酒とギターとまさやんと

酒好き野郎の音楽やギターやわが師匠「まさやん」の話など
徒然します。

野狐禅、ぶら~りフェブラリーツアーin窓枠・・その2

2007-02-15 21:08:41 | 音楽
さてさて、題名にもある通り、その2でございます。
とその前に言い訳をひとつ・・・。
実のところワタクシ、それほどまでの「野狐禅」ヘビーリスナーではない為曲目が分からないものがありセットリストを正確にお伝えできませんのでご了承ください。

機材のセッティングも終わりいきなりのギター&ピアノの爆音とともにLiveがスタート。パイプイスのケツの痛みも一瞬でぶっ飛んでしまいました。相変わらずのブチ切れんばかりのヴォーカル、髪振り乱してのピアノ・・・・。お約束のアイコンタクトを交えながらの見事なまでのアンサンブル・・・。1曲目・・・分からず。2曲目「日々、割れた日々」。ここで簡単なMC。ごめんなさい・・3曲目から曲の順番を覚えていないのでここからは順不同で演奏された曲を覚えている範囲で書きます。「じゅうじか」「風来坊」「ごめん、気付かなくて(新曲)」「カモメ」「ぐるぐる」「自殺志願者が線路に飛び込むスピードで」・・・後数曲やりましたが覚えておりません。スミマセン・・・。ここまで圧倒的な演奏を目の当たりにしたのは久しぶりでした。彼らが大切にしている「言葉」の一つ一つがワタクシの体全体にぶち込まれ、気がつけば「カモメ」を聴きながら涙をこらえる自分がいました。実社会ではなかなか触れる事のできない「言葉のやさしさ(うわべではない本当の意味での)」が彼らの音楽には詰まっております。それを120%以上にして客に伝える彼らの圧倒的なパフォーマンス・・・。そんな素晴らしいものに触れられた本当に充実したLiveでした。
本編が終わり、鳴り止まない拍手・・・。1分もしないうちにアンコール登場!そしてアンコール1曲目・・・そしてワタクシが今回最も聴きたかった「ならば、友よ」。この曲を聴くと弱っているココロを蘇らせてくれます。生で聴いてさらに好きになりました。そして最後の最後「桜」をハマノ君のピアノとピストル君のヴァーカルのみで歌い上げLive終了・・・。気がつけば10時30分になろうとしておりました。

例えば美味しいものを食べたり、評判の絶叫マシーンに実際乗ったり、あまり知られていない素晴らしい映画に出合ったり・・・。そんなことを体験するととにかく「人」にその素晴らしさを伝えたくなります。
そんな感情が今回LiveHouseを出た後ワタクシの体の中から沸き起こってまいりました。「この素晴らしさを誰かに伝えたい・・・」と・・・。
しかし私には伝える相手なんかひとりもおりませんでした(そんな事はハナッから分かっていたのですが)。唯一の方法として「飲み屋」を彷徨う事にしました。「野狐禅」を誰一人として知らないという現実に直面し虚しさを紛らわす為に気がつけば”爆飲”しておりました。翌日2日酔いの頭を抱えながら彼らのCDを聴きました。そして思いました。野狐禅はLiveだと・・・。いつかまたわが町に来る事を願いつつ、彼らの「言葉」に触れていたいと思っております。

少しはこの拙い文章で「彼らの素晴らしさ」が誰かに伝わったかなぁ・・・。

・・・追・・・
そうそう、もうひとつ伝えなければならない事が・・・。
例の「ヨン様追っかけ風おばさん」達ですが各曲ごとに拍手はしておりましたが「自殺志願者が線路に飛び込むスピードで」を聴き終わると席を立ってしまいました。なかなか年配者には受け入れられないようです・・・彼らの音楽は・・・。ただ音楽をやっていくものとして「岡野宏範」氏にはこういった行為が非常に「無礼」であることを途中退席した”年配者”にしっかりと伝えてもらいたいです。