています。
わざわざタオルを買わずに、今ある手ぬぐい使えばいいことに今更ながら気付きました。
家に帰り、買って出番のなかった手ぬぐい達をヨガと家事と散歩等の普段使い用に下ろして水洗い。
薄い上に縫い目がないので、あっという間に乾きます。
その間にお出掛けに持って歩くにはちょっと疲れているかな?という手ぬぐいを選んで普段使いに回しました。
下の写真は新しく下ろしたもの、一昨年あたりに国技館で買った土俵上釣り屋形の四方に垂れ下がる房のデザイン。
捺染のものなので細かな腺もくっきり描かれています。
捺染とは染めの技法です。
捺染の他には注染があり、捺染はプリントやシルクスクリーンをイメージしていただければわかりやすいかと思います。
生地の裏側が染まりにくいのですが、細かく繊細な柄がきれいに出ます。
にじみやぼかしはできません。
他には注染があり、こちらは生地の裏表なく染まるのですが、生地を重ねて染めるのでばらつきがでます。
細やかな柄も難しい。
その分、にじみ、ぼかしがいい風合いに出せます。
日本にしかない技法と耳にしたことがあるような気がします。(嘘だったらごめんなさい)
我が家の手ぬぐいは、ほとんど注染のものです。
普段使いにまわした手ぬぐいはいい具合にくたびれて、やわらかい肌触りがなんとも言えません。
早く使いたくて、明日が待ち遠しくて。
あ、今週はイレギュラー予定がもりだくさんで、ヨガのレッスンと家事もあまりできそうにないのでした。
お出掛け用の手ぬぐいを持って、予定をこなしてこようっと。