おいしいたまごやき

31歳大雑把だけど料理するのが大好きなOLの生活記録。
鈴虫寺の幸福地蔵様、私のところに早く来てくれるといいな。

伊豆旅行

2005-10-29 20:11:40 | たびにっき。
先週の土日のこと。
会社の同僚10人と伊豆稲取のルネッサ稲取高原へテニス合宿に。
私は同い年の同僚のOくんの車に乗っけてもらって、伊豆まで。
彼はよくよく話してみたら私の小学校と高校の同級生と大学のゼミで一緒でお友達だという人。世間は狭い、らしい。

海老名で待ち合わせしてた同僚2人と合流しちょっとだけ作ったお弁当を配布。
私は免許は持ってるんだけど、免許を取ってから1回しかハンドルを握っていないペーパードライバー。(あ、でもAT限定じゃないんですよ)

運転もかわってあげられないし、他に何も出来ることもないので
「お弁当くらいは作るよぅ」
という約束をしていたのです。
しかしホントに作ってくるとは思ってなかったらしく、かなりびっくりされました。
パンがいいかおにぎりがいいか相当迷ったんだけど、嫌いなものもないっていうし、ちょっとだけ食べるならパンの方がいいかなと思って、以前に作ったごぼうサラダとたまごのロールパンサンドをチョイス。時間があればもう少しちゃんとしたのが作れたんだけど、その週仕事が忙しくて連日帰宅が0時過ぎでかなり疲れてて。早起きするのがきつかったんです…。
でも、まぁ、でもSさんもマヤさんもOくんも喜んでいたのでいいかな。

量が足りなかったらいけないなぁって思っておにぎりも3個ほど握ってきてたんだけど、それは晩御飯前にマヤさんとみかちゃん、そしてマコトくんのお腹の中へ。

Sさんの車はアルファロメオ。初めて見ました…。
Oくんの車はプジョー。初めて乗りました…。
海老名からはSさんの後にくっついて行ったんですが…Sさん飛ばす飛ばす。あおるあおる。
途中からOくんと私の会話は「すっごいね~Sさん」の一言で終了(笑)
ホントにすごかったんです…。
Oくんは自分も飛ばすほうだけど、最近はおとなしくなったらしいこと(スピード違反でつかまって反省したらしい・苦笑)、それに助手席に人がいる時はそんなにスピードは出さないって言ってました。
自分の車なのに「タバコ吸っても大丈夫?」と気を使う辺りもなんか紳士でよかったです。

高速を降りてからは車でiPodをつなげるようにしていたので、2人で好きな音楽の話に。
Oくんのおうちは音楽一家らしく、彼の音楽好きはかなりのもので。しかも結構マニアック。私が普段聴かないような音楽の話を色々聞かせてもらい、面白かったです。
邦楽はあまり聴かないことや歌がうまくないと腹が立つから…っていう薀蓄もホントにいい音楽に囲まれて育ってなきゃ出ない話なのですごいなぁって思ったり。
そんな彼の最近のはまりものはトルコに旅行に行った時に手に入れたCDらしいし…。

あとは彼の趣味である旅行の話もいろいろと。年に3回くらい海外にも行くらしく、私の知らない世界を色々語ってもらいました。
私が初めて先日京都に新幹線に乗って一人で行ってきた話に驚かれました…。Oくんは院卒なので学会で京大に行くことが多かったらしく、何度も京都には行っているらしいのですが、夏の京都はまだ行ったことがないらしく、川床の話に興味津々でした。

しかし、行き帰り話してて思ったのは、やっぱりOくん、すごすぎ…ってこと。
Oくんは元コンサルタント。私が今いる会社でも異色の経歴の持ち主さん。
仕事の面でもすごい人らしいという話は周りから聞いてて知ってたし、たまに私もそういう面は垣間見ててすごいなぁと思ってたんだけど、プライベートまですごい人なんだと改めて実感。
でも変なところでピュアで、物を知らない人なのでそのギャップがたまらない。
彼は理系だからか私とは考え方がちょっと異なる志向の持ち主だけど、共感できる。いい友達、いい同僚になれそうな気がした。

さて、肝心のテニスの方は私はまったくの初心者。実はラケットを握るのも初めてだったんですよね。
女性陣はほぼ初心者だったので、午前中は皆で学生時代ずっとテニスをやってたOくんが先生になり、皆でレクチャー受けてました。
私は昔、バドミントンをしていた頃のくせも抜けないし、最近全然運動もしてなかったから走れないし、動けないし。皆に呆れられるほど(苦笑)元々運動音痴でどうしようもないのにね…(苦笑)
同じく同僚で同い年のとても面倒見のいいMくんからスパルタ教育を受け、終わる頃には少しだけ打ちかえせるようになりました。
またこれからもテニスは続くらしいし、やってみて楽しかったのでもう少しちゃんと練習してみようと思い始めました。まずは初心者に優しいスクール探しからだな。うん。

夜はバーベキューして、温泉に入って。
バーベキューでは力を発揮するつもりでしたが今回の主催者であるTKくんにお株を奪われました。
彼は万事作業が手馴れてて、出る幕無し。〆に作ってくれた焼きそばが絶品でしたよ。

バーベキューの後、温泉に入った女の子三人はプチ修学旅行気分。3人で好きな男性のタイプは~?とかこういうデートが~とか…。お風呂の中で話し盛り上がりすぎ。
そして、私とマヤさんは若干夢見すぎ(笑)

お風呂上りにこの後部屋飲みするのに化粧をするかしないかって話になって、眉毛を書くか書かないかから、眉毛の切り方の話になり…。
私はしっかり眉で端まで眉があるので眉や目元は普段化粧をする時出来るだけいじらないようにしているのです。

マヤさんが
「こういうイメージで…」
という話をみかちゃんと私にしてたんだけど実際やらなきゃ解りづらい。
そこで私の眉で実際レクチャー。その後、こんなにまつげ長くてきれいなんだからとみかちゃんがビューラーで私のまつげをくるくるにして、みかちゃんもマヤさんも仕上がりにご満悦。
「おいたまちゃん、ちゃんとすれば元が眉もまつげもいいもの持ってるからもったいないよぅ」
って言われちゃいました。
最近これでも頑張ってるんですが、25過ぎまでほぼすっぴんで生きてきた私にはまだまだ修行が必要だ…。
それを言ったらすごくマヤさんにもみかちゃんにもびっくりされちゃったけど。

そんなこんなであまりに風呂から上がってこない女性陣に痺れを切らし、
「なにしてるの~???」
と男性陣からお電話が(苦笑)
部屋に行ったら私たちが風呂で盛り上がっている間にうちの事業部長のTさんがTKくんが「水のペットボトル」に入れて持ってきた残波43度をホントに水だと勘違いして一気飲みしてダウンしちゃってました。

その後2時くらいまで飲んでたのかなぁ。
途中でウノやったり、トランプしたり。
こんな風にお泊りって最初の会社に勤めてた頃に同僚と遊びに行って以来だったのですごく楽しかったです。

翌日。私とOくんは用事があって、皆より早く朝7時ごろ帰途に。
日曜日は天気もよくて、
「ゆっくり帰りたかったよね~」
って言いながら帰宅。
というのも土曜日のお昼、お魚食べ損ねるわ、あまりに早く出すぎたので朝ご飯も食べ損ねた2人だったから(苦笑)

もう寒くなるので今度はスキーで、テニスはまた春になってからだそう。
それまでちゃんと練習するぞ~。

京都・大阪たびにっき。 最終日 お魚がすき。

2005-09-13 15:28:54 | たびにっき。

私は水族館や動物園が大好き。
一人でもふらっと行ってしまうほどなのだからかなり重症です。
誰か一緒に行ってください(苦笑)←冗談です。

会社で以前に
「一人で行くんです」
って言ったらだいぶ笑われたっけな。

でも、動物を眺めてたり、お魚をボーっと眺めているとなんだかゆったりした気持ちになれるからなんだと思う。
不思議と心が落ち着くし、何時間でもボーっとしていられるんですよね。

大阪に10年前に一人で行った時も海遊館には行ったんですけどね。
でもまた行きたくて、一人でふらっと行ってみました。

すごい勢いで向かってきたかめとか。

おいたまもだいすきなぺんぎんさんとか。

他にも色々撮ったんだけど、魚って撮るのがほんとに難しい。ぶれぶれで、お見せできるようなものが撮れていませんでしたよ…orz

で、最終日の大阪はとても暑かったんです…。
魔女さんから
アイス博覧会やってるんだって」
と聞いていたので、食べてみました。

マジックアイス。不思議な食感のアイスだったなぁ。


京都・大阪たびにっき。 大阪の夜

2005-09-08 17:08:27 | たびにっき。

2日目のホテルはちょっと贅沢をして?泊まってみたかったホテルを取ってみました。

泊まったのはスイスホテル南海大阪

一休comのプランで宿泊。妹がこのサイトなかなかいいよって以前に薦めてくれていて、使ってみました。

通天閣が見える側のお部屋だったのでこんな夜景に。
ガラスに反射してうまく撮れなかったんだけど、実際は本当にきれいで、一人で見るのがもったいないなぁって夜景でした。

アメニティもかわいい。お風呂もとっても広くて(写真撮れば良かったな)、ゆっくり浸かることが出来ました。泡風呂にしちゃってちょっと姫気分を味わいましたよ。

そしてびっくりだったのが、用意されていたのが浴衣ではなくパジャマだったこと。

お腹が冷える&寝相があんまり良くないし、自分のパジャマじゃないとなぜか落ち着かないのでだいたいにおいておいたまは旅行に行く時&友達の家に泊まりに行く時も必ずパジャマを持参しています。今回は以前に勤めていた会社で先輩からタイ土産にいただいた薄い緑のシルクのパジャマを持っていってたんだけど、せっかくパジャマが用意されているのならとホテルのパジャマで寝てみました。
写真も撮ったんだけど、ちょっと恥ずかしいので公開するのはやめとく(笑)


京都・大阪たびにっき。 2日目ずっと行きたかった場所へ

2005-09-06 09:57:39 | たびにっき。

おいたまの今回の旅の目的はうちのパパンに

「京都に行くならここには一度は行くべきだ」

と以前から言われていた西芳寺(苔寺)鈴虫寺に行くこと。

2日目は朝早くにホテルをチェックアウトし、バスの1日乗車券を買って、いざ出発。バスで行くと京都駅からは約1時間かかるのです。あと、西芳寺(苔寺)は急に行っても見ること出来ないんです。往復はがきで人数等申込をして指定された時間に行かなきゃいけないんですよ。おいたま、バスがついたのが指定された時刻10:00ぎりぎりだったのでちょっと焦りました(苦笑)
拝観料は3000円かかりますが、それだけ出しても行く価値はあるのではないかと私は思います。

苔寺では最初にお経を一緒に読経して、硯が用意してありますのでお願い事を書くのですよ。

おいたまはここでは
「健康でいつも笑顔で過ごせますように」
とお願いをしてきました。

その後はお庭の散策。

うちの父がお薦めな理由は解る気がしました。
梅雨の雨の降る時期にまた来たいなぁと思うところでしたよ。
緑に囲まれて涼しかったので、かなりのんびりと散策しました。

その後は鈴虫寺へ。

階段の下から並んでいたし、人が多すぎて写真どころじゃなかった…。
行った人から住職さんのお話を聴きに行くだけでもいいよって聞いてはいたけど、ホントそうでした。行って良かった。

おいたまも今、一個だけかなえて欲しいお願い事があったのでお願いしてきました。
お守りは願い事がかなうまで持ち歩いてくださいと言われたので、毎日持ち歩く物の中に入れてあります。
何をお願いしてきたのかは内緒(笑)

この後嵐山に移動。

渡月橋の上から撮影。

天龍寺にも行ってきました。
またここの庭でぼんやりしたことは言うまでもありません。
この後、散策して竹林の中を通りぬけてみましたが、写真撮るの忘れちゃった…。


京都・大阪たびにっき。 京都のディープな夜・魔界へのいざない その2

2005-09-05 11:30:57 | たびにっき。

その壱はこちら。

この後狙いをつけていた先斗町の一角にある川床Barへ行こうとするも、週末だったからか混雑していて断念。

道路を渡って反対側にある川床Barへ。

最初は混んでいたので店内だったのですが、席が空いたので途中から念願の川床でお酒を楽しむことが出来ました。
しかし…鴨川。
川岸にこれでもかと言うほどカップルが一杯でした。

おいたまの一杯目はトップ写真の最近マイブームなシェリー酒。
人からおいしいシェリーを飲ませていただいてからちょっとはまってます。
最近シェリーバーに行ってみたいなぁって思っているんですが、まだ一人でBarデビューする勇気がなくて…(苦笑)
誰か連れてって(爆)←冗談です。

テドさんのマティーニ。
おいたまはドラマの見すぎ?なのか大人になったら飲めるものだといまだに思っています。まだ自分には似合わないかなぁと思うので飲んだことがないんです。
いつかこれをかっこよく飲めるような大人の女になるのが夢なのですよ。

二杯目。川床でホワイトレディ
私はどちらかといえば甘口のお酒の方が好き。
そして柑橘系のさっぱりとしたものが好き。
まだまだお子ちゃまなのでお勉強不足で同じものばっかり頼んでしまいがちなのですが、もう少し勉強してみたいなぁって思っているのでした。

お仕事のあったjumpさんは川床の席に移る5分前にお別れ。
お忙しいところお時間を作っていただいて本当にありがとうございました。
また、遊びましょうね。

その後は女4人でぼけと突っ込みの応酬。
楽しかったですよ~。会話の内容は秘密の方向で。うふ。

私はこの日は京都市内に宿を取っていました。
宿泊先は京都センチュリーホテル

京都駅前に立地するホテルなのですが、とても静かで、従業員の方のおもてなしが最高。京都に行く時はまたここに泊まりたいなぁって思うホテルでした。
今回はじゃらんのプランで宿泊。

お部屋はこんな感じでした。

荷物もチェックアウト後も当日中なら無料で預かってくださったので2日目嵐山へ行った私はかなり楽をさせてもらいました。

お部屋に帰ってから魔女さんのお土産を開けてみましたよ。

おいしかったです。これを食べたらまたお酒が飲みたくなったのは言うまでもありません。

枕が替わるとほとんどと言っていいほど目がさえてしまって眠れない&もともと不眠症なので、しっかりと薬も持ってきてたのですが、使う必要もなかったようです。
入浴剤がアメニティでついていたのでそれを入れてのんびりお風呂に浸かっていたら疲れていたのかお風呂の中でうとうと。
危うくお風呂でおぼれるところでした。危ない危ない。

お風呂から上がったら朝までぐっすりでしたよ。


京都・大阪たびにっき。 京都のディープな夜・魔界への誘い その1

2005-09-02 11:04:12 | たびにっき。

魔女さんの「ようこそ…」へTB。この記事の乾杯ビールの中で私の手は…お誕生日席のjumpさんからみて右隣、一番しっかり手が写っているのが私の手。

私が「京都・大阪に旅に行くんです」って話をしていたら

「じゃあ…♪」

ってことになりまして。
こことMixiでお付き合いのあるブロガーさんたちと濃密な夜を過ごしてまいりました。

リアル友人たちには

「怖くないの?」

とよく言われます。
ネット上の知人と会うってとても理解できないことらしいのです。
でも私のブログは読者層がとてもいいらしい。>他のブロガーさん談
私は色々ご縁があって、このブログに来てくださる方と結構な人数、今までにリアル対面を果たしているのですけれど、皆本当に良い方ばかりだし、普段こうして画面上ですが長い時間をかけて、それなりに信頼関係も作ってるし、お互いに書いたものを読んでいて、この日とこういう人なのかもなぁっていう漠然としたイメージが出来上がっているため、今まで逢ったことがなかったっていう気もしないし、違和感も感じないのです。

今回は魔女さん、テドさん、フジコさん、jumpさんと前回行った時は高校生だったので行けなかった先斗町の夜を満喫してまいりました。

一軒目はまんざら亭先斗町店

実はおいたまは別な場所で皆と一回合流してお店に向かうはずが、京都駅のバスターミナルで道に迷いまして(苦笑)バスに乗り遅れ、直接現地へ行くことに。

先斗町の細い細い路地を進んでいったのは良かったんですが、魔女さんから出発前に頂いてたメールに書かれていた目印の

「左手の大きな暖簾」

が見つからず、半泣きになりそうになりながらお店を捜索。
どうやら思っていたよりも先斗町の奥の方に行った所にあったのでわからなかったんですね…。ぐぅ。

乾杯ビールを撮り忘れちゃったんですが京都限定ビール:京都1497をいただいたのですよ。

実はおいたま、あんまりビール好きじゃないんです。炭酸飲料自体が苦手なんですね。実は。
でもこれおいしかったなぁ。飲まず嫌いのビール嫌いは改めようと思いました。

でもビールがあまり好きじゃないだけでお酒はかなりいける口です。はい。
「酔っちゃった(ぽっ)」
なんて無縁です(涙)顔色一つ変えず、淡々と同じペースで飲み続けるので。
水じゃないんだって友人によく怒られます(苦笑)

そのあとはお土産交換会ですから。



さて、ここで間違い探し。上と下の写真はどこが違うでしょう(爆)
おいたまが写真を撮ろうとしていたのにテドさんがすっかり自分の分をキープしちゃっていたのですよ。

 

食べる食べる。そういえば鱧を食べ忘れました。(馬鹿)
おいたまがずっと写真を撮ってたから皆お預け食らってました。ごめんなさい。
話ももりあがっちゃって、ずっと笑いっぱなし。
そしておいたま常につっこまれっぱなし。
やっぱり関西ののり、つっこみはいいなぁっておもいました。
おいたま、基本天然なので、拾われてなんぼ、いじられてなんぼですからね。
でもおいしいところは基本的にテドさんに全部持ってかれました。残念(笑)
あんなに笑ったの久しぶりでしたよ。

で、最後の色々盛り合わせられてるこの写真の右の真ん中に皆はまって。 

無花果(いちじく)の田楽
白味噌よりも赤味噌の方が個人的にはお好みです。また食べたい。家で作ってみたいのです…。

フジコさんが日本酒を頼んだらこんなかわいい切子のグラスで出てきました。素敵。
でもおいたまは日本酒は悪酔いするのでやめておいたのですよ。

最後のお口直し。
結構飲んで食べた気がするけどこんなんでいいの?ってお会計。
東京じゃ絶対にありえない…素敵♪

…食べ物の話題は次回へ続く。


京都・大阪たびにっき。 1日目の観光ルート

2005-09-01 16:25:08 | たびにっき。

ちょうどお昼に京都駅に到着。ホテルにチェックインして、市バスの1日乗車券を買って、いざ観光へ。

まずは銀閣寺へ。
以前に京都を訪れたのは高校3年になる年の春休みのこと。

当時、鹿児島市内の普通科の県立高校には修学旅行がなく、私の学校は夏休みに霧島でキャンプでした。

「修学旅行に行きたいよね」

って話になって、私達の代の生徒会が検討小委員会を立ち上げて。
いろんな旅行代理店から見積を取り寄せたり、生徒や先生方、父兄にアンケートをとったり…etc
頑張った結果、私達の一個下の学年から修学旅行が実施されることになりました。
私たちはご褒美にその下見に京都につれてきてもらったのです。

その時、銀閣寺にも行くはずだったんですが、私が清水寺で迷子になってしまったせいで(苦笑)銀閣寺の閉門時間に間に合わず、中に入ることが出来なかったのです…。10年越しでのご対面。
緑豊かで風も気持ちよくて。ボーっとしながら散策。

その後は哲学の道を散策。

ひたすら歩く。

疲れたらちょっとベンチに座ったりしつつ。
この日5センチのお気に入りのピンクのサンダルを履いてきていましたがそんなのお構いなし。

そしてちょっとお腹がすいたなぁって思ったのでお茶。よーじやカフェ銀閣寺店。

考えてみたら昼ご飯食べてなかったし。もう15時前だし。

お庭がとってもきれい。畳の上で足をのばしてまたぼんやり。

たべました。抹茶とくるみのブラウニーは頑張ったら自分で作れそう。
今度家でチャレンジしてみようと思ったのでした。

更に更に歩を進めて南禅寺。

絵を描いている人がたくさん。
おいたま、画才はないので(美術はあひるだった・苦笑)無理だけど、こういう過ごし方も素敵だなぁって眺めてみました。

お庭でぼんやり。ひたすらぼんやり。

風に吹かれて、最近のことを思い返していました。
この2ヶ月、穏やかだった私の生活にはいろんな変化が訪れていました。
仕事もプライベートも。

どうしていいのか判らなくなるくらい悩んで。
食事がうまく取れなくなり、2ヶ月で10キロ痩せ…。
病気して20キロ太って、10キロ痩せて。
どんなに頑張っても、食事に気をつけても運動しても元より+10キロのメモリからこの何年か一つも動くことがなかった体重計の針が動いて。
医者からもう少し痩せた方がいいといわれていたし、眠れているので体調は悪くないんです。
でも…このままでは自分がまた壊れてしまう。
そんなぎりぎりの状態で京都へやってきたのでした。

一つずつゆっくり片付けていけばいいのだけれどそういうわけにもいかないこともあったりして…。

これから私は笑顔で28歳の1年を過ごすためにどういう風に生きるべきなのか、ずっとそんなことを考えていた1日だったのでした。


京都・大阪たびにっき。 移動編その1

2005-08-30 17:13:21 | たびにっき。

ずっと行きたいと思っていた京都へ一人で初めて新幹線に乗って行ってきました。

28歳で新幹線に一人で乗ったことがないっていうのは会社では大爆笑もの。

新幹線に団体で乗ったことはあるんです。一度だけですが。
でも中学生の時に修学旅行で博多⇔広島間。
それ以来、機会がなく、新幹線には乗ったことがなかったんです。
自分で切符も買ったことがないのでどうやって買ったらいいのかも分からず、今回はたまたま旅行に行く1週間前に高校時代の同級生のくろままちゃんと食事に行く約束をしていたので、くろままちゃんに付き合ってもらってかなりいっぱいいっぱいになりながら切符を購入。
たぶん次からは一人で買えるはず←自信ない(苦笑)

私は実家が鹿児島なので、遠くに行く際の基本の移動手段は飛行機。
10年ほど前に一人でふらっと大阪へ行った時もスカイメイト使って飛行機で移動でした。

会社の同僚には
「飛行機の方が乗るの難しいって。大丈夫。飛行機には乗れるんだから」
と言われたものの、かなり挙動不審な動きを東京駅でしていたに違いない。ええ(苦笑)

新幹線が朝9時台。埼玉にある自宅から東京駅までは約1時間。
金曜日の夜は17時に帰ろうとしたところでお客様の電話につかまり、残業して帰宅したのがかなり遅かったし、とても疲れていたので、朝起きれる自信もなし。
いつも朝は5時頃に起きる実家の父に「明日起こして」とお願いして眠る。

土曜日。
6時半に起こしてくれた父。

でも…

「もしもぅ。やっちゃん、起きてるね?
気をつけていってきなさいねぇ。
あ、おいしいものがいっぱいだからって食べ過ぎないようにね」

だそうで。
さすが私の父。よく分かっていらっしゃる(笑)
あ、鹿児島人の豆知識。
鹿児島人(うちの父の年齢より上の人)の電話の第一声は「もしもし」ではなく「もしも」。もしも~だったらの「もしも」ではないんですよ。

朝7時半に家を出たので、東京駅には結構早めに到着。
京都で夜、人に会う予定になっていたので駅の構内でちょっぴりお土産&本を購入し、どきどきしながら新幹線に乗り込んだ。


購入した本は写真に写っている本 唯川恵 「人生は一度だけ」

28歳の始まり。
今年は笑顔を取り戻すこともそうだが、もう一つ決めていたことがあった。

何事も後悔のないように、今の私に出来ることを精一杯やる

今年は恋も仕事もプライベートも全力投球で自分の気持ちに正直に生きる。
会いたい人には時間を作って、自分がいける範囲の場所ならお金と自分の時間が許す限り会いに行く。
見たいものは見に行く。

あまのじゃくでいるのはもうやめよう。

あの時「私に逢いに来て…」と言えなかった事、すごく後悔しているから。

だから今度私の大事に思う人に何か気になる素振りがあるのであれば、自分から逢いに行こう。
逢える範囲にいる人には時間を作って、自分から逢いに行こう。そう決めていた。