新谷研究室

新谷研究室の教育・研究・社会活動及びそれにかかわる新谷個人の問題を考える。

つらい一週間

2008年02月24日 19時46分18秒 | 管理・運営
今週はともかくしんどかった。
18日はコロキウムにちょっと出て、教授会の打合せ、事務処理をしたあと、サークル顧問等会議。体操部顧問としての出席なのだが、教育担当のY副学長と学務部の事務職員が前に並ぶ一見大衆団交風。伊都キャンパスにサークル用施設をどう置くかという会議なのだが、不思議な会議になっている。
ある人の発言によると、新施設の要望を施設部に言うと学務部を通してこいと言われたそうな。つまりサークル⇒学務部⇒役員会⇒施設部という流れになっている。
役員会も施設部も直接民の声は聞かずに済む。学務部(&Y副学長)は民の声を役員会に伝える村役人の役割をするが、同時に役員会のお触れを伝達する役割でもある。だから、この会議はぜったいに成果を見ない構造になっている。ここで議論したことは聞き置かれるだけになってしまうのだ。これが今のQ大の管理システムなのだろう。
いろんな意見を聴いているとそうした構造の難点がよくわかった。文系サークル、演劇部や、音楽系サークルは適正な規模のコンサートホールが欲しいという。そりゃもっともだ。稽古場自体が不足しているのみならず、公演の場を探すのも一苦労のようだからだ。これは素敵な要望だ。伊都キャンパスにコンサートホールがあれば、地域と大学を結ぶ拠点になるだろう。地域に貸し出してもいい。ビジネスにもなる。受験生にも魅力的だろう。
同じことは体育系にも言える。ラグビー部が言ってたが、試合のできるグランドが欲しいのだそうな。試合ができるというのは観客も入るという意味だ。なにしろ七大戦の主宰ができないのだ。我が体操部も毎回他の施設を借りて行っている。自前の会場でできれば、と思うのだが、そうはさせてくれない。理由は明確だ。現在の六本松と全く同じ規模の施設を伊都に作るんだと。なぜ先行投資で今のものより大きなものを作ってみようと思わないのだろうか。
Q大の教育理念とは所詮こういう程度のものなのだろう。
19日は例のよくわからない呑み会で、県内の大学の学長3人、Q大副学長、名誉教授なんぞがシニアで、現職部局長なんかがジュニアとなり、今年で定年退職をする本部局長なんかを引き渡す祝賀会だった。
水曜はもちろん教授会。学位審査がかかっているので、敢えて欠席しないように呼びかけたのが功を奏したのか60名以上の出席を得た。ここで、K副研究院長の割愛を承認したり、O教授のために規則改定を行ったり、神経の疲れること。
21日は身体をいたわり、22日はM教授の割愛ということで訪れたN大学の研究科長を迎えたり(そうだ、また1人引き抜かれる)、次期副研究院長を誰にするかとか、総長選挙をめぐる密談をして神経をすり減らした。23日は某NPOのイベントに参加。教育現場への不満を新たにしてしまった。(別稿)
今日くらいは、ということで1日ぐうたらにしている。なかなか原稿に手が着かない。

わたしのリハビリ闘争 最弱者の生存権は守られたか
多田 富雄
青土社

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