玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

『朝、目覚めると、戦争が始まっていました』㈥

2024-06-28 11:21:14 | 

先の戦争責任は、東京裁判では軍人と政治家が負ったことになった。思想家としては大川周明を予定したが、精神病で訴追されなかった。

清沢洌が生きていれば、まず徳富蘇峰を挙げたかもしれない。清沢は『暗黒日記』の中で蘇峰を「大東亜戦争の責任者」と明確に規定していた。

徳富蘇峰 78歳 

誇らしげに「本校を校閲しつつある際、…」の意味は、彼は大詔の文案作成に自らが関わっていたことを暗に言っているのだ。

赤松貞雄『東条秘書官機密日誌』(文芸春秋)には、「東条は用意周到の人らしく…宣戦の大詔案を熱海に静養していた徳富蘇峰に見せて、その修正を依頼している。11月中旬のことである」と記されている。

徳富蘇峰は大詔の文案に自分が関わったことを、たぶん戦後になって発表したのだろう。

宣戦詔書の文案を事前に民間人に見せていた事を戦前の軍国政権が許す筈がない。

余談だが、11月中旬ならば、日米交渉をしながら真珠湾奇襲を計画していた!ことになる。

 終戦という名の「敗戦」に対する蘇峰の感想を未だ見ていない。出会うことを期待している…。

 

 

 

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「裏」の多いヒト

2024-06-27 10:18:21 | つぶやき

まだ判らないが、方向は自民組織票というのは弱力化するのは予想できる。公明もさほど伸びない。連合ははたして労働組合の団体なのだろうか。経団連の裏選対のように見えてくる。

八年間、トウキョウの大改革ではなく、大開発だった。

晴海フラッグを「開発価格」という鑑定法?を発明し、近隣地価の1/10の価格で払い下げ、結果は世界的な投機物件を造った。

全国民の思い出の外苑の樹木を伐採し、隣接スポーツ施設の容積を(多分格安で)移転させ、皇居を見下す超高層ビルを建てるのが彼(女)の企業への「裏公約」であろう。

兎も角も「裏」の多いヒトだ。

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新しい選挙や政治に

2024-06-26 09:47:00 | 政治

都知事選は、浮動票+ネット層の石丸氏が何処まで伸びるか、これが今後の選挙の鍵となろう。

小池は一昔前の大物風の田舎芝居、蓮舫はリベラル風の団結運動、石丸はオジサン風の辻説法みたい。

組織もお金も実績もない候補がSNSだけで一定のうねりを造ることができたら、今後の選挙を確実に変える。政治も幾らか変わるだろう。

何だか、こうなると、率直な国防の田母神さんが一番安心するキャラだね。

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新しい戦前へ

2024-06-25 13:29:32 | 政治

共産党の組織票は固いが、連合はかつての民社系(大企業系組合)と社会党系(総評・日教組系)へと割れるだろう。

問題は浮動票が何処に行くかだ。

少子化は結婚できない貧困にあるという蓮舫氏の主張は理解できる。

バラマキや目くらましの小池氏に騙される投票者がどれだけいるのだろうか。

そういうヒトが多ければ、新しい戦前へ進むのも割合簡単だろう。

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組織票と無党派との闘い

2024-06-24 11:06:22 | 政治

今度の都知事選挙は組織票の予想投票数が解らない。

自民党に、公明党に、実際にどれだけの組織力があるのか。はたまた、連合は組織力そのモノが有るのだろうか。

普通に考えれば、コイケがぶっちぎりに勝つのだろうが、全く解らない。

元都民としては、人格が信用できない人間に権力を与える怖さを感じる。彼(女)を支持する人に女性層が多いというのも恐いことだ。

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