東京タウンウォッチング情報 & 経営コラム 「経営コンサルタント・安岡裕二」の情報とヒント

ホットな街、店の現場から“時代”が見えるタウンウォッチング。経営に関連するヒントを独善的に“切る”短文のコメント。

楽しいタウンウオッチングガイド

東京タウンウォッチング ヒット商品番付にアウトレット登場

2008-06-21 21:19:53 | 新製品・商品ネーミング・キャッチコピー
  東京タウンウォッチング ヒット商品番付にアウトレット登場

2008年ヒット商品番付け(日経MJ)から、タウンウォッチング関連を挙げると、東西の前頭筆頭に「アウトレット」と「メトロ副都心線」が登場した。紙面では、「三井アウトレットパーク入間」と「地下鉄新線」となっているが、私の感覚ではこうなる。
 アウトレット業界では「米国系チェルシージャパン」と「三井不動産」の2強と言われ、業界地図が2分化される気配。両者とも着々店舗数を増やし、業績も好調とか。前者は、チェルシーと三菱地所、双日合弁の「チェルシー・ジャパン社」。三井の方はプロパーだが、三菱VS三井の戦いの様相。
 チェルシーは6個所で店舗面積17万㎡1500億円、三井は6個所11万㎡1100億円で、規模売上ともチェルシーが大きい。しかも、最近御殿場を増床リニューアル、好調と伝えられている。
 こうしてみると、話題になった新店という点では入間だが、それだけでは片手落ちの気がする。私は、チェルシーの出店立地戦略が一貫し、将来の増床を前提とした施設づくりに勝れたものを感じている。
 それにしても、消費不況の中でアウトレットが好調なのはナゼか!? 出来過ぎの感もあったが、日本人のブランド好きは変わらず、しかし安く買いたいという心理が背景にあるのではないか!?。
 チェルシー御殿場は、都心から100㎞離れたロードサイドという立地のため、非車族には、東京駅、新宿駅からバスで行ける手段を設けている。「イムスクラブ」では、自然に包まれた御殿場の空気に中で、チェルシー~虎屋工房のウォッチングを実行したいと思案している所です。

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