東京タウンウォッチング情報 & 経営コラム 「経営コンサルタント・安岡裕二」の情報とヒント

ホットな街、店の現場から“時代”が見えるタウンウォッチング。経営に関連するヒントを独善的に“切る”短文のコメント。

楽しいタウンウオッチングガイド

東京タウンウォッチング 深川・門前仲町大川端のそぞろ歩き一行

2008-05-17 22:54:59 | 深川・門前仲町
  東京タウンウォッチング 深川・門前仲町大川端のそぞろ歩き一行

  石臼挽きの玄蕎麦を楽しんだ後、芭蕉記念館へ向かう。ふと、目に付いたのがあの「煉瓦亭」のスタンド看板。例の洋食の草分け、銀座煉瓦亭そっくり…やや、という訳で北島さん(日本緑茶センター)が乗り込んで真偽の程を確かめたら…、やはりというべきか、のれん分け第一号の店だった。意外な発見をするものですね。
 さて…、芭蕉記念館から隅田川沿いをそぞろ歩きする。所々に芭蕉の大川端句碑がある。ここらでパチリ、陽気の良い、川風に吹かれて、背景に見えるのがドイツケルンのデザインを真似たという吊り橋。なかなかに優美な姿で、デザインに欧風なイメージがある。この辺りの川沿いは、散策路として、綺麗に整備されており、淺草辺りと随分違う。大川といった江戸の頃の風情と重なるものがある。
 今回は、芭蕉の風雅な俳諧の気分に浸る趣向で、俳句の宿題をお出ししてみた。いました! なかなかに粋なお方が…。ご披露しましょう。
まず(夜半亭・平野さん)から
「清洲橋 青いペンキに 風薫る」…*画像の背景が清洲橋。薫風が季語
「清澄の 池に映えるや 若葉影」…*なかなか綺麗ですね。若葉が夏の季語
次に、山辺さん…季語も分からない位でとへりくだって…
「薫風に 猪牙船偲びに 大川へ」…*ちょきぶね、大川と出る辺りさすが江戸通
「東屋で 新緑めでる インド連れ」…清澄庭園でインド人観光客とご縁
「時そばの 情景浮かぶ 資料館」…*さすが落語に造詣が深い。深川資料館で
「生姜添え 甘酒ふるまう 幾星霜」*深川不動堂参道清水屋おばあちゃん90歳
「護摩焚きや 炎も読経も すさまじき」…*この通り!一度体験お勧めしたい。
…お二方ともなかなかの風流人です。感謝!楽しかったです

コメント (1)
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