今の歌声は

ohtaと申します。M!初演の中川晃教さんに感動してこのブログをはじめました。ゆるゆると更新中。よろしくお願いします。

入魂の演出

2007-03-15 22:25:28 | THE WHO
読売新聞昨日(14日)夕刊、いのうえひでのりさんの記事を読みました。

ロックミュージカル「TOMMY」
入魂の演出


昨年の春に演出依頼を引き受けたそう。
1年前ですね。

翻訳もの、ブロードウェイ版ミュージカルの枠組みを変えないで、やらなくてはいけないことなど、制約もあるけれど、新たな発想も取り込んでいるとのこと。
「映画にこめられた毒や、サイケデリックなポップな感じをぶち込みスピーディに見せたい。洋楽好きな人を失望させたくないから。」と言っています。
















実際の舞台みると、それが実現されているのがわかる。
カラフルな舞台、ポップな画像、ピンボールの場面やアシッドクイーンのところは過剰なくらいのカラフルさですもん!
でも、それが楽しい!
音も凄いしね!(いい、という意味です、もちろん!)
あの音と場面のスピーディーさはPVになれた洋楽ファンを絶対失望はさせない、と思う。
ブロードウェイ版(来日版)とは違うと思います、はいっ!


「自己模倣にはならないように、常に新しいものに挑戦したい」
とも言ってますが、ブロードウェイ進出の興味はまったくない、とのこと。
え~~っ
ちょっとは期待してたんですけど(爆)
だめかあ…
気持ち判るけど(笑)


「自分の世界を持ち込めるなら面白そうだけど、誰もがわかって感動できる作品を求められるに違いないから、目指す気にはなれない」と。


日本にこんな面白い舞台を作ってる劇団があるんだよ、と叫びたい気持ちもあるけど、日本だからできる、ということなのかも。


ところで、今回のこの「TOMMY」
ホントに仕掛けがいっぱいで遊び心が満載です。
だから、客席ももっと弾けたらいいのになあ…
ピンボール、飛んできたら弾き返すくらいの遊び心を持って見たいです。
でも、ピンボールが飛んでくるような席にまだ座ってないからな~私。

ピンボールは弾くもの。肝に命じよう!(爆)
遊び心満載の演出だから、観る側も思いっきり楽しみたい。


っと、新聞記事から横道にそれちゃいました(笑)