東京タウンウォッチング情報 & 経営コラム 「経営コンサルタント・安岡裕二」の情報とヒント

ホットな街、店の現場から“時代”が見えるタウンウォッチング。経営に関連するヒントを独善的に“切る”短文のコメント。

楽しいタウンウオッチングガイド

東京タウンウォッチング 庶民派下町グルメ門前仲町「魚三」

2008-04-12 12:19:22 | 深川・門前仲町
  東京タウンウォッチング 庶民派下町グルメ門前仲町「魚三」

 門前仲町の締めくくりは、大衆酒場「魚三」、これぞ庶民派グルメの真骨頂…という超繁盛店。何しろ4時開店と同時に満席になるという繁盛振り。看板を見て下さい。特色を出す為変わった店名や洒落っぽくした居酒屋がはびこる風潮の中で、(大衆酒場)という昭和レトロな“堂々たる看板”が嬉しい。魚屋さんが経営しているとかで、魚中心の大衆価格、職人さんからサラリーマンまで、押すな押すなの繁盛。吉野家のような馬蹄型のカウンターが2個所、メニューの短冊が目一杯張り出している豊富な品揃えと下町らしいキビキビしたおじさんオバサンの2人が手際よく注文を捌く。勿論、精算はローテク、これで間違いない信頼感がある。思わず見ず知らずの職人さんらしいおじさんと故郷談義をしたり、向かいに座った母と娘に声をかけてしまったり、これぞ“袖振り合うも多生の縁”というヤツですね。聞いたら、ちょいと綺麗な母親が娘を連れてきたと言うから、感心してしまった。
 この頃、1人1人が人生ドラマを演じてきた生き様を聞くことに興味を持つようになって来た。誰でも、或る年齢になると人生を振り返って語りたくなるものらしい。
得意と失意、成功と失敗…そんな節目を繰り返しながら、懸命に生きてきたものだ。今は、酒を飲んでも滅多にケンカが起きない穏やかな世の中になったのが良いなと思う。
 庶民派下町グルメという言葉がピッタリ来るお勧めの店ですね。深川不動尊参道入口から永代通りを挟んで向かい側辺りにあります。*店内の撮影はさすがに遠慮しました。
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