酒とギターとまさやんと

酒好き野郎の音楽やギターやわが師匠「まさやん」の話など
徒然します。

ご意見をいただきました。

2007-02-20 19:42:58 | 音楽
先日、ワタクシがこのブログで綴った「野狐禅Live」の記事についてコメント欄にご意見を頂きました。元来、コメント欄にて返答をするのが筋かと思いましたがワタクシの主張と申しましょうかコメントが長くなりそうなので本日のブログにて書かせていただきます。(もしこのことが不適切でしたらご指摘ください。削除いたしますので)

簡単にどんな意見かと申しますとワタクシの「途中退場したおばさん達の行動に不快感を感じ「無礼」である」という文章に対し「曲が終わってからの途中退場は客の意思表示という与えられた権利である。」というものでした。

確かにかなり偏ったFan目線での文章だった事は認めます。
が、しかしワタクシの主張と申しましょうか今回の文章に対する補足を少しさせてください。

ワタクシは常々Liveというのはミュージシャンとスタッフと会場とオーディエンスが一体になって完成するものだと思っております。ミュージシャンのことやスタッフのことは今回は省かせていただきます。
で、肝心のお客さんの事ですがお客さんそれぞれ楽しみ方があると思いますのでなかなか難しいところもありますが「最低限の気遣い」とでも申しましょうか「お客は自分ひとりではナイ」という自覚はLive会場では不可欠ではないのかと思うわけです。例えば山崎まさよし氏のLiveで必ず数組は見うけられる「小さい子供を連れた客」などはその存在だけで近くの席の客は気が散りますし中には絶対に不快に思う人もいるはずです。ワタクシはこれは明らかにLiveに来る上での「ルール違反」ではないかと思っております。
また、Live中の曲間やMC中の「自己中心的な声援」もLiveの雰囲気をぶち壊すお客の行動ではないかと思うわけです。例えば山崎まさよしの名盤「OneKnightStands」の中の「名前のない鳥」の曲前にはいるヘンな掛け声と笑い声は明らかにこれから始まる曲を台無しにしております。(残念ながら以前に比べれば少なくなったものの今だに山崎氏のLiveではそういった他の客に不快感を与える変な掛け声が後を絶ちません)
と、山崎氏のLiveを例えに出して書いてしまいましたが、本人は良かれと思ってとった行動も実はLiveにかなりの悪影響を与えているという事があるわけなのです。下手をしたらLiveが台無しになる場合もあると思うわけです。(少し大袈裟ですが)

でここで本題の「野狐禅Live」の話です。
ワタクシが不快感を感じ無礼に思った「おばさん達の曲が終了した後の途中退場」という行動ですが・・・。
まず第一にキャパシティーが100に満たないLiveHouseではその行動が殆どの他の客の目に入りました。しかも2人組×4組もです。これが何万人も入るドームクラスのLiveや野外イベントでしたらこのような行動も「お客の権利」として「アリ」だと思います。ただ会場の規模を考えればこのような行動はワタクシから言わせれば明らかに「ルール違反」です。
また今回のLiveはあくまでも「野狐禅」が冠ミュージシャンのLiveでした。「知っている、知らない」は別にしてもLiveに来る以上は目的のミュージシャン以外にも出演するということを肝に銘じて覚悟をしてLiveに来るのが最低限のマナーじゃないかと思うわけです。いくら招かれたとはいえ「自分の意志」で来ているのですから。百歩譲って野狐禅のパフォーマンスが始まる前に退場していただきたかったです。

といったように、「Liveは皆の共有スペース」「客は自分ひとりではナイ」といったワタクシが常々思っておりました観点からみても今回の「おばさんの行動」は一言言いたかった行動だったわけです。

とは言いつつ、60代(推測)の方には少しヘヴィーなパフォーマンスすぎたのは事実ですが・・・。(詩は素晴らしいんだけどなぁー・・・)

というわけで少しばかり長くなってしまいましたが要は大切なのは「TPO]ではないかというのが結論でございます。ワタクシも含めて気持ちのよいLive空間を共有できるよう努めていきたいものです。ハイ・・・。

・・・追・・・
そういえば本日「ブギーハウス」より荷物が届いておりました・・・。
中身は多分「10周年DVD」だと思うのですが・・・まだ未開封です。