おいしいたまごやき

31歳大雑把だけど料理するのが大好きなOLの生活記録。
鈴虫寺の幸福地蔵様、私のところに早く来てくれるといいな。

今日の晩御飯(8/8) むしむし。

2004-08-08 21:17:08 | ごはん
今日の晩御飯
冷やしとろろおくら月見そば

今日もなんだか蒸し暑いでしたね。
今日は1日だらだらと過ごしました。
本を読んだり、音楽聴いたり。
たまにはまったりも悪くないですよね。

なんだか温泉たまごが出来るまで待っていられなくて、電子レンジでもどきを作っちゃいました。
たまごをお皿に割りいれてラップをかけて30秒ほどチンするとこの状態です。
あまり長くやってると目玉焼きが出来ちゃいますからご注意ください。

レンジの機種によってはたまごが爆発しますので様子見ながらやってくださいね。

恋のお墓

2004-08-08 02:51:38 | 恋をしてみた
彼から夕方電話があった。
なんだかとても長い時間話していたような気がした。

私:「どうして急に連絡を取ろうと思ったの?」
彼:「まだ一人でいるのなら、もう一度やり直したい。やっぱり色々考えたけど君以上の人はいないと思ったんだ」
私:「…」

彼の声を聞いたら、傷口が開いて、また血が流れ出したようなそんな気がした。塩まで塗りこまれたような気分だった。
声を聞いただけで吐きそうだった。
同時に彼と別れて初めてたくさんの涙があふれて止まらなくなった。

今日、実は体調があまり優れないのだと最初に彼に話した。
しかし、あまりそのことについて触れようとせず、あまり心配する様子を見せなかった。
一方的に会いたいとかこれからは病気のことも出来るだけ理解するように努力するとかこれからはメールしたり電話したりしてもよいかと自分の言いたいことだけを話し続けたのがこの答えを出した一番の理由だった。
少しでも私の身体を気遣う言葉を彼が口にしていたら、私は彼の元へ戻っていただろう。その行為そのものが彼の自分本位さを私に再度確認させるのには十分すぎる事象だった。
やっぱり彼は昔の元気だった頃の私をどこかで求めていて、現在の私を直視してはいなかった。

人間はいつでも健康であるとは限らない。
結婚式で
「病める時も健やかなる時も汝変わらず○○を敬い愛することを誓うか?」
という言葉で誓いを立てるのにはちゃんと意味があるのだと私は思う。
私は病気をして色々な人間模様を見てきた。
病気というのは時に家族をばらばらにし、恋人たちを引き裂くのに十分な理由を与えることがある。
そんな家族や恋人たちを何組も見てきた。
心の病は風邪や骨折とは訳が違う。
下手をすれば一生関わらなければならない病気…。
本人の治そうという努力ももちろん必要だが、それよりももっと重要なのは関わりあう周りの人間の忍耐と惜しみない愛情だったりする。私がここまで元気になれたのは私の家族と友人たちの忍耐と惜しみない私に対する愛情の積み重ねの結果なのだ。

それに私はまた再び彼に捨てられるのが怖かった。
彼の隣には元気で快活な女性がいた方がきっとこれから先、彼はよりよい人生を歩んでいける。
せめて自分が幸せにはなれなくても愛した人には幸せでいて欲しいと思うのは偽善だろうか。

これで良かったと思える答えはたぶんない。
どちらを選んでも私にとっては棘の道であることに変わりはない。
彼のところへ戻る道を選べば、またいつ裏切られるのかおどおどしてしまう。
戻らない道を選べば、きっとまた誰かと出会っても毎日毎日不安な日々を過ごすことになる。
「君を幸せにする自信がない」
そう言って私の元からまた去ってしまうのではないかと。

これからまたゆっくり彼との想い出を新しく穴を掘りなおして埋めよう。
今日はたくさん泣いたから、私はきっと今度は恋のお墓を完成させることが出来るだろう。
新しい恋はもう出来ないかもしれないけれど、これからはまっすぐ前を向いて歩くことだけは出来るだろう。