新谷研究室

新谷研究室の教育・研究・社会活動及びそれにかかわる新谷個人の問題を考える。

バタバタと…

2005年11月03日 08時34分45秒 | 教育・研究
 2日は午前中に福岡市家庭教育支援懇話会という会合が市役所であった。僕は副会長、会長は2階のY坂センセ、委員には実践臨床心理専攻のM崎センセもいる。
 この会議の委員はそれぞれいろいろなところで活躍された方々で(校長、PTA、民生委員、教育相談……)それぞれお話が長い。僕は「副」だからじっとしているのが仕事。話の流れを発言者別にちょぼちょぼメモを取ってポイントをつかみ、コメントしたい書き込みに赤丸をつけて準備。11時40分という時間と話がふっと止まった瞬間を見て、発言する。基本的にはすでに発言された方々の意見をもとにしているので、とりあえず人の意見を持ち上げるところからはいり、自分の意見にまとめて持っていく。
 中学校の校長先生が子どものことは子ども自身にさせようとか、部活が邪魔をするので、何か仕掛けをつくろう、と現場からの問題提起をされたので、そのあたりから理論を展開した。ベースには民俗学的教育史における「一人前」論がある。で、子育ての目標を15歳で一人前にすることに置くこと、子どもをおとなが抱え込みすぎている現状を批判し、いかに自立への道筋を作るために手を抜く方策を立てるか、について一般論を展開する。そして家庭は育支援のための事業を福岡市はたっぷりしていることに言及し(資料が配付されている)、中にはアリバイ的な事業もあるが、それらについてはここでは不問に付し、いい事業であるにもかかわらず市民に周知されていないことが第一の問題点であることを指摘する。それから、そうしたサービスから疎外されている子どもや親たちこそが実は支援事業を受けなければならないのだから、その視点を重視するよう意見をまとめた。そしてM崎センセが付け足してくれたくらいのところでY坂会長が全体をまとめ、ちょうど12時に終了。見事な会議の終わり方であった。
 お昼は加辺屋本店で五段重ねを食べる。本店のくずかけそばは絶品なのだが、今日は定番の五段重ね。
 地下鉄の中で携帯を見るとY谷部門長から電話が入っている。ややこしい問題かなと思ってとりあえず大学に着いて返信をすると教職課程準備室でお待ちであった。そうそう、大学のそばにかつてオムライスのうまい店があったが、あのあとにまた店ができていた。今度行ってみよう。
 ともかくY谷部門長に会うと本部にいろいろ掛け合いの電話しろ、という。要するにO竹助手と談合してアチキを電話係にしようということだった。ともかく、そんなことを終えてややあると、本部企画のY口さんから電話があり、この問題について微妙な動きとなった。
 一方、研究室では鹿児島のM本さんが待機。今日15:00から学位論文の調査会なのだ。そうしたら研究院長から電話があり、打ち合わせの呼び出し。T副研究院長
と3人+庶務のSさんとで密談。その後再び別件で3人で密談。
 15:00を少しまわったところで審査会をする。審査委員にはT副研究院長にも入ってもらっていたので人集めや連絡にバタバタせんでよかった。恙なく終了。で、夜はもつ鍋を囲んで別件の会合。二日続けて同じもつ鍋を食すという感じでもつ鍋を堪能した。しかも12月の予約も入れて合計7~8万円くらいの貢献をしたことになる。先般この店の女将が電話してきた営業は成功であったということになる。この店?春吉の「ふか川」。以前にも紹介したとは思うが、もつ料理の能書きが滔々と書かれ、解放の父松本治一郎の写真が掲げられている。和風の作りではあるが、ソウルフードもつ鍋を象徴してジャズが流れているのだ。
 
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